ゲーム 転職 未経験でもプログラマー、エンジニアとして採用されるためにすること

未経験者の転職事情

記事を読んでいただきありがとうございます。今回は未経験者がエンジニアやプログラマーとして転職したいと考えている方向けに、実際どの程度実現する可能性があるのか、そのためにどんなことをしていればいいのかについて書いていきます。私自身最初に入った会社でシステムエンジニアという肩書きのサーバーエンジニアをしていました。当時は業界的にも人手不足だったので新卒未経験プログラミング知識ゼロ、サーバー知識ゼロでもすんなりと入ることができました。そんな状況から現在IT系もさることながらWeb系でもゲーム系でも実際のところプログラマーニーズは常に高いですし、いい人がいたらいつでも採用したいという声をよく聞きます。では誰でも入れるのかというと決してそうではないので、そのあたりデータと実際の現場の声を元にお伝えしていきたいと思います。

doda01データについて日経ビジネスに掲載されているDODA調べの「中途採用」の実態調査をみていくと、業種経験不問の求人は51%、職種経験不問の求人は8%となっています。2012年のデータなので最新の転職事情と少しずれる部分があるかもしれませんが、今回はこのデータをもとに話を進めていきます。今回のテーマである未経験でもプログラマー、エンジニアになれるのかというのは、職種経験不問に該当します。つまりあくまで全業種での話にはなりますが、職種経験不問の求人はたったの8%しかありません。それは、そもそも職種未経験の求人と出会う場面が少ないのと、その求人に対する内定獲得競争が激しくなることを意味します。では実際に異職種から転職できているのはどれぐらいいるのでしょうか?

doda02データを見ると異職種からの転職割合が最も高いのは「事務・アシスタント系」であり、ついで「専門職系」と続いています。今回注目すべきクリエイティブ系や技術系は、クリエイティブ系で27%、技術系にいたっては11%と他業種と比較すると最低の数字となっています。クリエイティブ系も数字こそ27%と高そうに見えますが、それでも下から数えたほうが早いですし、ここにはデザイナー等プログラマーやエンジニア以外の人も含んでいるため、実際は技術系のようなもっと低い数字となるでしょう。

データを見ると未経験でプログラマーやエンジニアになるのは新卒でもない限りかなり難しいと言えます。それでもどうしてもゲームプログラマー、サーバーエンジニアになりたいという人はいると思いますので、そういう人はどうすればよいのかについて、ここからは実際の人事の人の話を交えつつ考察していきます。

Programmer Man Computer Geek Coder Flat Vector未経験からプログラマーになった人

未経験者OKの求人を出して実際に採用し、その後活躍している人が多数いるゲーム開発会社の方に実際のところを聞いてみました。その会社では前職が料理人であったり家電量販店の店員であったりと、かなりバラエティーに富んだ人たちがゲーム業界のサーバーエンジニアとして活躍しています。担当者によくよく聞いてみると確かにプログラマーとしての業務経験はないけど採用した人たちはいずれも独学でプログラミングをして、ゲームなりWebコンテンツなりを作ったことのある人や、前職をやめた後にプログラムの専門学校に半年~1年通ってその後就職したという人ばかりでした。

要するにプログラムの業務経験がないだけではなく、プログラミングに対する知識も独学での経験も一切ないという人は合格していなかったのです。特に職務の経験が求められるゲーム業界、プログラマー職において、そこを取り払ってくるだけでも数が少ないのに、さらにプログラミングの知識も一切ないという状態ではどこにも合格できません。海の中で真水を探すぐらい無理があります。つまりそこは最低限やっておいてくれよというのが、採用担当者側の本音です。

Leader give recognition to his worker異業種へのチャレンジを成功させるために

では、自分で独学ないし学校に通ってプログラミングの知識を身に付けるとして、その後就職するためにはどうすればよいのでしょうか。ゲームに限った話ではありませんが、プログラマーやエンジニアという職種は技術の移り変わり、使用するアプリケーションのはやり廃りがあっという間なので、常に勉強し続ける姿勢が求められます。常に新しい技術、新しいソフトウェアが出てくるので、それを使って何かを作ってみようと言われなくても勝手にやってしまうような人が求められています。そしてそういった人はあくまで前提条件というだけで、最新技術を追い求め勉強することが大好きだから合格できるわけではありません。

最も重要なのはゲーム系に関わりたいのであれば自分でゲームを作ることです。どんな簡単なゲームでも良いので、まずは自分で一通り作ってみることが、ゲーム業界へ入るための第一歩だといえるでしょう。プログラミングを独学でも学んでいこうという姿勢も見せることができますし、ソースを見ればプログラミングのレベルもわかるので、面接をしてもらいやすい状態になっています。特に業界に入るために有利な資格はありません。経験が重視される業界なので、経験がないのであれば意欲を見せて、実際にゲームをいくつも作って持ち込んだほうが資格を持っているだけよりよほど効果があります。

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