アニメゲーム漫画業界の社長さんへ 御社のホームページ、営業マンからこんな風に見られています

こんにちは。ビ・ハイアの床井です。今回は、企業のホームページを話題に取り上げたいと思います。弊社では、この記事も含め、毎日盛んに情報を配信しています。その結果以前よりも桁違いな量の問合せをもらっていますし、業界からの反響もヒシヒシと実感しています。そんな取り組みを続けるうちに、会社の表看板であるホームページがいかに重要であるかと言うことに気がつきました。

ホームページからどんな事がわかる?laptop_folder02

企業のホームページは、誰に見せる物でしょうか。ディベロッパーであればお客さんに観てもらいたいでしょう。それから求職者にも観てもらいたいですね。彼らに伝えるべき情報は何でしょうか。お客さんが気にするものといえば、「作品のクオリティー」つまり仕事出来るかどうか、などでしょう。それから漠然としていますが「ちゃんとした会社かどうか」も気にするでしょう。世間的におかしな評判はないか。納期や締めきりに対してしっかりと対応してくれるか。求職者はどうでしょうか。「儲かっていそうか」「これから成長して行きそうか」「人間関係は良好か」気にするのはそんな所でしょう。

実はそんな情報は、企業のホームページから受ける印象からかなりの程度推測する事が出来ます。これは営業マンとして沢山の会社を訪問することで気がついたのですが、ホームページの印象と会社の実態は大抵釣り合いが取れているものです。

若い人がいなさそうな会社には、やはり若い人がいません。「人は見た目が9割」という本が流行ったことがありましたが、「企業はホームページが9割」なのです。会社の正直な内情は外部の人間にはダダ漏れしているといって差し支えありません。

Search, find, google icon vector image.Can also be used for user interface. Suitable for mobile apps, web apps and print media.

今や何でも検索して決める時代です

弊社の記事で、業界から大きな反響のあった記事があります。
求人広告は時代遅れ?アニメゲームマンガ人材採用とGoogleの変えたルール
https://raku-job.jp/news/companyrep/2044/
実は現在顧客の購買心理は以前と全く変わってきている。そうGoolgleは発表しています。以前であれば、「広告で商品の存在を知り」⇒「まずはお店に行ってみてそこで買うかどうかを判断し」⇒「家で飼った商品を利用する」という順番でした。しかし現在ではあらゆる商品についての情報がGoogleによって把握され、ネット検索によりたぐり寄せる事が出来ます。消費者は、購買に至る前に、検討している商品の価格や質や評判などについてネット使って複数の情報を探すのです。

つまりお店に来る前に総合的な情報から見た判断は終わっているので、買うかどうかは半ば以上決まっているのです。

もちろんこのモデルはBtoCの話であり、ディベロッパー向けに100%当てはまる話だとは言い切れません。しかし「今やあらゆる判断を下す際に、判断の素材をインターネットから探す傾向がある」ということには充分注意する必要があります。

Fotolia_94892822_Subscription_Monthly_M御社のホームページ、営業マンはこう見ています

弊社はアニメゲーム漫画業界向けに、求人と営業代行をやっています。去年は1日に200本の電話をして、アポをとり、そして訪問し、そして代表の人と話し・・・を繰り返しました。1日に200本電話をするとなると、10時間電話をするにしても、一本あたり2〜3分しか時間をかけられないことになります。

この経験から、短時間のうちにその会社の経営状態を洞察する力が身につきました。その時に判断に使ったのも会社のホームページです。まず売上が高く、余裕のある会社ほど新着情報の欄、次に採用情報の欄を頻繁に更新しています。

また、画面全体のセンスも会社の状況を良く反映しているなと思います。デザインの会社なのに全体の構図が良く無かったりなどすると、「更新する余裕がないのかな」という印象を抱きます(そして実際そういう予感は当たっています)。おそらく同じ印象を取引先の人や、求職者も抱くでしょう。

 

Fotolia_94628349_Subscription_Monthly_Mホームページが格好悪いのはクリエイティブ産業にとって致命的

経営的面からもホームページを更新しないデメリットは大きいのですが、会社のイメージという面でも力の入っていないホームページは致命的な問題です。例えば今の時代に、どんなWEBサービスであってもUIデザインは重要です。個人がIphoneやタブレット端末を常に持ち歩き、アプリを使って人生を豊かにする事が当然になっているからです。

例えば少し歩くだけでもウォーキングアプリを使いますし、家計簿を付けるのにも家計簿のアプリを使います。このように現実の世界にリンクさせてゲームやアプリが作られていっている以上、何か作品を作るというのは、ユーザーが現実にいかに使いやすいデザインを備えているのか、という面が問われる事が多くなっているのです。よりデザインセンスが求まられている時代だと言えるでしょう。

そんな時代に、ホームページからしてデザインのセンスがない、利用者にとっての見やすさや情報提供をしようという意図が感じられない、というのは致命的な問題です。読み手にとって読みやすいホームページになっていなければ、仕事上ではデザインセンスがあります、というのは説得力がありません。細かい技術の問題というよりも,相手に見やすく機能を作るというのがデザインならば、ホームページを見やすくする事は当然行っているはずだからです。

ホームページが充実しわかりやすいということは以上見たように今こそとても大事な事なのです。ディベロッパーの会社は、余り意識することが少ないのか更新が滞っていることが多いです。まずはどんな形であれ情報をアウトプットするところから初めて見てください。