NGな履歴書ばかり来てしまう採用担当の方へ・・・

FullSizeRenderヤバい履歴書、見たことありますか?

「ヤバい履歴書見たことあります?」と聞くと、大抵の会社さんが「実は結構あって・・・・・・」と言います。「ヤバい履歴書」とは、履歴書としてあまりに体裁が整っていないものを指します。例えば文章が破綻している、文字が汚すぎる、写真が暗い、写りが悪い、などなど・・・左の漫画でも一例をあげましたが、その他に「データで送ってくれと伝えたら、紙の履歴書の写メが送られてきた(しかも解像度が悪い)」「文章が顔文字だらけ」といったものもあります。こういったエピソードは話のネタとしては面白いのですが、採用は遊びでは無く真剣勝負。笑い話にはできません。今回は、こういう「ダメな履歴書」に人知れず悩む会社さんのための対策記事です。

ダメな履歴書は一定数来る

人事採用担当者の方々は、こういったダメな履歴書を見ると「自社HPが悪かったのかも」「求人媒体を間違えたか?」「やっぱりうちみたいな小さいところは・・・」などと不安を抱えてしまいがちです。履歴書を見る作業はただでさえ疲れますが、この「ダメ」に当たったときの疲れ方と言ったら尋常ではありません。しかし・・・心配ご無用!変な履歴書、ダメな履歴書というのは、会社の大小に関係無く必ず一定の確率で来てしまうものなのです!!因みにクリエイティブ方面の仕事を一切していない弊社のような会社にも来ます。あまり安心できる情報ではないように聞こえますが、「御社だけではない」「来るものはしょうがない」と理解するだけで全く気持ちは違ってくるのではないでしょうか。

「良い履歴書」を増やすことを考えよう

「一目でダメな履歴書」は会社の規模に関わらず、一定数は必ず来てしまうものです。ですから、「ダメ」を減らすのではなく「良い」を増やすことに力を使って下さい。基本的に、応募から決まる採用の確率は、職種によるとは言え10〜15人に1人です。つまり「良い履歴書」は10枚に1枚くらいと考えて、そもそもの応募を増やすことが最終的に「良い履歴書」を増やす方法にも繋がります。応募を増やすには?といえば方法はいくつもありますが、基本的には露出を増やすことと自社の情報を増やすこと。それぞれの方法について詳しく見てみましょう。

露出を増やす=求人広告・・・なのか?

私達は求人広告会社なので、「露出を増やせば応募は集まります!バンバン求人広告を出して下さいね!うちに!!」と言うのは簡単です。またそれが一部真実な面も確かにありますが、必ずしも全ての会社さんが求人広告という方法を採れるわけではありません。求人広告が特に効果的なのは「採りにくい人を採る時」と「沢山採用する時」です。出来る限り沢山の人達に記事を見てもらえた方が、当然ながら応募も多いという理論ですね。有名なスタジオやメーカーが求人広告を出さなくても沢山の応募を集めるのは、当然ながらこの理論が働いているためです。しかしその分「ダメな履歴書」も尋常な数では無く来ているのですが・・・。

ですから、もし御社がそういったニーズで無い場合、または求人広告を検討していないという場合は、例えば求人ではない広告(バナー出稿など)を出してみるなど自社に注目を集めるように工夫してみて下さい。ゲームやアプリ制作会社であれば、自社コンテンツの中に広告を出すという方法も考えられます。

Businessman choosing the right door自社の情報を出すとは何か?

また、自社HPだけで募集する場合も、自社HPに情報が沢山ある会社と更新が数年前で止まってしまっているような会社では全く応募率が違います。前者の方が圧倒的に応募が増えるわけですね。どんな仕事をしているか、会社の雰囲気はどうか、一緒に働く人はどんな人か、会社はどんな夢を持っているか・・・こういった細かい事柄を書いてゆくだけで人材の安心感は飛躍的に増します。何も秘密事項や特別な事を書かなくても大丈夫です。人は情報があればあるほど、その会社に対して親近感を抱く傾向にあります。

採用はとにかく数に尽きる

以前も書きましたが、採用にあたって最も危険なのは「良い人がいたら採る」という態度です。「良い人」がフラフラと御社に応募してくるということ自体がどうしても低確率ですし、応募が来てもその後他社に取られない保証もありません。だからこそ採用は、とにかく多くの人数の目に触れる事、そして多くの情報を発信し続ける事が何より大事なのです。だからこそ採用活動とは大変で疲れる作業であり、そして私達のような採用協力会社が存在します。手間がかかり、時間がかかる。どんな仕事もそうですが、特に採用は投下しただけの努力が返ってきやすいからこそ、皆さんに挑戦していただきたいと思っています。

toiawase-1024x226-1