左の図を見て下さい。
就職活動で一番参考にされているのは求人広告ではない、というデータが総務省から出ています。
つまり、いくら求人広告にお金をかけても、就職する側が一番信頼してるのは求人広告ではなく、企業の自社採用HPなのです。
これは最新の情報通信白書からの引用です。
現在では、求人情報の入手だけでなく、エントリーシートの提出や会社説明会の予約等も就職情報サイト経由で行うことが一般化している。公益財団法人日本生産性本部が2001年に新入社員を対象として行ったアンケート調査によると、就職活動の情報源として「インターネットの就職関連サイト」を挙げた人は同年時点で既に7割強に達している。2013年に行われた同様の調査と比較すると、「インターネットの就職関連サイト」を挙げた人は約1割増加し、反対に「民間情報会社が発行する就職情報誌」を挙げた人は約1割低下している(図表2-1-1-5)。
とあります。
この情報通信白書はKindle版だと何と無料で読めるので是非読んでみて下さい。情報通信産業に務めている人は必読だと思います。
それはさておき、企業の自社採用HPが求人広告より信用されているというのはかなり重要なデータです。
しかし、これは自分の購買行動に照らし合わせてみたら直ぐ分かる事ではないでしょうか。食べログがいい事例だと思います。食べログに載っている情報と、テレビ広告、新聞広告、雑誌広告、どれを一番信用するでしょうか。
テレビ広告や雑誌の広告などを見てそれをそのまま信用してレストランに行く人は少なくなってきています。これも、詳しくは情報通信白書に掲載されているので興味がある人は読んでみて欲しいです。要するに、何をするにも検索、検索という時代なのです。LTE回線も整備されていない頃はネットも遅く、なかなか全てを検索して調べようという人も少なかったのですが、最近は外にいてもスマフォで直ぐに検索出来ますし、LTEのお陰で回線速度もかなり速くなりました。
この購買行動の変化は大きく、Googleも下記の私の記事で紹介したとおり、マーケティングのルールを変えました、というくらいです。
ここでも書きましたが、今は自社採用HPが充実していないと仮に広告を出しても大きくコストパフォーマンスを下げる時代になっているのです。その大きな変化は日本では
この日でしょう。iPhone5が発売され、LTEが日本に急速に広まってきた時代です。この頃からなんでもネットで検索は加速度的に増えていきました。先ほど上げた総務省のデータも2013年のモノです。この記事を書いているのが2016年なので3年前です。今は更に自社採用HPが充実していないと勝てない時代に来ているでしょう。
というわけで、実際に実践してみました。さっきまで書いたことだけなら、ただの評論家で終わり、です。それじゃあ、プロじゃない。というわけで、
を実行中です。ビ・ハイア自社採用HPは先画像をクリックすると飛べるようにしておきました。見て頂ければ分かると思いますが、相当コンテンツが充実しています。
コンテンツを充実させることを優先し、広告は一切打っていません。実験的にノンプロモーションでPVを上げるようにしています。直近1週間1月5日〜11日のPVは約5,000です。採用HPだけでこれだけのPVがあります。お正月休み付近でこのPVは相当高く、まだ増えていきます。おそらく、今月は採用HPだけで3〜5万PVは行けそうです。更に驚くべき事に、この正月休み付近なのにもかかわらず、このサイト経由で5名近く応募があったのです。
自社採用HPだけで月50〜100名の応募はいける
私は今、この手応えを感じています。自社採用HPを充実させることで月50〜100名以上の応募は見込める、これを確信しています。採用人数が100名を超えるような会社ならさておき、年間自社採用HPだけで600〜1,200名以上の応募があったら相当経営にインパクトがあるのではないでしょうか。何より、求人広告や人材紹介に払うお金が減ります(笑)まあ、アニメゲームマンガ専門求人サイトラクジョブを運営してる身としては複雑な部分もありますが、例え求人広告を出したとしても、自社採用HPが充実してる方が効果があがるのは間違いないでしょう。
私が自社採用HPを運営していて思った事ですが、最も大事な事は『正直に書くこと』です。良い事も悪いこともしっかり書く。例えばビ・ハイアなら悪いことは『めっちゃ仕事がハード』『長時間労働』です。良い事は『有給消化率100%残業代支給100%』『読書代会社から支給』などです。こういうことをしっかり書く。それが自社採用HPだけで採用する秘訣だと思います。
このノウハウは更にブラッシュアップし、皆さんに届けていければと思います。まずは自社採用HPだけで年間1,000〜2,000人以上の応募を実現します。そうすればそのノウハウは多くの企業の経営者の悩みを解決することになるでしょう。私はそれが楽しみです。
しかもそれは
に書いた様なミスマッチの多い1万人ではなく、しっかりサイトを読んでくれた1,000〜2,000人なのです。最高に楽しみです。
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h27/pdf/27honpen.pdf
採用の相談などは下記からどうぞ