ソードアート・オンラインが現実に?当然Blu-rayも持ってます
「ゲームオーバになったら脳を破壊されてしまう」「ゲームをクリア出来れば現実世界に戻れるが、ゲーム中で殺されてしまった場合現実世界の自分も死ぬ」と言えばラノベからアニメ化されたソードアート・オンラインの話ですが、アニメの中だけの話では無く実際VRゲームが近年普及している事はご存知だと思います。VRのヘッドマウントディスプレイやバンド型デバイスやリング型デバイスを言う最近までは、アニメ、漫画、SFの中での話だったものが実用化される様になってきたいますが、この時代の変化の中でのどの様に関わって行けるでしょうか。
また、バンダイナムコエンターテイメントは 「全身を動かして楽しくゲームしながら運動も出来る、ファミリー向けフィットネスコンテンツ」として、バンダイナムコエンターテイメントが株式会社Moffとの協業事業第一弾としてモフバンドに対応したアプリを今春より米国で配信予定と発表しました。
1 モフバンドとは手首に巻き付けて使用し、アプリが連動してゲームが楽しめ子供達が夢中になっているものです。 https://jp.moff.mobi 最近特に注目を集めており、ゲーム業界の新しい市場になるとも期待されているゲームVRですが、PlayStation®VRの発売が今年上期に発売が予定されています。今回のCES2016で平井社長はPlayStation®VRに関して価格や発売日等は何も語らなかったようですが、ゲームVRもモフバンドやリング型のデバイス等々今までのコンシューマー機やスマホゲームのタッチスクリーン等もでデフォルトで使っているものではなかった事は無かったと言う意味で時代の流れを感じます。
時代の移り変わりと共に進化を続けて来ているゲーム業界ですが、ゲーミフィケーションの部分だけで無く、ゲームがどの様に人に影響を与え、社会を動かして行くのかをかんがえてみますと、今までゲームを作って来た先人達がいかに人々の喜びを第一に考え開発して来たであろう事が想像できます。そうでなければ心無い人達によって、人々が争ったり殺しあったりする世の中になっていたかもしれません。人々を動かす事ができるツールであるゲームが未来の人類にも多大な影響を与えて行く事を考えて最近注目を浴びて来ているVRゲームについても考えていく必要があると思います。
ゲームソフトを作るにあたり、特別非営利法人コンピューターエンターテイメントレーディング機構の倫理に関する自主規制にもありますが、年齢別レーディング制度が設けられている事はご存知の事と思います。
https://www.cero.gr.jp/rating.html 年齢別レーディングに関して、性的表現にキス 抱擁 下着の露出 性行為 裸体 性的なものを想起させる表現 不倫 排泄 性風俗業 水着・コスチューム。暴力表現に出血描写 身体の分離・欠損描写 死体描写 殺傷 恐怖 対戦格闘・ケンカ描写。反社会的行為表現系に犯罪描写 麻薬等薬物 虐待 非合法な飲酒及び喫煙 非合法なギャンブル 近親姦・性犯罪等 売春・買春 自殺・自傷 人身売買。等言語・思想関連表現系に言語・思想関連の不適切な描写に対し「それぞれの表現項目には上限があり、上限を超える表現・内容を禁止表現とし、禁止表現を含むソフトにはレーティングを与えないようにしております。」とあります。
今後メジャーになって行くVRゲームを作るにあたって、年齢の枠を超えてクリエーターの世界観をどの様に表現して行くのかを考える時でもあると思います。VRを体験した事がある方は良く分かると思いますが、ゲームでもその世界への没入感が高くなって行くと物理世界の現実との区別が難しくなって来ます。VRでなくとも映画でアニメやCG映像を見てその世界に入り込み感動の涙を流したりする事もある位です。イメージの中と現実の世界が強く結びいついていることがわかります。
感動や恐怖、非合法的な行為等々映像だけでも人間が反応するという事はよく知られている事でしょう。イメージで死に至る事すらあると言います。あるイメージの中である死刑囚に対しての実験でイメージで人が死ぬ事もわかっています。その実験はある死刑囚を椅子に座らせ、目の前には刃物が置いてありそれで切って死刑執行すると死刑囚に伝えます。そして目隠しをし身体に刃物を当てると死刑囚は痛みを感じ、滴る生暖かい自分の血液にどんどん意識が遠のいていき死んでしまいます。しかし、実際に身体に当てたものは刃物では無く全く切れないもので、滴る生暖かい血液だと思っていた物も人肌に温めた水分だったと言います。実際に外傷は全く無かったのにも関わらず死刑囚は死亡する事が判明した実験でした。人間が映像の世界に入り込んで、実際そこにいる様に感じる没入感の高いVRゲームでも人間に対して良くも悪くも影響を与えていく事が想像出来ると思います。
良い影響、そうでない影響と言っても価値基準が人それぞれ異なるとはおもいますが、基本的には年齢別レーディングにもある内容に皆さん合意の事かとは思います。今まで以上に人々に対して、人々の生活の中に入り込み関わって行く可能性が高いVRゲームですが、VRゲームを作る時にどの様なゲームで沢山の人達を楽しませる事が出来るのかと考えるとVRゲーム業界の発展がますます楽しみになります。
私達ビ・ハイア株式会社でもVR・3DCG交流会を開催したりと積極的にVRゲーム業界のサポートもしていますし、関わっている映像制作会社さんの中にも今後ゲームVR業界に入って行こうと考えている企業様も沢山おられます。VRゲームでの問題点に関しても真剣におかんがえになっている会社さんがおられますので、今後VRゲーム業界への参入をお考えの映像制作、音楽制作・効果音制作会社からのお問い合わせもお待ちしております。