ゲーム開発のコストを少しでも減らしたい
他社のゲーム開発のコストを減らすために動いているゲーム開発会社さんがあります。その会社さんは開発会社ですが、100社以上の開発会社さんに対してその人的コスト、時間的コスト、そして当然金銭的コストを減らすために、自社でのゲーム開発以外に事業を持っているのです。それはミドルウェアエンジンの開発。「モノビットエンジン」という名前を聞いたことのある会社さんもあるのでは無いでしょうか？全ての開発会社がかけざるをえない手間を、エンジンによって少なくしよう、というのがこの会社さんの目標です。現在はMMORPGなどの同時通信型ゲームに特化したエンジンと、リアルタイム通信エンジンの2種類を発表していますが、既に「ロードオブヴァーミリオン」や「城とドラゴン」「タワーオブプリンセス」といったゲームで採用されています。このエンジンを作った株式会社モノビットさんを招いて、5月に弊社で久しぶりのゲーム業界交流会を行います。
変化を起こさなければ淘汰されてしまうゲーム業界
ゲーム業界は、このたった5年ほどの間に随分変わりました。一番は何と言ってもソーシャルゲームという存在の登場です。それまでゲームはゲーム、ITはITと分別されていた･･･あえて言えばオンラインゲームやダウンロードコンテンツくらいでしか関わらなかった2つの業界が突如として同期し、ゲーム業界は世界的な技術の先端に立たされました。IT業界は日進月歩どころではなく、毎秒新しい概念や技術が生み出されている場所です。ゲームもそうなることを余儀なくされ、何とか柔軟に変化できた会社だけが生き残っています。私もこの数年の間にいくつもの知り合いの会社さんが無くなったり新しくできたりするのを見てきました。明日は何が起こるかわからないし、今日だって何が起こるかわからないのがゲーム業界という風になってきています。
自ら「変化」を生み出す会社となるには
こういった激動の状況を生き抜くために必要なのは「変化に従う事」だけでなく「変化を生み出すこと」です。株式会社モノビットは元々開発会社でしたし、代表の本城さんもプログラマーとしてキャリアをスタートさせています。しかし開発事業を進めると同時に、モノビットエンジンのようなミドルウェア開発や最新のVR状況に対応した技術の発表、案件の対応を行っています。文字で書くだけなら簡単ですが、いち開発会社がここまでの変化を生み出すにはかなりの決断が必要です。しかし業界中を良くするために、そしてゲームをもっと面白くするために動いたのがモノビットさんでした。今回の交流会についてもモノビットさんからのご相談があり開催を予定しています。この業界に長くいる会社さんですが、常に新しい繋がりを求め、自社をアップデートしてゆくための交流会なのです。
ゲーム業界交流会は「アップデートのため」の交流会
私たちが業界交流会を行うのも同じ理由です。大体1〜2ヶ月に1回行われている弊社の交流会ですが、1ヶ月の間に1社だけの中でもどれだけ様々な変化が起きるでしょう。その間、取引先や仕事の内容が先月と同じという状況では、場合によってはまずい可能性も大いにあります。今回のミドルウェアもそうですが、新しい情報をアップデートしないことで余計なコストを使い続けたり、人不足だと信じ込んでしまいなかなか次の一歩が踏み出せないということも大いにあり得ることです。私たちが今回たまたまモノビットさんのお話をしましたが、本来は毎日情報が飛び交い続けているのが今のゲーム業界です。私たちの交流会は、そういったアップデートを一気に行うために集まって頂くものです。
今回はゲーム業界に限り、SAPさんから開発会社さんまで幅広くご参加いただく予定ですが、もし「実はアニメ業界に興味がある」「ゲーム以外の業界とビジネスをしたい」というご要望がある場合はお知らせ下さい。できる限りのお力添えを致します。
交流会について
ゲーム業界の経営者交流会は5月18日(水)を予定しています。今回ご紹介したモノビットさんからのモノビットエンジン等に関する発表があるだけでなく、私たちからも最新の案件やゲーム業界の状況についてご説明をさせて頂きます。その後はいつも通り自由に名刺交換を行う形となりますので、自由に情報交換を行って下さい。
場所：港区（後日再度発表します）
日時：5月18日(水) 19時〜
参加資格：ゲーム業界で会社の経営をされている役員の方（執行役員を除く）
参加方法：sanka@raku-job.jp宛てに、社名・参加者名・参加者の肩書き・メールアドレスをご送付下さい
その他：参加料は無料です。服装の規定はありません。
今回弊社の交流会に始めて参加する、という方は一度弊社からご説明のためのお打合せが必要となりますので、その旨をメールでも一度ご連絡下さいませ。皆様からのご参加、お待ちしております！
