未経験 ゲーム アニメ 制作進行 プランナーとして採用されるための必勝法!

shutterstock_270541394今回の記事は、アニメゲーム業界を目指す方、特に管理方面、アニメの制作進行、ゲームのプランナー、ディレクターを目指す、新卒、第二新卒、未経験者向けに採用されるために持っておきたい知識に関して書かせていただきました。

アニメ制作でのアニメーターやゲーム開発のプログラマーやデザイナーなどは、固有のスキルであったり、センスであったりを必要とされます。しかし、制作現場において、そのようなクリエイターばかりでは、アニメもゲームも完成しません。そこには、彼らの仕事のスケジュールを決めたり、進捗を管理する人が必要となってきます。その入り口となる職種が、アニメであれば制作進行であり、ゲームであればプランナー等にあたります。そのため、これらの職種は、比較的、未経験者や新卒、第二新卒の方でも採用されやすい職種となっています。

面接に呼ばれない志望動機
ラクジョブで掲載している、していないかかわらず、中小のアニメ会社、ゲーム会社の採用担当者や経営者は人が足りないということはよく言っています。ただ、いい人がいないということをよく言っています。そして、採用担当者や経営者が瞬時に不採用にするレベルのNGな志望動機があります。それは、「やる気だけは誰にも負けません」です。これを主軸とした志望動機が非常に多いです。

shutterstock_353503037「やる気だけは誰にも負けません」のどこがいけないの・・・
この志望動機のどこがいけないのか、それは圧倒的にこの志望動機を書く人が多いからです。ラクジョブでも、毎日のように会員登録がありますが、約半数がこの動機となります。砂漠の砂粒の数よりあるこの自己PRは、もはやPRになっていません。経歴書を何百枚、何千枚と見てきた採用担当者や経営者にとって、クリエイターのようなポートフォリオなどが無い管理・事務職でのこの志望動機は、即不採用になる可能性が高いです。この志望動機にするのであれば、「○年間、××のことに取り組み、こんな成果が出ました」まで書かなければ、会社側に採用するメリットが全く見えてこないのです。加えて、企業は1人採用するために、数十万から百数十万の費用をかけているのでそれに見合わなければ採用は難しいと考えた方がいいでしょう。

採用に至るポイントとは
社長に気に入られることです。ただ決して媚びを売るというわけではありません。経営者の視点を持つということです。管理系の職種は将来的にプロジェクトを率いるプロデューサーや、会社経営の幹部として期待されています。そのため、組織を率いるための視点が少しでもあれば、会社から見て非常に魅力的な人材ですし、社長から見ても頼もしい逸材として評価されるでしょう。実際そんな視点を持っているのは社員の中でも稀です。そのため、よく社長は孤独だという悩みを聞きます。

logo_co社長がどんな悩みを持っているか考えたことはありますか
社長の多くが悩みを抱えているということは次のようなデータからもわかります。すごく重い話ですが、自殺者のお話です。

内閣npa_title府や警察庁、総務省統計局のデータによると、例年就職活動を行っている学生は、約65万人です。そのうち就職活動を機に自殺してしまう学生は、約110人です。一方、自殺してしまう経営者や個人事業主はといえば、全体で200万人ほどいる中で2000人ほどに達します。割合で見ると

hlogo就職活動生 1万人あたり1.7人
経営者   1万人あたり10人

 

AdobeStock_32653791と約6倍の差があります。そのことを思えば経営者がいかに悩みを抱えているかということがお分かりになるでしょう。例えば、今月いくら売り上げなければならない、そこからスタッフの給料や家賃や電気代は・・・であったり、来月までにこれくらいの仕事を入れないと・・・、クライアントや従業員からこんな不満が来ている、あの仕事をいつまでに終わらせないと、部下がミスをしてトラブルになったなどなどあります。これらすべての責任は経営者にかかってくるのです。それにこのようなことはそうそう従業員に相談できることではないのでどんどん孤立して行ってしまいます。そのため、内情はよくわかってなくても、それを知った上で気遣ってくれる従業員がいるということは社長にとってとても嬉しいことです。

shutterstock_113477086このような背景があるため、希望する会社の情報収集とともに経営者はどのような気持ちでどのように会社経営をしているのか、どんな悩みを持っているのかを知ることは重要です。その方法として、インターネットを使ったり、経営者の本を読んだりなど方法は様々あると思います。

それでもうまくいかない・・・
最後に、これらのことをやっても面接でうまくいかない人に向けて、マインドの整え方のお話です。就職活動中の方は不採用が続くにつれてどんどん自信をなくしていきます。その自信のなさが次の面接へ悪影響を及ぼしてしまいます。そういう時は、このまま引き続きインターネットや本から情報収集や知識を蓄えつつ、不採用にされた会社に対しては「私の実力を見抜けなくて残念ですね」「私を採用しなかったのは御社にとって損失です」と思うようにしましょう。会社が就職者を選ぶように、就職活動の人も会社を選べます。つまり立場上対等です。しっかりと知識を持った方が、採用されないのはもはやいい人を見抜くことができない面接官に問題があるということです。

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