記事を読んでいただきありがとうございます。今回はこれまで数多くの採用情報を見てきた中で、ここだけはおさえておきたいという点について書いていきます。求人サイトを運営しているとどうしてもいろんな会社の自社求人情報をチェックすることになりますが、そこまで手間も費用もかけずに自社求人情報がより効果的に見せる方法があります。それについて書いていこうと思います。
動画を活用しないとどうなる？
動画と言われてすでに活用しているよ！という会社があればそれはすばらしいことですので、ぜひこれからもどんどんと継続していってほしいと思います。動画といわれてぴんとこない方向けに、その活用方法をお伝えしていきます。動画の活用とは、単純にビデオカメラで撮影してそれをYoutubeにアップして、自社ホームページ上に埋め込むということです。なんだ簡単なことじゃないかと思われた方は是非今日、今からやってみて下さい。早く始めれば早く始めた分効果が出ます。遅ければ遅いほど効果が出にくくなります。
それはなぜかというと、動画はこれから多くの企業で活用されることが見えています。写真とテキストのみで伝えてきた会社の情報を、インフラが整備され、携帯でさえ動画を閲覧すること自体になんのストレスもかからなくなった今、動画を活用する土台が十分すぎるほど整っているからです。そして徐々にではありますが動画を活用することで、求人でも仕事の受発注においても成果を出している会社が増えてきました。まだ数が少ないので気づいていない会社も多いですが、これがだんだんと当たり前になっていくでしょう。特に大手の企業が全力で始めてしまうと、資金力で劣る中小企業は余計に厳しい状況に晒されてしまいます。それだけにどうしても早くやり始める必要があるのです。
動画は効果があるのか
これはすでにビ・ハイア自身で試してすでに成果が出ています。面接数や応募数は減りましたが、採用数は増えました。なぜ面接数や応募数が減ったのかというと、それまで実施していたリクナビやマイナビの新卒向け媒体へ掲載すると、エントリーや応募はべらぼうに来ますが、そこから精査し面接を実施し、最終的に残る数を考えてみると、結局動画の時よりも少なかったというのが実際のところです。なぜそうなったのかというと、単純に情報量の違いというのが大きいでしょう。どうしても文字と画像だけで多くの企業が募集をするなか、自社の良いところ悪いところ、向いている人向いていない人など伝えたい情報がやまほどあるのに、それが文字数や画像数で入稿の際に規制されてしまっていてはすべてを伝えようがありません。
となるとそういったとりあえず就職したいという人も含めた膨大なエントリーを捌くぐらいであれば、動画をしっかりと閲覧した人がエントリーして面接に来る方がよほどミスマッチが少ないと言えるでしょう。動画で伝えられることは会社の雰囲気だけではなく、その伝えている人のしゃべり方や声色、表情、背景にある会社の雰囲気といった文字には出来ないものがたくさんあります。それらを受け取った人たちが実際に仕事をしたいと思って応募するのと、いろんな会社と同じフォーマットにおいて求人を行うのでは相当な開きがあります。だからこそ動画を活用したらミスマッチが減りますし、それによってお互い無駄な時間を浪費しなくて済みます。これは会社にとっても求職者にとってもメリットがあることです。
求人広告の効果を上げるには
ここまでの話を総括すると求人広告ではミスマッチが生まれやすいと思われると思います。それはある意味正しいですし、実際に起こりうることです。求人広告自体意味がないと思われるかも知れませんが、今のところ求人広告の良いポイントとして、集客をしてくれると言うことと、大手パブリッシャーと違って受託開発を中心に行っている会社に対して、求人広告媒体を利用することで知ってもらうということがあげられます。多くのクリエイティブな会社はスタッフロールを見れば、どんな部分を担当している会社なのかが表示されていますが、中にはそういったことを記載できない契約になっている会社もあり、実はあの有名タイトルを手がけた会社はここだったと知ることが出来ます。
知ってもらうことと集客をしてくれると言うことが求人広告媒体を利用するときのメリットとしてあげられますので、それを利用して自社ホームページを見に来たときにしっかりと情報を伝えることでミスマッチが減りより自社にマッチした人材が応募しやすくなります。情報の伝え方として、テキストや写真を充実させることはもちろんのこと、動画も利用することでより自社の情報を伝えてさらに良質な応募を増やしましょう。自社採用ホームページを充実させることで、リニューアル前に比べて5割以上応募が増え、採用数も5割増し以上になっているという話も聞いています。動画と求人広告を併用することは、とても有効な手段なので是非活用してみて下さい。良い人材が良い作品を作ることで更に業界発展していくと思います。最高の人材との出会いを心から祈っております！
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