漫画 『こち亀』 40年にわたる連載がついに終了へ!

kochikame001あの『こち亀』が終了!?

記事を読んでいただきありがとうございます。今回は週刊少年ジャンプで最長連載記録を更新し続けてきた『こちら葛飾区亀有公園前派出所』こと通称『こち亀』がついに連載終了となることが漫画家・秋本治氏の口から直接発表されました。

『こち亀』といえばアニメ化もされ舞台化もされ実写ドラマにもなり、実写映画化もされたくらい多くの人に長期にわたって愛され続けてきた作品です。アニメ化の際に主人公両津勘吉役をラサール石井さんが担当することでも話題になったり、ドラマ化も主人公両津勘吉役を香取慎吾さんがつとめるなど話題の尽きない作品でした。最新のコミックスは199巻で、200巻到達を記念してのこち亀展も開催し、まだまだ続くと思われた矢先の発表でした。

kochikameten引用開始

1976年から「週刊少年ジャンプ」(集英社)で連載されている長寿マンガ「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」が、約40年におよぶ連載に幕を閉じることが3日、分かった。17日発売の同誌42号で最終回を迎え、同日発売のコミックス200巻が最終巻となる。神田明神(東京都千代田)で3日に行われた同作の“巨大絵巻物”の奉納式で発表された。

 作者の秋本治さんは「40年も連載されることは作家にとってうれしいところ。いつまでも描きたい気持ちもある。これでスパッと切れるわけではなく、時々(ジャンプに)遊びに行くくらいでもいいかもしれません。今後の展開は未定。次の作品の構想もあります」と語った。終了を意識し始めた時期について「200巻を迎える2016年ですね。終わるかな?と迷っていました。おめでたい時に終わるのが一番かな?と考えた」と説明。「両さんというキャラクターが面白い。キャラクターと出会えたのはうれしい」と話した。

引用終了

こち亀:40年の長寿連載に幕 コミックス200巻で完結

kochikame199まだまだ出番はある?

いったんは終了とはなるものの、いつまでも続く作品だと思っていただけにとてもビックリさせられました。秋本先生も次の作品の構想もあるとのことで、それはそれで楽しみですし、秋本先生自身がにおわせているとおり時々読み切り等で誌面を賑わすこともあるかも知れません。

いずれにせよ一つの長期連載が終わると寂しさとともに新しい作品が生まれるわくわく感もあります。秋本先生の次回作もとても期待したいところです!

長寿作品といえば

ちなみに『こち亀』は1976年から40年間、一度の休載もなく連載が続いている「少年誌の最長連載記録」というギネス記録を持っています。私が生まれる前から連載を開始しているにもかかわらず、一度も休載がないというのは驚きの記録です。ギネス記録とまではいかないまでも、連載中の長寿作品というと、『ゴルゴ13』、『ミナミの帝王』、『クッキングパパ』、『はじめの一歩』、『美味しんぼ』、『浮浪雲』、『パタリロ!』『名探偵コナン』などがあります。実際に読んだり、アニメで見たり、実写ドラマ等で見たという作品も多いと思いますが、それぞれ本編単体で100巻以上を超えている作品がほとんどで、一部の作品は本編のみで100巻は行かないまでも、シリーズ累計や特別編などを含めると100巻を超えています。

『こち亀』終了のニュースはずっと連載が続くものだと思っていた私からすると相当ビックリしましたが、上記の通り他にも長寿作品もありますし、これから生まれるヒット作もありますので、いずれにせよ漫画業界が更に発展していくためにこれからもお手伝いしていきたいと思います。秋本先生、40年にわたる連載ありがとうございました!

2016年9月29日追記

最後のコミックス200巻は『こち亀』の最高売上部数になりました。さすがというか予定通りなのかもしれませんが、コミックスとジャンプ誌面で結末が違うという仕掛けもあり良い感じで売上が伸びているようです。さすがは両さん。しっかりと有終の美を飾ってくれました!

最終200巻が「こち亀」の最高売上部数に

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