ゲーム業界の人材採用 受託開発会社が経験者を採用するためにすべきこと 無名の企業が社員を3倍にできた理由

ホントに採れるの〜〜??

ホントに採れるの〜〜??

無名のゲーム開発会社が社員を3倍にできた理由。ゲームの受託開発会社の社長や採用担当に話を聞くと、どうもWEB求人媒体に不信感を持っている会社が少なくないようです。でも考えてみて下さい、本当に不信感通りの採用力しかないのだとしたらリクナビもラクジョブも存在してないはずです。ゲームの受託開発会社は求人広告で人を採用することは全くできないのかというと、もちろんそうではありません。もしそうだったらラクジョブはなくなって、ビ・ハイアは倒産しています。実際どことは言いませんが、大手企業がゲーム業界専門の求人サイトを立ち上げたが、いつの間にかシュリンクしていたという話は少なくありません。採用力と知名度はある程度の相関性があります。

要らない物は叫んでも伝わりません

要らない物は叫んでも伝わりません

そういう話をすると、「求人サイトとして一番有名な〇〇を利用した、大手の××に掲載したが採用できなかった」という声も聞こえてきそうですが、一番大きなサイトだから一番採用できるわけではありません。単純な話ですが、あなたの会社は、ガンホー、ミクシィ、コロプラより魅力的ですか?ゲームアプリの上位5位以上は月商20億円以上(メタップス調べ)ですが、あなたの会社の月商はいくらですか?ソニーの売上は9,792億円、任天堂の売上は5,717億円、バンダイナムコのHDの2,615億円(。あなたの会社の売上はいくらですか?そんな会社と比べて、あなたの会社からはいくらの年収を提示できますか?ファイナルファンタジー、ドラゴンクエスト、ポケモン、マリオ、ゼルダより面白いゲームを作ることができますか?戦う相手を間違えてはいけません。同じ戦場に誰がいるのか考えてください。

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あなたの会社はパズドラより有名なゲームを作っていますか?

では、大手の求人サイトではなく、マイナーでニッチな求人サイトを利用すれば採用できるのかというとそうではありません。こちらのブログにも書きかしたが(https://raku-job.jp/news/companyrep/124/「アニメゲームマンガクリエイター 採用成功確率72%〜83% ラクジョブ調べ」)「アニメ・ゲーム・マンガ業界のクリエイター採用」というところにまで専門特化しても必ず採用に成功するわけではありません。

では、採用に成功している会社とそうでない会社の違いはどこにあるのか。それは「どんなことをしている会社かちゃんと伝えているかどうかです。」実はこの点をしっかりできてさえいれば、自社企業HPの採用情報からだけでもクリエイターが採用できる可能性さえ十分ありえます。

企業HPがしっかりしていると広告をかけなくても採用出来るときがあります

企業HPがしっかりしていると広告をかけなくても採用出来るときがあります

まずはあなたが掲載している求人広告を見てみてください。あるいは自社ページの求人情報を見てみてください。自社ページに求人情報がない人が論外です。HPがない会社も論外です。知られていなければ採用という結果は絶対に生まれません。今すぐ作ってください。

さて、そこにはなんて書いてありますか?「私たちはゲームを開発する会社です。この度事業拡大のためゲームプログラマーを募集します。」「CG制作会社です。若くて元気な3DCGデザイナーを募集します。」多かれ少なかれこういう書き方をしているのではないでしょうか?だからあなたの会社には誰も応募に来ないのです。確かにそれは事実かもしれませんが、それを見た求職者、転職希望者には何が伝わりますか?何も伝わりませんのね?あなたならそこには応募したくないですよね?なら、その求人広告を今すぐ変える必要があります。

あなたの求人広告や採用HPをみた人は不審がってるかもしれません

あなたの求人広告や採用HPをみた人は不審がってるかもしれません

しかし、だからといって嘘を書くのは逆効果です。求人広告には、社員全員がにこやかに楽しげな写真がよく使われます。しかし、この手法はもう見破られています。「笑顔あふれる職場」はみんなが楽しく仕事している職場ではなく、「求人取材に協力的な会社」だと見抜かれています。よしんばそれで採用できたとしても、入社してから「イメージと違う」「別にここじゃなくてもいいよな」とすぐに離れてしまいます。もちろん、給与や労働時間で嘘をつくのもNGです。

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こんな笑顔あふれる職場嘘っぽくないですか、、?

では、どうすればいいのか。難しいことはありません。あなたの会社のいいところをPRすればいいだけです。「自分たちの会社のいいところがわからない」という悲しい声も聞こえてきそうですが、安心してください。いいところがない会社は生き残れていないですし、ましてや求人広告にお金をかける余裕もありません。「求人広告にお金を出せる」だけでも会社にいいところがあり、それゆえに仕事が入ってきて、人も働き続けている証拠です。

ならば、「あなたの会社にはいくらでもいいところがある」という前提で、しかし、その良さがわかっていない。ならば、周りの人に会社の良さを聞いてみてください。社内の人でも、クライアントでも、外注先でも、仲のいい協力会社でも、求人広告会社の担当者でも誰でも構いません。そうするとあなたの気づいていなかった会社のいいところがいくらでも出てきます。あとはそれを記事に書くだけです。作ろうとせず事実だけをちゃんとください。

あなたの会社の良い部分をしっかり伝える。それが意外とできていません。

あなたの会社の良い部分をしっかり伝える。それが意外とできていません。

先ほど、自社のHPだけでも十分採用できると言いました。しかし、それは採用担当が相当優秀な場合に限られます。しかし、そういうケースは非常に珍しいです。普通は、人事部は置かれていない。社長ないしは現場のディレクターが採用を指揮し、総務事務がいれば、その人がサポートして即席採用チームが編成されます。もちろんそれで問題ありません。従業員数50名以下の会社に人事を常設する必要は全くありません。コストは削減していください。

だからこそ採用は採用のプロにアウトソーシングしてください。その上で協力しながら採用を進めてください。外部に丸投げでは採用はできません。プロにできるのはあなたの会社の魅力を最大限引き出すことであり、あなたからも最大限引き出される努力があって求人広告は最も効果を発揮します。求人広告は掲載開始後そのまま放置するとどんどん効果が下がっていきます。ラクジョブでは、月に1回以上打ち合わせの時間をとっていただける会社とそうでない会社とでは、2倍以上の応募数の差が出ます。

ラーメンと採用?関係あるの??

ラーメンと採用?関係あるの??

4年間ラクジョブを使い続けて19名を採用し従業員数を3倍にした秋葉原のとあるゲーム受託会社には、必ず月に1回以上打ち合わせに行っています。時々ラーメンを一緒したりもします。ラーメンは関係ないように思われるかもしれませんが、そういうゲーム会社と求人広告会社の関係があって19名という採用結果があります。累計では確実に50回以上会っていますからその関係性も相当なものです。ちなみにその会社では、プログラマー、サーバーエンジニア、3DCGデザイナー、2DCGデザイナー、UIデザイナー、プランナーと各職種で採用があります。

経済産業省の調査によるとソフトウェア業の売上高営業利益率は6.1%(平成26年企業活動基本調査速報-平成25年度実績-)、オリジナルタイトルで高い利益率を実現しているメーカー、パブリッシャーの存在は考慮するとおそらく利益率5%以下、下手すると4%、3%の会社もあるだろうということを考えると、その貴重な利益をかけるのですから、お互いに採用という目的に対して全力を尽くす姿勢は決して間違いではないはずです。

ちなみにラクジョブの掲載費用は以下の記事からご確認ください。
「アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 価格について代表が語る」

アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブ 価格について代表が語る

私たちはどんな時でも、採用を支援する立場であり、採用したいという思いを手伝う立場です。まだ採用にお金を使う余裕がないという会社には、できる限りの採用ノウハウを教えていきますし、お金をいただいている会社には、採用のコンサルティングから求人広告作成、応募数アップ、採用率向上、職種変更までフルサポートします。もし何か悩みがあるようであれば、まずはラクジョブに相談してください。