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遊技機プランナー募集
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アニメゲーム漫画とパチンコパチスロ

アニメゲーム漫画と切っても切り離せないのが、遊技機（パチンコ、パチスロ）です。アニメゲーム漫画を原作として遊技機台が作られたり、時にアニメの制作委員会にも遊技機系の会社が入っていて、パチンコ、パチスロ化の権利と引き換えに遊技機に出資していたりします。

市場規模で考えてもアニメゲーム漫画全てを合わせた6倍以上の規模があり、アニメゲーム漫画業界の発展の裏側には遊技機業界があると言っても過言ではありません。ギミックや映像表現も原作の力に頼ったとは言えないほどに独特の進化を遂げています。2013年に「CRルパン三世〜消されたルパン〜」を大ヒットさせた株式会社平和が「CRルパン三世 I’m a super hero」は、遊技機の映像演出の中でも非常に評価の高い作品になっています。

映像を見てもらえればわかりますが、アニメともゲームのムービーとも全く異なる映像演出が取り入れられており、遊技機の映像演出には独特の技術、スキルが必要とされます。その中でも最たるものは、After Effects（AE）を用いたオーサリング、コンポジット、エフェクト制作でしょう。

ここ数年、遊技機系の会社さんからは遊技機系のAEデザイナーを採用したいという声が留まることはありませんでした。AEデザイナーの圧倒的な売り手市場でした。専門学校でも、とりあえずAEを覚えておけばどこかしら就職先が見つかるからやっておけという感じでした。企業側としても、メーカーから案件の話はいくらでも来るから大丈夫だろうと新卒でAEデザイナーを採用していました。

突然やってくる規制という名の罠

ところが2015年の後半ぐらいから、遊技機業界に大きな変化が訪れています。遊技機にはいわゆる「規制」と呼ばれる業界全体のレギュレーションがあります。射幸心を高めすぎないように（ハイリスクハイリターンな機種になりすぎないように）定期的に規制が更新されます。以前は規制が入るにしても、事前に告知があったのですが、2015年の規制には全く告知がありませんでした。

新しい遊技機を作るのには、2~3年かかります。しかし、開発途中に規制が入ると仕様を見直さなければならなくなります。台が規制に引っかかってしまっていると検定に通らず、台を世に出す許可が下りません。台を世に出すことができないと当然メーカーの売上は0になってしまうので、どんなに非効率的でも台を見直す必要があります。その結果作り直す必要があり、作り直しを行っていると採算が取れないとなると、開発中止（お蔵入り）になってしまいます。規制が一つ入るだけでも大小問わず倒産する会社が出るほどに大きな影響があります。

ところが、2015年以降、断続的に規制が入っていて、遊技機業界全体は先行きの見えない状態になっています。開発がストップしてしまえば、当然開発プロジェクトにアサインされていた人員も手すきになってしまいます。2Dや3Dのデザイナー、プログラマーは他の業界でも仕事ができますが、問題はAEデザイナーです。アニメの撮影やゲームのエフェクト制作など、一部では他業界でもAEを使った仕事はありますが、とても業界からあぶれた人たちを引き取るだけの採用ニーズはありません。また、アニメの撮影ともなると、ハードな上に給料も安く、転職したくても条件面で働けない人も多いでしょう。

遊技機が好きで遊技機業界で働き続けたいなら…

そんな中で一つ考えてほしいのが、AEのデザイナーから映像企画へのキャリアチェンジ、キャリアアップです。先ほども書いたように元々専門学校でやれと言われたからやっていて、自分自身はパチンコ・パチスロに全く興味のないという人も多くいると思いますが、元々興味があった、あるいは仕事として触れるうちに好きになった、ハマっていったという人もいると思います。

そんな方であれば、作業としてAEの仕事をするだけではなくて、演出から考える、ユーザーを楽しませるような映像演出を企画するという仕事も考えてみてください。より上流の仕事をするようになればそれだけ失業のリスクは少なくなりますし、遊技機が好きな方であれば、より自分の知識や経験、考えを反映できる仕事は選択に値するはずです。ぜひ興味のある方は、以下の求人情報をご覧なってみてください。

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