記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事は、ブログ運用等について、「情報の質を高める方法」について書きたいと思います。
ターゲットの明確化
「情報の質」と書きましたが、何を持って質が高いとするのかは、発信する情報の目的によります。人材採用のための記事であれば、求職者が会社を魅力的だと思ってくれて応募してらうことに成功することが目的です。会社の紹介記事なら、会社が取り組んでいることが正しく伝わり、サービスについて問合せが来ることが目的になるでしょう。記事の目的を確認したら、その記事が誰に読ませたいかが自然ときまります。求職者向けの記事なら、20〜40代くらいのクリエイターが対象になります。その読者たちが読んで納得し、なおかつ行動に繋がる記事。それが「質の高い情報」です。質の高い情報発信の為に、まず徹底的に読者の心理、行動傾向を分析する所から始めましょう。
まずはマクロなデータを集めよう
読者の分析をするにあたり、まず着手すべきは「定量的データの蓄積」です。ゲームプログラマーに読ませたいなら、ゲームプログラマの平均所得、男女構成比、年齢構成、学歴などの基本的なデータを蓄積してください。定量的なデータを先に蓄積する理由は、対象を更に「腑分け」するためです。「ゲームプログラマー」といっても経験年数1年の20代若手Unityプログラマーと40 代のベテランC言語プログラマーとでは関心傾向もまるで違うはずです。年齢や所得に応じて、一つの職種でも幾つかのモデルケースに分けて考えることが出来ます。
リアルなエピソードを探す
マクロなデータを探したら次に、腑分けしたモデルケースそれぞれについて「具体例」を探して見てください。つまり、実際に40代のベテランプログラマーに合って話してみるとか、プログラマーの勉強会に足を運んで見るなどの行動がそれです。実際に合うことが難しいのであれば、インターネットの掲示板を見てみるとか、代替的な手段を使ってもいいです。
マクロなデータとともにリアルな情報にも触れる必要があります。マクロなデータには現れない深層的な心理や、潜在的なニーズを洗い出すことが出来るからです。記事の目的は、「相手に行動を起こさせること」でした。行動は、感情を揺さぶられた時に起こります。「あーそれそれ、わかる〜〜!」となるか、「え、そんなのおかしい。反感」となるか、プラスマイナスのいずれの反応にしても、「相手の気持ち」が把握出来ている必要があります。マクロなデータで作ったモデルケースに色彩を加えるようなイメージで、具体的なエピソードを集めて見てください。
人物像を作り上げて見る
このようなプロセスを経れば、記事の読者について「典型的な人物像」が出来上がっているはず。あとは、集めた情報をもとにして、「この人ならどんな風に平日を過ごし、仕事から帰って何をするのだろうか」「情報は主にどこから仕入れているのか。スマホならどんなサイトを見るのだろうか」と想像を膨らませて見てください。この段階までくれば、「何をかけば相手の為になるか、相手を行動させられるか」ということが分かって来ると思います。
その上でやることはひたすらに記事を書く!それだけです。ただ闇雲に書いていると、ネタは簡単につきてしまいますし、かけた労力に見合うだけのリターンがあるかも分かりません。しかし上に述べたようなステップを踏んだ上での情報は目に見えて今までは違う効果を生み出すはずです。また、上のようなステップは記事をある程度書き溜めてから再度繰り返して見てください。記事を書く中で気づくずれや新しい情報を入れて人物モデルを修正する
ことで、更に確度の高い記事に作り替えることが出来るのです。
コンテンツマーケティングにおけるターゲット設定についてご説明させて頂きました。ラクジョブの特集求人の記事は、このようなプロセスを経ているものが多いです。その効果もあり。特集された企業の応募数は格段に増えるようになりました。「やりかたが分からない!難しすぎる!」と思うのであれば弊社宛てにお問い合わせをください。記事の書き方について相談にお乗りします。それでも難しい!なんとかして!という場合には、弊社が記事制作を代行することもできます。関心のある方は以下のフォームよりお問い合わせください。