ヒットすれば大きいコンテンツやIPですが、お客に浸透するのはほんの一握りです。今回は、駄菓子を使ったコラボによるメリットに関してです。主なメリットは、価格、販売店の多さ、知名度の高さなどが挙げられます。
価格帯の安さ
駄菓子は、もともと小さな子供が少ないお小遣いの中で、買ってもらえるかということを考えて作っています。そのため、価格帯も近年、価格が上昇してきたとはいえ、数十円から、数百円ととても低価格なものがほとんどです。また、駄菓子に関しては古くから販売されているものが多いため、幅広い客層の目にとまるでしょう。
展開店舗の多さ
駄菓子は、様々なところで販売されています。主に、スーパーやコンビニなどがあります。コンビニに関して大手が、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート、サークルKサンクス、ミニストップになります。そして、それぞれ全国の店舗数は
セブンイレブン 17491店舗
ローソン 11653店舗
ファミリーマート 11217店舗
サークルKサンクス 6328店舗
ミニストップ 2143店舗
(配信元 https://radiolife.com/tips/5812/)
という結果となっています。この5大チェーン店のみで、48886店舗になり、それに加えて、他のコンビニやスーパーマーケットなどが入ってくるため、かなりの規模への展開が可能となります。
元々の知名度の高さ
駄菓子は、長年親しまれているということもあり、今ある商品の多くはヒット作になります。例えば、うまい棒で言えば、年間5億本ほど販売されていますし、ビックリマンチョコに関しては年間約4億個の販売になるなどのものもあります。この他にも定番の駄菓子はいくつも存在します。
アニメにより注目されている駄菓子
2016年冬アニメで「だがしかし」というアニメが放送されました。いろんなメディアで取り上げられ話題になっている作品です。このアニメの中では、各話で駄菓子が紹介されています。うまい棒やポテフ、きなこ棒、生いきビール、ブタメンなどなど数々の駄菓子が出てきます。そのため、駄菓子の各商品に関して、注目してみている方が増えているという状況です。(画像は公式サイトより)
IPを育てる上で、アナログなアプローチも重要
最近は、ソーシャルゲームが毎日のようにリリースされる一方、毎日のようにサービス終了のものもあり、自社コンテンツを育てるという事はなかなか難しい状況です。中にはそもそも会員数が集まらないものもあったりします。他にも、自社のキャラクターで展開していきたいという企業もあり、様々な会社でいかにしたら自社IPを育てられるかを考えていると思います。ソーシャルゲーム業界で言えば、他の人気アニメタイトルとのコラボや他のソーシャルゲームとのコラボということも可能ですが、キャラクターの展開であれば、アプリやソーシャルゲーム、LINEスタンプなどのデジタルを使った展開とともに、商品とのコラボなどのアナログ的な展開も行えるといいのではないでしょうか。そして、その点で、価格帯が安く、多くの数が多くの店舗で展開でき、老若男女に親しみ深い駄菓子は最適ではないでしょうか。
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