アニメ 制作進行採用成功事例 制作進行はどこにいるか。どんな制作進行が採用されたか?

main_shin-godzillaこんにちは、ラクジョブの大山です。

現在掲載中の株式会社白組で、ラクジョブ登録者の制作進行が採用されました!
白組と言えば、『シン・ゴジラ』や『海賊と呼ばれた男』など、日本最高峰の映画CG制作の老舗として知られ、
最近では『えとたま』などのセルルックCGアニメも手がけるCG業界のトップオブトップの会社です。

そんなリアルな実写合成CGとセルルックアニメの両方の顔を持つ白組が、
現在求めるのは、アニメの制作進行とCGアニメーターです。

会社HPで集めるだけではなく、わざわざラクジョブのような媒体に掲載するのには理由があります。
今までも、大手求人媒体やCG専門誌含め様々な募集形態で募集をかけて来たそうですが、特に
ハイエンドCGとセルルックCGという振り切った両極端の募集では、100人応募がある内、該当者が10名居れば御の字という状況だったそうです。

特に白組のような人気企業では、応募要項を満たしている人かそうでないかも関係なく、常時たくさんの応募者が就職希望で連絡をしてきます。
限られた人事担当者の中で、応募書類の山から自社に合う人を見つけ出すのは至難の業で、該当しない応募者も含めて毎日たくさんの履歴書を選考していく必要があります。

そこで、選んだのは大手媒体ではなく、業種に専門特化した『ラクジョブ』だったというわけです。

実はラクジョブは一切ラクジョブ自体の広告宣伝をしていません。
CMを打ったり、電車の窓に広告を貼ったり、Googleで掲載順位を上げるために広告枠を勝ったりバナーを貼ったりと言った、所謂普通の求人媒体がするような広告宣伝手法を全く採っていません。

それには、ラクジョブは「ほんとうにアニメゲームマンガが好きな、アニメゲームマンガ業界で働きたいクリエイターのみ集まれば良い。」という考えで運用していると言うことが関係しています。
通常、求人サイトの価値は、そこにたくさんの求職者がより多く登録していることですが、ラクジョブの価値は必ずしもそこではなく、求職者の登録数は大手よりずっと少なくても、よりアニメゲームマンガ業界に特化した人材だけ集まっていることを重視し、登録人材の層と募集する企業とのマッチ率の高さを重点に置いて運営しています。

そのため、今回白組の採用担当者の方は、「応募が少なくてもヒット率の高い募集」を目指してラクジョブを選んでくれたということなのです。
実際に、大手媒体に同じ募集を出したら、それこそ数百名の応募が来て、その中で該当する人材は10分の1という比率だったかもしれません。応募がたくさん来た方が効果が出ている感じがするので、登録者数と応募数の点で他の媒体を選ばれることも実際多いのですが、その点白組さんは常にたくさんの「該当者でない」応募者と、そこに埋もれている「該当者」人材を見分けるのに疲れていました。

shirogumiここで、ラクジョブで応募が来た人数を見てみると、
2ヶ月半の掲載でたったの6人です。

非常に少ないので、普通だったら不安になってしまう数字ですね。
しかし、この6人は全てアニメゲームマンガ好きかつ、うち4人が制作進行経験者でした。

実に、応募者全体の3分の2は制作進行経験者、つまり白組の求める人物像にマッチした人だったと言うことになります。
そして、そのうちの1名を最終的に採用しました。

これは、驚異的なヒット率です。

セルルックのCGアニメの制作進行なんていう、会社単位でもやっているところが少ないようなニッチな職種を集めるためには、数の勝負ではなく密度の勝負になってきます。その点をわかっていただいて、「ラクジョブしかない」と決めて頂いた結果の、採用成功でした。

ちなみに採用が決まった方は20代なかば、県外から都内中小規模のCGアニメーションプロダクションに2年勤めた、制作進行の方でした。
決め手は、小さい会社だったため作業工程全ての把握をし、ディレクションに近い仕事をしていたことと、社内のアニメーターへ指示を出したりちょっとした修正の手伝いをするために自身も3dsMaxの習得をしており、CGアニメというニッチな現場で一通りの経験を積んで更に向上していきたいと考えている若々しいエネルギーがあったことでした。
白組のセルアニメ事業はまだ始まったばかりで、実写合成チームと比べても小さいです。
そのチームをまとめ上げるのに、この方の今までの仕事環境で培ってきた経験が類似していることから、採用を決めたそうです。

求職者のみなさんに伝えたいことは、せっかくアニメゲームマンガ業界というニッチな業界を目指しているのであれば、同じようにニッチな職種だからとラクジョブを選んで掲載しているような企業向けに、最大限のベストマッチアピールをして欲しいということです。
ラクジョブを選ぶ企業の人事担当者は、大手媒体で、応募だけ多くて該当者が少なく疲弊した経験を持っている方も多くいらっしゃいます。
そして、お伝えした通りラクジョブでの応募数は大手と比べて50~100分の1ぐらいです。
ラクジョブからの応募全体から見ても、あなたの1応募は印象深い物になっているはずなので、募集の記事をよく読んで、企業と自分との共通点を見出して積極的にアピールしてください。

たくさんある応募の内の1つだなんて思わずに、ご自身の1つ1つの応募を真剣に熱量持って行うことで、かならず伝わるはずです。

toiawasenew