ゲーム会社の社長兼うんちマンへインタビュー 現場が育つためには?プロデューサーやディレクターが持つべき視点について

(以下は動画の書き起こしです)

———こんにちは!ラクジョブ事務局の桜井です。引き続きうんちマンさんにお話をお聞きしていきます。今回は、実はうんちマンさん自体がゲーム業界でプロデューサーとして長くやっていらっしゃるのでプロジェクトを束ねる立場として必要なことについてお聞き出来ればと思います。

うんちマン:どうもよろしくお願いします。うんちマンです。こんな格好して真面目なお話するのも何ですが(笑)ご要望がありますのでお話させて頂きます

Man sleeping on conference tableライフサイクルを整える

まず何が大切なのか?についてです。基本的に日々の生活をキチンとするというのが私は大切だと思います。ちゃんと寝て、ちゃんとした時間に飯を食い、適度な運動をするとことです。つまり、普通のライフサイクルをしっかり送るということです。

ゲームは開発期間は長いですよね?一週間とか二週間なら無理をしてガァーっとやれば良いのですが、とても長いです。ですから、キチンとプロジェクトメンバーの健康管理、精神面管理をプロデューサーは目を配ってやっていくというのが私はすごく大事だと思っています。

それがあった上でどんな面白い物を作ろうとか、こういう風にしたら面白くなるよねを考えます。これ以上やると面白くなるけどこれ以上はプログラマーは出来ないという問題など色々ある訳ですが、基本的にはライフサイクルを整えるのは大切かなと思います。


Creative people coworking on a new project立場が上の人こそ大切な部分

そしてプロデューサーやディレクターという視点から見た時に何が大切かなというと「信頼してある程度は任せる」ということだと思います。これはもちろんタイプはあるので一概には言えませんが、信頼して任せる必要はあると思います。日々どういうことを考えて進めているのかということを上からの指示でという感じでやるのは非常に良くない訳です。それよりも逆にどういう風に進めたい、どういう風に報告をしたいと思っているのかという部分からクリエイターの人たちに考えて貰った方が良いです。自分達だったらこういう風にしたら日々の仕事は苦にならないし、報告もしっかりしますということを現場の人たちに考えて貰ってやる方がうまくいくパターンは多いかなと思います。

マネージメントという形で上の人が俺はこの形でやってきたからこれが良いに決まっているのではなく、直接現場の人たちに考えて貰って「私たちはこういう風に考えました。こうやるのが良いと思います」と途中上手くいかないこともありますが、試行錯誤しながらやっていくと「現場」はしっかり育ちます。その結果、ディレクターとかプロデューサーが逐一監視などをしなくても良い現場になっていくパターンは多いと私は思います。

———プロデューサーさんを経験された方からの言葉となると重みがやはり変わってきますね。ありがとうございました。

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編集後記

4回に渡ってお送りしたうんちマンさん取材シリーズいかがでしたでしょうか。アニメゲーム漫画業界のクリエイターさんとして勉強になる部分は各所にあったのではないかと思います。見た目はおふざけに見えますが、実際やるとなると人の目を気にしないほど頭がおかしい人か常軌を逸した熱い哲学を備えている人かのどちらかでしょう。覚悟も必要です。このどちらに振れる人であるかはうんちマンさんが話す言葉の端々から伝わったと思います。

アニメゲーム漫画業界のクリエイターさんとして第一線を張っていらっしゃる方は手塚治虫さんや宮崎駿さん、赤塚不二夫さん、永井豪さんなど挙げていくとキリがありませんが、どの方も共通することとして常軌を逸した逸話が数々出てくることでしょう。今回はそうしたクリエイターさんからヒントを得る機会として活用して欲しいと思い企画しました。基本的には業界ニュースなどを挙げておりますが、こうした取材シリーズもまた機を見て行っていければと思います。第1回〜4回まで下記にまとめておきましたので飛んで見に行ってみてください!

なぜうんちマンを始めたのでしょうか?(第1弾)

ゲーム会社社長へインタビュー SNSでも注目を浴びるキャラ なぜうんちマンを始めたのでしょうか?

アニメゲーム漫画業界へ伝えたいメッセージとは?(第2弾)

ゲーム会社の社長兼うんちマンへインタビュー 現場が育つためには?プロデューサーやディレクターが持つべき視点について

クリエイターとして手早く成功を掴むためにはどうしたら良いのか?(第3弾)

ゲーム会社の社長兼うんちマンへインタビュー 現場が育つためには?プロデューサーやディレクターが持つべき視点について

現場が育つためには?プロデューサーやディレクターが持つべき視点について(第4弾)

ゲーム会社の社長兼うんちマンへインタビュー 現場が育つためには?プロデューサーやディレクターが持つべき視点について

最後までお読みいただきありがとうございました

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