ゲーム開発 SES 採用と営業について ゲーム開発に欠かせないSES企業の最近の動向とは

記事を読んでいただきましてありがとうございます。今回の記事はSES系の企業について記事を書きたいと思います。SESといえばシステムエンジニアリングサービスの略称です。SES系の企業は現在ではゲーム開発において欠かせない存在になりつつあります。いくら大きな企業であっても、急に欠員が出てしまった、リソースが数名だけ足りない、ということはいつでも起こり得るものです。そんなときにSESはピンチヒッターになりまます。特にゲーム業界に特化しているSESにはスキルが高い人材が所属しており、心強い味方になってくれます。受注している企業も存在し、そんな企業は日本のゲーム開発の一翼を担っています。

Business man running away from a huge hand conceptSES企業はなぜかイメージが良くない??

そんなSES企業ですが、なぜか人材からも企業からも、イメージがあまり良くなかったりします。人材を他企業に出向し、案件のうち一定の割合を回収するというモデルは、ともすれば中抜きをしているだけではないのか、派遣事業とやっていることが同じではないのか、と思われてしまうのでしょう。

実際にはSESの企業と言っても、タイプは様々です。確かに、単にエンジニアを束ねて、色々な業界の案件を受けている企業もありますがそうではなくその会社なりの理念をもちSES事業もコンセプトを持って運営しているような企業も存在します。業務系のシステム開発などもやりながら、一部ゲーム開発をやるような企業もあれば、ゲーム開発に対してこだわりをもち、ゲーム案件を中心に受けている企業もあります。人材に対する向き合い方にも色々なパターンがあり、キャリア相談やスキルの育成など人材にたいしてバックアップをしっかりと行う企業もあれば、そうしたことはほとんど行わないドライな企業も存在します。SESというだけで一絡げに見ることはできないのです。私も色々なSES企業の方とお話をする機会がありますが、人事にたいするスタンスは企業ごとにまったく違っているということを感じることがあります。優れたSESの企業は人材を大事に育成し、本人の適性と会社とのマッチングを重視しています。そうした企業と繋がりをもっておけば、頼れるパートナーになってくれるはずです。

shutterstock_116109379案件が豊富で人材がいない、のが現在の全体の傾向

現在のSES系企業の傾向は、「案件はたくさんあるが、それにたいする人材が不足している」という状況です。どの企業も似たり寄ったりな状況で、弊社に求人のご相談をいただくケースも多々あります。もともとゲーム業界は人材が慢性的に不足している業界ではありますが、今年はとくに採用がしづらい年です(例年よりも有効求人倍率が格段に高く、企業にとっては人材を獲得しにくい)。そんな中で求人を考えているのであれば、ある程度の予算をかけて、情報発信量の増大とSEO対策を並行して行ってください。中途半端にお金を賭けるだけだと採用出来ない可能性もあり、予算が無駄になってしまいます。

shutterstock_362387999同業他社との繋がりを強化するのもアリ

こうした状況は、人材ありきでしか成り立たないSES企業にとっては難しい状況です。こうした時にSES企業がすべきもう一つの事は同業他社とのつながりを確保しておく事です。お互いに案件や人材の情報を交換し、必要に応じて協業することで、より効率的に事業を展開することができます。担当者同士で、アナログなつながりを持つといいでしょう。信頼の持てる企業だと判断したところとだけ取引をすることができます。弊社で、「SES企業経営者交流会」というイベントを開催する予定があります。ゲーム業界に特に強いSES企業を集める予定です。興味のある方はチェックしてみて下さい。お互いの会社の得意分野、案件を受ける時のスタンスなどについて話しながら、いい協力会社を探してもらえればと思います。

【SES企業交流会開催概要】

・場所:弊社オフィス 東京都港区南青山3-2-2 南青山MRビル4階

・日時:4月7日午後7時〜午後8時

・参加資格:ゲーム開発案件をやっているSES企業

・役員の参加が必須です。各企業2名まで参加可能

・費用:完全無料

参加する場合は以下のフォームよりお問い合わせください。

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