求人をする会社に外注先を紹介するわけ
先日訪問したお客さんからラクジョブを再度使いたいというお話をいただきました。そのときに他にも求人サイトがある中でどうしてラクジョブを選んでいただけたのかを聞いた際に、いくつかある理由のうちのひとつとして、外注先やパートナー会社を紹介してくれるという点をあげられました。以前から求人のお手伝いをするときに、採用ができるまでのつなぎとして出向してくれる会社の紹介等をしています。今回はその理由についてもう少し詳しく書いていきたいと思います。
外注ニーズと合致する会社はその時々で変わる
求人をする会社は基本的に人手に困っているから求人をします。当たり前の話ですね。そのときに求人としてお願いしたい部分と求人ではなく外注先としてお願いしたい部分といろいろなパターンが出てくると思います。そのときに求人はお願いできるとしても外注先の紹介をお願いできる求人広告会社はなかなかないと思います。そういったことが可能なのはやはり専門特化していることが強いといえるでしょう。特にアニメゲーム漫画業界に専門特化して仕事をしている会社は他にないですし、求人の面でもそうですが、業界内の取引先数や知り合いの会社の数では圧倒的に多いと思います。
それに単に外注先を紹介するというだけではなく、数ある外注先候補の中で特にマッチする会社を紹介する必要があります。仮にゲームの案件で会社を紹介するとしても、会社ごとに特徴があり、さらにいうとそのときのあいているスタッフによっても会社が同じとはいえ得意分野や対応できる範囲が変わってきます。その時々で最適な会社は随時違ってくるので、とりあえずここを紹介すれば良いというわけではありません。開発会社一社一社状況を毎回確認した上で外注先として紹介するので、マッチングもうまくいくことが多いですし、以前に紹介したり、交流会で知り合って仕事を頼んだけどうまくいかなかったという情報もキャッチアップするようにしているので、そういった意味ではうまくいった事例もうまくいかなかった事例もどんどん社内にたまっていきます。
外注したラインがうまくいかなかった理由
うまくいったときはよいのですが、なかにはうまくいかなかった、炎上してしまった事例もあります。それはどういうときが多いのでしょうか。
基本的に紹介するときにヒアリングをきちんとできていないとうまくいかないパターンが多いです。特に値段もさることながら、多くの会社がこの期間ではできないとか予算的に無理があるというプロジェクトをできると言い切ってしまう会社はたいていその後炎上しています。炎上した後に相談が改めて持ち込まれることもあるのですが、そういうときは予算がすでに少ない中でやる必要があったり、当然炎上しているというときは納期も遅れそうなときなので、かなりタイトなスケジュールの中で対応する必要があったりと誰も仕事を引き受けたくないような状態になっています。一応予算感と納期からして紹介を依頼されてもあまりに無理を言っている場合はこちらも紹介依頼自体を断ることもあります。
そのほかうまくいかなかった原因として、受注側の得意分野やスキルセットをしっかりと把握していなかったときに起こりやすいです。プログラマー一人ひとりは優秀な人を揃えていたとしても、チーム全体としてみるとまとまりがなかったり、個別の動きはいいとしても全体を統括できる人がいなかったり、全体像を設計しそれをここのタスクにばらしていくことができなかったりと、そういう部分でずれが生じて結果として炎上してしまうという場合があります。私もそういったことがなるべく少なくなるように、会社の特徴をその会社の社長に聞くのは当然ですが、実際に一緒に仕事をしたことのある会社の人にも感想などを守秘義務に関わらない範囲で聞いてみたりして、仕事内容とその会社の得意とするところがマッチするように心がけています。
外注先の紹介は無料です
ちなみにこの外注先の紹介に関しては基本的にお金をいただいていません。それはなぜかというと仕事と仕事をつなぐことで両者にメリットがありますし、何よりいい作品が生まれるきっかけになってほしいと思っているからです。そういったことから業界発展へつながりますし、引き合わせた会社間でもまた次の仕事を相談しあうというように継続した関係が出来上がるとうれしいからでもあります。うまく仕事になってヒット作が出て次を作ったり新しい仕事を引き受けたりして人手が足りなくなったら、そのときにラクジョブを使ってもらえたらうれしいと思います。交流会もそうですが、外注先探しや紹介も業界発展のために行っています。いい作品を作るためにはいい会社、いい人材との巡り会わせが必須です。そういった意味でも外注先の紹介等、業界発展になると思えることについては積極的に行っていきます。逆にこういったことを手伝ってほしいなど、相談等気軽にご連絡くださいませ。
外注先の相談はこちらのリンクを参照ください。
すべての仕事がスムーズに進むために
今回リピートをいただいた会社様からは外注先の相談も同時にいただいており、そちらについても現在紹介日程の調整を進めています。アートディレクターの出向とシナリオのできるディレクターの出向についてですが、すぐに紹介できる候補が見つかってすごいと喜ばれました。もちろん紹介したところで終わりではなく、実際に仕事をしてもらったうえで成果がきちんと出ているのかというところまでキャッチアップしていきます。仕事がうまくいっていない場合はまた他に紹介できる候補があれば紹介を進めていく予定です。もちろん最初からうまくいくのがベストですが。リピートをいただいたお客様に限ったことではないですが、外注先を探していて弊社から紹介を受けた企業様も直接言いにくいことなどあれば、弊社までご連絡いただければこちらから伝えたりフォローできますので、気軽に相談していただければと思います。すべてよい作品が生まれるため、業界発展のためですのでぜひご連絡ください。
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