ゲーム DMMゲームスの今後と、PVやOPで補強するコンテンツの『世界観』の重要性

DMM_salesここ数年で変わった「DMMという会社」

DMM.comといえば、何を思い浮かべますか?今はもうセクシーな動画というよりもむしろ、ゲームのプラットフォーマーとしての立ち位置の方がラクジョブのユーザーの皆さんにはしっくりくるかもしれません。ブラウザゲームブームを起こした火付け役となった、『艦隊これくしょん』、現在アニメも放映中で話題の『刀剣乱舞』など、当初の18禁ゲーム中心のラインナップから離れ、一般層向けのゲームを数多く出していこうとする方針に変わってきたDMMは、完全な一般向けからちょいエロ、萌え系に振り切ったもの、完全エロ、実写まで幅広い挑戦ができる、もはや敵なしのプラットフォームになってきています。

今やDMMグループの売り上げは1,358億円を見込み、(2015年12月末時点)、会員数は1900万人を突破と、破竹の勢いで快進撃を続けています。参考:(https://corp.dmm.com/information_dmg.html

DMM_membership動画投稿サイトとして大成功を収めたニコニコ動画の会員数が4000万人ほどで、そのうちのアクティブ層は約半分の2000万人ほど。この時点でDMM会員数も迫ってきている状況ですが、ニコニコ動画に毎月アクセスするぐらいの熱心な課金ユーザー(プレミアム会員)223万人に対し、2016年7月時点で登録ユーザー層だけでも400万人を突破し、しかもそのうちの9割が課金ユーザーであるとCEDECで発表されている艦隊これくしょんの数字は驚異的です。参考:(https://note.mu/doudaka/n/nd74343b475d6

kankore223万人がニコニコ動画全体の数字なのに対して、400万人は艦隊これくしょんという1ゲームのみの数字です。これ以外にもご存知の通り、DMMの抱える人気ゲームは刀剣乱舞を始め、複数あります。しかも、ニコニコ動画のプレミアム会員費が月額固定なのに対し、艦隊これくしょんの課金は好きなアイテムを自由に組み合わせて購入するタイプなので、課金額に上限はなく、会員一人あたりの売り上げを伸ばすことができます。

動画以上にアクティブなやり込みが必要なゲームコンテンツを多く有し、かつ投稿型ではなく中身のコンテンツのIP(版権)までも持っているDMMはニコニコ動画のように一気に会員数を増やし、今でいう「バズる」状態を引き起こすようなサービスではなく、じわじわと長期スパンで自社の価値を高めて行くスタイルだということがわかります。

これからのキーワードは「世界観」

すでにエロという強みを持っているDMMですが、さらに勝負を仕掛けて行くために重要視しているのは、「世界観」だと言います。ただエロいもの、ただ斬新なゲーム、笑える動画、などの瞬発力勝負ではなく、長期的に愛されるコンテンツにして行くためには、そのコンテンツの世界観がしっかり構築されていることが重要です。

艦隊これくしょん、刀剣乱舞などでも顕著ですが、テーマやコンセプトがはっきりしています。
新作ゲーム、『OZ Chrono Chronicle』でも、テーマを「童話の世界」に絞ってティザーサイト、PVの何もかも世界観を統一して作り込んでいます。

男性向け・女性向けでそれぞれ明確にファン層を絞って成功を収めてきた艦隊これくしょん、刀剣乱舞に続き、『OZ Chrono Chronicle』では男性にも女性にも受ける「可愛らしい」ものを詰め込んだ「童話の世界」をコンセプトに、男性女性両方のユーザーが楽しめる本格的ゲームをリリースしました。ゲーム性においても世界観においても、一段上の広さの対象に狙いを定めてきた今回のゲームは、DMMにとっても新しい試みとなっている作品です。

そうした「世界観」を作り上げ、ユーザーにそれを示すのに一役買っているのが上にも紹介したようなPVの存在です。キャラやゲーム画面を動かして見せることによってより世界観に引き込ませ、臨場感を持てるようにすることと、コメント欄にも多く散見されていることですが、音楽が画面の雰囲気と合っていることも非常に重要です。

世界観を作り上げる演出には、絵と音楽の融合は欠かせません。
こうした演出は、打ち出したい世界観を熟知した専門のスタッフが対応します。
今回の、上にご紹介したPVは世界観演出を専門に『化物語』や『Steins;Gate』のOP制作などの実績を持つポイント・ピクチャーズという会社が担当しています。

今後さらに、世界観というブランドを確立しより強固なファン層を作り上げてジワジワとDMMの持つ市場は広がって行くでしょう。
自社でもFXサービスを行うDMM自身の上場についても憶測は飛び交っていますが、まだ種まきをして長期的にコンテンツを伸ばし、土台を作っていきたいであろう様子から考えると、するとしても上場は先のことになりそうです。

これからのゲームに欠かせない世界観を作り上げるDMMのゲームコンセプター募集は下記より
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=57198f38e97c63410

ゲームの世界観を絵と音楽とで映像させて表現するアニメ演出家募集は下記より
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=559cf931dc8dc0299

それぞれ絶賛募集中です。

ラクジョブ応募のために新規登録をする方はこちらから

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また、企業担当者さまで世界観を熟知したプロに映像制作を依頼したい場合は下記よりご連絡ください。

◆株式会社ポイント・ピクチャーズ
・HP:https://www.point-p.jp/top.html
・実績案内:https://www.point-p.jp/record/index.html
・サンプル映像:https://www.point-p.jp/works/index.html

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