社員の声って？
記事を読んでいただきありがとうございます。求人広告媒体の運営を仕事としているといろんな会社の求人情報ページをチェックすることが多々あります。そんな中で多くの会社でこれを取り入れると、もっと人が集まりやすいのではないかといった応募自体の純増もさることながら、応募者と会社のミスマッチを減らすためになるということが見えてきます。それは自社でも運営した結果わかったことでもありますし、いろんな会社の方にアドバイスをさせていただいて、実際に成果が上がったと言うことも多数あります。
今回はそんな中から、社員の声について記事を書いていきます。社員の声とはどういうものなのかというと、要するにスタッフインタビューです。実際に働いている人の生の声をひとつのコーナーとしてもいいですし、ひとつの記事としてもいいですし、それぞれの職種の紹介というところで掲載しても良いでしょう。社員の声を掲載する理由は何なのか？それは単純に実際に働いている人のメッセージは、大勢の人に向けたメッセージと違い、実際の現場の生の声として求職者の人にとってイメージがわきやすいからです。特に社長が思いもよらないことがモチベーションであったり、いちおしのポイントになっていたりするので、社員の生の声を聞くということは、スタッフが何をどう考えているのかを知る上でもオススメです。
どのように載せるのか
基本的にはインタビューをしたテキストを書き起こすとともに、ターゲットとなる求職者に対して興味を持ちやすい構成でレイアウトしましょう。そのときに写真を5枚以上掲載し、スタッフ自身の撮影はもちろんのこと、話に上がった仕事場の風景であったり、社員旅行などの情報も写真などがあると、ページを見にきた人がイメージしやすくてオススメです。その際なるべくテキストの量を多めにしつつ、随所に写真を入れながらレイアウトをしていくと、読み手が飽きずに最後まで読みやすくなるので、読み手にとってもすっと入ってきやすい状態を作ることが大切です。また求人広告ではできなかった動画を組み込むことも、自社の採用情報では簡単に導入できます。しかもいちいち動画ファイルを自社のサーバーにアップしなくても、Youtubeにアップすることで容量自体を気にする必要はさほどありません。ただ無料のサービスではあるので、突然消されたりしても文句は言えないので、元データだけはどこかに保管しておきましょう。
自社で構築する以外にも、求人広告などを提供している会社が提供しているサービスで、自社の求人ページをインターネット上で必要な箇所にテキストを入れたり画像を登録することで構築できたりします。ただこれには一長一短があり、大手のパブリッシャーなどで導入しているところは多いのですが、自社の求人情報ページ経由で応募してきた人の管理がしやすいという点は人事担当者からすると便利でしょう。複数名いる人事担当者の進捗状況がいつでもわかるということも、オススメできるポイントの一つです。もちろん費用はかかりますが、それを超える利便性があれば導入するのもありかもしれません。いくつか似たようなサービスがありますが、SEO対策としてもきちんと出来ているサービスが良いでしょう。特にドメインが別物になる場合がほとんどなので、自社ドメイン配下に組み込めるサービスであると、SEO対策もしつつ簡単でお手軽に求人情報を構築し、新規作成や更新、掲載停止なども自由自在なので、人事担当者が複数いて応募数も多い会社であれば導入のメリットは少なからずあります。
不便な点としては、当然ながら自社の求人情報ページにもかかわらず一定のデザイン、一定の項目になってしまいがちなのでそういう意味では自由なページ作りができません。自社ページの一番の強みは自由にコンテンツをいくつでもどんな形でも作れることなのに、その自由が奪われてしまっています。そこは長所と短所のトレードオフではあると思いますが、あえてコストをかけなくても自社内で十分運用する方法はあると思います。
オススメの運用方法
どういう運用方法があるのかというと、Webサイトを構築してくれる外注先に依頼して、更新のためのシステムも含めて構築してもらうという方法もありますが、弊社でも導入している方法として、無料で利用可能なワードプレスを使用するということをオススメしています。特にデザインに関しては社内でできる人がいない場合は外注する必要があるかもしれませんが、一番重要なのはコンテンツを定期的に更新していくことです。そのためにもブログ形式でコンテンツを増やすことのできるワードプレスはオススメです。
社員のインタビューを動画にして掲載するという方法も良いでしょう。それを書き起こして別のコンテンツと掲載すればSEO的にも効果が見込めます。いずれにせよ一番重要なのは求職者目線で必要な情報を提供できているかということです。まずはここを抑えましょう。そして継続的にコンテンツを更新し、積極的に情報を配信していくことが重要です。良い出会いのためにもぜひ実践してみてください。
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