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2016.02.29 経験者の採用で、未経験者が来てしまう時の必須対応策

I bald head man got punch in the face in isolated background経験者募集なんだってば!!

アニメゲーム漫画業界の様々な会社さんから伺う悩みの1つに、経験者を募集しているのに、新卒や未経験者が来てしまう・・・というものがあります。この悩みを持っていない会社はゼロと言っても良いでしょう。即戦力が欲しいのに学生が来ても正直困るという状況で、「スキル〇年以上」と明記しても、「実務経験必須」と書いても、何故か新卒の応募が。メーカーのように社名が知られているわけでも無いのにこういった状況になってしまうのは何故なのでしょうか?今回の記事では、あまねく会社が持つ疑問であり問題「経験者募集に未経験者が来る」ということについて、未経験者が応募してくる理由と経験者が応募する記事について書いてゆこうと思います。

shutterstock_116109379未経験者は何を考えて応募してくるのか?

「実務経験必須」と書いているのになぜ未経験者が来てしまうのか?応募要項を読んでいないのか?人事担当者にとっては正直謎の現象です。志望理由や自己PRには「やる気だけは誰にも負けません」「未経験ですが是非挑戦したいと思っています」とありますが、この決まり文句は10人中8,9人が使います。経験者の応募があればもちろん良いのですが、未経験者の応募が目立つのは求人記事としても問題があります。

未経験者が応募してくる理由は何より「それでも挑戦してみたらOKがもらえるのでは」と信じているからです。実務経験必須であっても、即戦力募集であっても、その重要性が記事から伝わりきっていないのが理由なのです。また、不思議な事に未経験者は「やる気は誰にも負けません」と言って何社にも応募するのでは無く、大抵自分が見定めた1,2社だけに応募します。つまり御社に応募した未経験者は「とりあえず場当たり的」に受けたのではなく、御社を選んで応募しているのです。それだけ聞くとありがたい話のようでもありますが、実際は求人内容が正しく伝わっていないという問題発見のきっかけとなるのです。

shutterstock_188213816未経験者が敬遠する記事とは?

実際、絶対に経験者しか応募しないという求人はありません。どの求人でも、多かれ少なかれ新人が応募してきます。でも「新人の応募率が低い」記事というのはあります。それは最初から内容が厳しい記事。書いている内容が専門的で、そもそもわかりやすく書くということを積極的に放棄している記事です。結果的に経験者の応募も普通よりは少なくなりますが、それは元々レベル的に合わない経験者です。応募数が少なくなる代わりに採用率が上がると考えれば、結果としては応募が多い時よりも良くなります。

未経験者が応募してしまうのは、応募要項にある「実務経験必須」の理由「〇年以上の経験必須」の理由が伝わらないからです。さすがに現在の開発状況について詳細を書く必要はありませんが、応募要項がそれだけの厳しさを持っている理由を記事の内容に盛り込まなければ「何か楽しい会社なんだな」「面白そうなコンテンツを作っているな」という動機で応募する未経験者を増やしてしまうことになります。

portfoliogakaターゲットの応募がない、という悩みは・・・

未経験者の応募が多い!というご相談はこの業界にいて一番伺うものですが、これに限らず「募集している人材と違う人材が応募してくる」という悩みは単なる悩みに終わらせてはいけません。「ポートフォリオが送られてこない」「そもそも応募が来ない」といった問題は、ひとえに求人記事に修正が必要だということを表しています。経験者応募が少ないのは経験者から魅力があると思われていないことが理由ですが、ポートフォリオが来ない場合はポートフォリオの重要性を応募者にわからせていないことや、ポートフォリオとして何を入れる必要があるか明記していない可能性があります。そもそも応募が来ない場合は、単に条件だけ書いて仕事の魅力ややりがいを置き去りにしている可能性があります。今回はたまたま経験者応募の話ですが、皆さんの求人の悩みでもこういった見落としは無いでしょうか?

shutterstock_246916189経験者が魅力を感じる記事とは

因みにここまでは「経験者が応募しないこと」についての対策を書きましたが、逆に「経験者が応募したくなる記事」とは何でしょう?単に「これだけのスキルを持った〇年の実務経験がある人材を募集しています」だけでは記事に色気が無さすぎます。経験者として応募したくなる!という条件は、その会社で身につくスキルであったり、関われる開発内容であったり、手に入る時間であったりと様々です。もしあなたが経験者としてどこかに転職したい、と感じたときに、こんな条件なら今の会社を辞めて応募しても良いかも・・・と思えるような記事を是非皆さんには考えていただきたいと思います。私達も求人のプロなので、記事制作の際にはそういった思いを忘れないようにしていますが、まずは企業様からそういった気づきを得るだけで応募の質は飛躍的に上がるとお約束出来ます。

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平田 ビ・ハイア株式会社副社長 » 詳細プロフィール

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ビ・ハイア株式会社副社長

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