ゲーム VR映像 現在のゲーム開発会社、映像会社はVRについてどんな動き見せているか?

image022急増したVRの企画

記事を読んでいただきありがとうありがとうございます。今回の記事は、VR映像がテーマです。ゲーム開発会社や映像制作のいらっしゃる方であればご存知だと思いますが、現在VR系の案件が急増しています。とあるゲーム会社の経営者の方に聞いた話ですが、現在新規の問い合わせの3割以上はVRに関連する案件であるといいます。いよいよVRコンテンツが市場を賑わす予兆がありますが、この流れに乗ってVRコンテンツを開発するか、それとも全く興味がないか、企業は二極化している印象を私は持っています。今回の記事では、VR開発について、それぞれの企業が何を課題とし、何を求めているのかを書きたいと思います。

shutterstock_116109379ゲーム会社、映像制作の会社にとっては新しい活路になるか

オキュラスやplaystationVRなどの登場によって、いよいよ迫真性を帯びてきたVRコンテンツですが、ゲームの会社や映像制作企業の中にはVRに新しい活路を見出している企業も存在します。映像制作の世界では、このラクジョブ新聞でも再三取り上げている遊技機案件の激減や、テレビ離れによるCMの本数の減少が要因となり、危機感を感じている企業も存在します。一方でゲーム会社の中でも、ソーシャルゲームの市場の飽和状況の中、何か新しい事業の柱になるものを探してVRに行き着くというパターンが多いです。

こうした企業にとっては、今のタイミングはVRで何が収益につながるのか、模索しているタイミングです。ビハイアではVR関連の開発会社の紹介も行っていますが、どこの企業も、何か具体的にテーマが決まって話すというよりはひとまずアンテナを高くしておきたいということで紹介のご相談をいただきます。

shutterstock_180754775広がる表現の幅

VRは応用範囲の広い技術です。ゲームから建築、サービス業、プロジェクションマッピング、教育や介護の領域など、ビジネスにつながりやすい領域は無数に存在します。ゲーム業界や広告映像の世界に行き詰まりを感じVRに可能性を見出しているような企業にとっては、この選択肢の広さが1つの悩みではあります。現在の状況は、どこの企業も模索中という感じですので、あえて今まで会ってこなかった業界の企業の話を聞いてみるのも悪くない選択です。特にVRについては、ゲーム会社でリアルタイム映像は得意だがプロジェクションマッピングの企画はできない企業が、企画の会社と引き合わせをしたことですんなり仕事がまとまったり、あるいは今まではCMを手がけていた企業がゲーム会社との間でオープニングの仕事がまとまったり、そういった例もあります。あまり先入観にとらわれることなく、幅広い視野を持って情報交換してみてください。

tokoi_kouryukai-1024x577VR交流会を開催のお知らせ

さて、これからが楽しみなVR界隈ですが、ビハイアではこの流れを加速するために、VR開発について企業交流会を開催する予定です対象は主に映像制作企業ですが、企画会社、ゲーム開発会社でも歓迎します。去年の11月にも開催し、今回は二回目の開催になります。前回はまだVRについてあまり盛り上がっていなかった時期なので、VRのマーケットはどのくらい伸びるのか、健康への影響はどの程度あるのか、といった話題が中心でした。今回は具体的な仕事の話につながる交流会になるはずです。VR映像で質の高ものを作ろう思えば、クリエイティブ面はもちろんですが企画力もエンジニアリングも重要になります。それらが全て揃っている会社はまだ少数ですので、企業どうし補い合える交流会になればと思います。開催概要は以下の通りです。申し込みはフォームよりどうぞ。

※写真は前回開催時

◇VR映像制作会社/ゲーム開発会社の交流会

日時:4月22日(金)19時から
(変更の可能性あり)

場所:ビ・ハイアオフィス4階
→東京都港区南青山3-2-2 南青山MRビル4階になります

会費:完全無料です
定員:30名

参加資格:VRに関わる・興味がある会社の役員の方

・・・お気軽に御参加お待ちしております。

【参加方法】sanka@raku-job.jp に

・氏名
・役職
・部署
・メールアドレス

を添えてお送り下さい。