ゲーム カービィのLINEスタンプがTwitterトレンド入り 星のカービィ24周年

2016-04-28 14.08.05カービィのLINEスタンプ

なんでも吸い込むピンクのヒーローといえば星のカービィですね。敵キャラクターの能力を奪い取るコピー能力や、フワフワ飛ぶ空中浮遊、可愛らしい敵キャラクターなどが特徴的な任天堂の人気タイトルです。TwitterのトレンドではカービィのLINEスタンプの恐るべき可愛さに悶絶するユーザーが続出。しかもこのスタンプ、そうなんです!動くんです。メタナイトや敵キャラクターであるデデデ大王やワドルドゥなどのスタンプもあり、是非ともシリーズ化してもらいたい、というかシリーズ化必至のハイクオリティなスタンプになっています。特にキャラクターとの絡みが可愛い!

参考:『星のカービィ』の動くLINEスタンプが配信開始。ぽよぽよ動くカービィはかわいさ抜群
https://dengekionline.com/elem/000/001/265/1265446/

(2)星のカービィは24歳

(画像はAmazonより)

ところで、星のカービィは昨日24歳の誕生日を迎えました。なんてことだ!当記事を執筆している山崎も今年24歳です!カービィさんタメだったんですね。星のカービィ第1作目は1992年4月27日にゲームボーイから発売されました。当時22歳だったゲームクリエイター桜井政博さんは、のちに「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」「新・光神話 パルテナの鏡」などのヒット作を生み出しています。22歳ということは、カービィは当時の親の年齢を超えてしまっていたのですね。当時はなんとカービィの最大の特徴であったコピー能力がありませんでした。吸い込み、飲み込み、吐き出し、ジャンプ、ホバリング、ホバリング後の空気弾となっており、これを駆使してデデデ大王を倒すというゲーム内容です。コピー能力が追加されたのは翌年にファミリーコンピュータで発売された「星のカービィ 夢の泉物語」からでした。後期ファミコンの名作アクションゲームとして、現在の基準から見ても非常にクオリティの高いゲームになっています。

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(画像はAmazonより)

星のカービィと同い年くらいの我々世代が初めてやったカービィ作品が、スーパーファミコン用ソフト「星のカービィ スーパーデラックス」です。当時としては珍しい2人同時でプレイすることができる横スクロールアクションゲームで、カービィのコピーした能力をそのまま使うことができる「ヘルパー」や、コマンドによって繰り出すコピー技の種類が変化したり、7つのアクションモードと2つのサブゲームというゲーム構成によって、一つ一つのゲームモードの手軽さと、作品全体のボリューム感の増加というゲームの初心者と上級者が求める二つの要素を見事に達成しました。のちの桜井政博さんが製作するゲームも、一つのゲームの中に多くのゲームモードが存在しているという構成が多く、「カービィのエアライド」や「大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ」などもその構成を受け継いでいると言えるでしょう。

多岐にわたるゲーム性とメディアミックス

初代カービィ発売当初から人気コンテンツとなったカービィは、アクションゲーム以外の作品にも起用されます。「カービィのピンボール」「カービィボウル」「きらきらきっず」「コロコロカービィ」などが発売され、先述の「カービィのエアライド」など、レースゲームにもなりました。その後、さくま良子さんやひかわ博一さんらによる漫画作品や、スタジオ・ザインがアニメーション製作を担当したアニメ作品になるなど、メディアミックスを展開しました。アニメは2001年から2003年まで放映されており、和製サウスパークと称されるほどの社会風刺や政治ネタが盛り込まれ、大人も子どもも楽しめる内容になっています。ゲームとの連続性はなく、アニメオリジナルの舞台になっているので、カービィ作品を全く知らない人でも見ることができる作品です。桜井政博さんもアニメの監修をしています。

任天堂公式Line設立やMiitomoのヒット、最近では「どうぶつの森」や「ファイアーエムブレム」のスマートフォン向けのアプリをリリースする予定だというアナウンスをした任天堂ですが、ますますスマートフォンで楽しめるコンテンツに食い込んでいくでしょう。任天堂のスタンプは現在、「どうぶつの森」「スーパーマリオ しゃべる!動く!スタンプ」と今回紹介した「星のカービィ まんまるスタンプ」の3種類しかありませんが、今後はポケモンやその他の人気コンテンツもスタンプ化されていくでしょう。

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