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2016.03.06 企業ブログで採用をしてみたら営業にも効果があった話

Fotolia_65488173_Subscription_Monthly_M 求人広告なんか無い方が良い!

ビ・ハイア(ラクジョブ運営会社)は、10年近くにわたりアニメゲーム漫画業界の求人広告を扱っています。そもそもはこの業界に特化した求人広告サイトが無いことがラクジョブ設立のきっかけでしたが、運営している間に目的はだんだん変化してゆきました。「採用ができた」だけではダメだ、と感じ始めたのです。特にソーシャルゲームバブルが起きた2010年代、あまりにも転職者が多すぎて異様とも言える状態でした。それは求人広告という立場だけで見れば商売がしやすい状態ですが、業界的には人材が安定しない状態。とても良いとは言えません。そこで我々は3,4年前から「人が辞めない求人」を行うように方向転換をしています。人材がラクジョブを使って転職しても、その後出来る限りミスマッチが無く会社も人材も喜ぶような求人。本当は求人広告など出来る限り存在せず、良い人材がそのままずっと良い会社で働けるような環境作り。そのために出来る限り会社からの素直な情報発信を心がけてきました。


tired sleepy woman sitting at her desk with books computer求人広告で採れなかった自社採用

しかし、ここ1年ほどの間に少しずつまた状況が変わってきました。そのきっかけはビ・ハイア自身での人材採用。ビ・ハイアは求人のプロですから自社の採用においてもプロである必要があります。初期、まだ会社に3名しかスタッフがいなかった頃は、大手求人サイトを使って応募人数が1000人を越えました。その翌年も同じような状況。そこで私や大山のような、現在も中核となっている役員メンバーが採用されています。

しかし、年々求人広告の効果は半減しているようでした。売上も毎年上がり続けオフィスも綺麗になっているのにもかかわらず、求人広告自体から応募してくる人材が徐々に「我々の求めている人材」では無くなってきたのです。応募人数は変わらない、むしろ増えていたものの、履歴書を見ても面接をしても「これだ!」という人に当たらない。しかし、実はその理由は明白でした。


Businessman looking at the article with a smartphone「それは書いてはいけません」と言われる求人広告

私達が求人広告を作成する際に気を付けるのは、会社に関する情報が素直に、採用側に近いところ(社長など)から発信されていることです。これによって採用率と入社後の継続率は上がります。しかし私達が大手媒体を使っていた際には、記事を制作する媒体側から「この情報は書けません」「その内容は控えておきましょうよ」という言葉が多かったのです。内容としては「朝5時半から来て読書をしている(それでも睡眠6時間は守る)」というようなちょっと他と違う勉強内容や自社メディアを運用する難しさや厳しさについて。しかし「書いてください」と依頼しても、「読書の話は過激すぎますから・・・」と何となく誤魔化されてしまったり、厳しすぎる内容についてはカットされてしまいました。

私達は応募が沢山来れば良い、というよりは自社にあった人が1人でも見つかれば嬉しいと考えています。そのためには自社の条件について厳しいことでもきちんと書く必要があります。しかしそれらの条件を書かないまま例え1万人の応募があったとしても、それは応募が多いだけで自社にぴったりハマる人とは考えにくいのです。こういった理由から最適と思われる人材が集まりにくくなり、私達は求人広告媒体に頼ることをやめてしまいました。


Fotolia_71272477_Subscription_Monthly_Mブログなんて見るのか?

その後試したのはYouTubeなどの動画、そして今回も話題に出すブログです。動画については毎日5分ほどで自社についての情報を社長が発信し続けました。元々別のチャンネルで読書関連の動画サイトも運営していたため、そのチャンネル経由で人が来たり、Facebookで動画がシェアされる事で広く知られるようになりました。動画経由での応募はメールベースでも毎月10名強、最終的に採用に至ったのは4名でしたが、試用期間を経て現在でも在籍しているのは2名です。

動画に関してはそれなりに効果があると言えますが、チャンネルに飛んでもらう必要があることと、発信するために少なからず準備が必要です。また、発信が社長に寄りがちなのも少し気になっていました。他のスタッフの声も入れて良いのでは・・・?という考え方から、ブログ更新が始まります。ブログの場合動画よりも多くの言葉を紡ぐことでSEO対策にもなりますし、文章が残る分自社サイトの価値も上がります。「ブログなんて見るのか?」という心配はありましたが、YouTubeの時よりも多くほぼ毎日応募がある状態になりました。内容も「こんな人が欲しい!」というものだけでなく「うちの会社はこんな風にキツい!」という正直なものも。意外とこの「ビ・ハイアを辞めようと思った理由」が一番人気の記事となり、それを見て応募を決めました!という人もいました。


Average sales dynamicsブログの効果は求人のみにあらず

また、ブログの効果は求人だけではありませんでした。弊社とお付き合いのある会社さん、新しく出会った会社さんがブログをご覧になって「こんな会社なんだ」「正直で好感が持てる」という感想を下さるようになったのです。どんな取引であっても基本的に相手の素顔を知りたいと思うのは基本的な感情です。どんな人がビ・ハイアで働いているかを明らかにすることによって、営業上でも好印象が得られるという意外な結果が得られました。求人広告を運営している会社が求人広告を否定するのはおかしな話ですが、正直自社のサイトを更新することが最も効果的です。求人だけでなく営業面でも結果が得られるブログ更新、始めたい場合、よくわからない場合はどうぞお問い合わせ下さい。

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この記事を書いた人

平田悠貴

平田 悠貴ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール

ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。

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平田 悠貴

ビ・ハイア株式会社副社長

ラクジョブ運営会社で2番目に偉い人で現場で1番偉い人。東京都在住。学習院大学文学部哲学科出身。ラクジョブはこの平田さんがいなかったらもっと前になくなっていたでしょう。アニメをみて、作画が良いと良く感動して泣きます。

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