(画像は公式サイトより)
「ゲームづくりは青春だ」
「君が作るゲームが、いつか伝説になる」
「Unityインターハイ2016Webサイト」が本日よりオープンされました。アクセスすると上記キャッチコピーが現れ、爽やかな少年少女二人が映し出されたイメージポスターが映し出されます。統合ゲーム開発環境ソフトウェアの「Unity」を使って制作されたゲームのコンテストで、参加対象者は全国の高校生、高専生、および小・中学生という大学生未満の学生です。審査員にはゲーム開発のエキスパートが名を連ね、オリジナリティや完成度を基準に公正な審査が行われるというものです。エントリーが本日より始まっています。ゲーム開発を趣味にされている学生とつながりのある読者の皆さんは、ぜひそのようなゲーム制作っ子たちに教えてあげてください!応募条件は「Unity」を使っているということや、テーマに沿った作品であること、エントリーした制作メンバーによる作品であること(ただしフリー素材や公開されているプログラムコードのコピー、外部からの助言はOK)、二次創作ではないことなどが挙げられ、いずれもエントリーフォームから事前に応募する必要があります。エントリー締め切りは7月31日、作品提出締め切りは8月31日、プレゼン発表は9月25日となっています。
学校での部活動支援
(画像は公式サイト内特設ページより)
公式サイトで注目したいのは「自分たちの学校にUnity部を作ろう!」という特設ページです。ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンではプログラミング教育の活性化に力を入れており、ゲーム開発を目的とした部活動への無償による講師派遣と勉強会の開催や、Unity関連書籍などのプレゼントサービスを実施しました。文科省認定であることや、学校から認められている部活動であること、Unityインターハイへのエントリーを行うことなどの資格条件をクリアすれば、ユニティ・テクノロジーズ・ジャパンよりゲーム開発支援が受けれられるというものです。ゲーム開発以外での利用(建築や医療の分野でも使われている)がされており、そういった方面から学校関係者のUnityに対する興味関心をひき、より一層のUnityの周知と、Unityを扱える人材の増加を図っています。また学校関係者だけでなく、官公庁や教育事業関係者に向けても呼びかけを行っており、プログラミング教育と密接に関われる体制が整っていることをアピールした形になります。
地方におけるクリエイター人口の増加に期待か
ゲーム開発やプログラミングによる開発を行える人材は、現在多くが東京や大阪などの都市部に集中しているという現状です。人口が多い都市部での開発は人材を多く集め、分担作業で開発ができるという利点があるので、大きな案件が開発業者に受注されたりします。分業ゆえにスキルも専門特化した人材が育つのですが、地方ですと人材がおらず、マルチプレイヤーであることを求められる上に成長という観点からしても広く浅くになってしまうことが多く、多くのスキルを持ってはいるが、踏み込んだ制作ができないということで仕事がなかなか回ってきません。
今回の学校での部活動支援などの動きが活発になれば、都市部でのクリエイター一極集中を防ぐことができるかもしれません。今後ますますITが求められる世の中になりますから、プログラマーを目指す人が年に行かなければならない状態を食い止めるには、このような青少年のうちからプログラミングというものを当たり前の存在として学べる環境が必要になってくるでしょう。今後のIT人材育成に、ゲーム開発環境Unityがますます大きく関わることになりそうです。
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