アニメゲーム漫画といえば子供から大人の心を掴んで離しません。買ってあげるからねと聞いて喜ばない子供はいないでしょう(大人は分かりませんが)。こちらの画像は経産省の『コンテンツ産業の現状と今後の発展の方向性』という資料の一部画像です。こちらを参考に見てみますと現在国内のアニメゲーム漫画業界の売上規模はゲームだけで1.5兆円、アニメ以外も含まれた映像業界が4.5兆円、漫画・書籍系が4.6兆円です。ここに音楽なども含まれたコンテンツ産業全体は約12兆円となっています。日本の税収などをトータルした一般会計96.3兆円のおよそ10分の1です。アニメゲーム漫画業界が日本の発展に多大なる影響をおよぼしていると言っても過言ではないでしょう。ちなみに、コンテンツ産業というのは映画、アニメ、書籍など制作・流通を担う産業の総称。海外へもクールジャパンというパッケージで売り込むことが出来る、今後の成長を感じられる産業としても注目を浴びているとも書かれていました。
ですから、アニメゲーム漫画業界がより売上を高めてクールジャパンとして売り込みさらなる税収の増益も見込まれており注目を浴びているという背景もあるのでしょう。今回はTPPとアニメゲーム漫画について書いていきますが、TPPが入ってくることによって健全な民主主義の元で成り立つ資本主義が崩れる可能性はラクジョブ新聞で以前から指摘をしていた様に高くなります。アニメゲーム漫画業界は娯楽作品を生み出す業界ですからバランスが崩れ去った元での成立は不可能です。本当の情報というのは基本的に隠蔽されています。ゆえに、テレビやメディアが触れたがらない部分に真実は隠されています。
ラクジョブ新聞は資本と編集が独立しているため自由に書けますが、多くの日本メディアは資本と編集がごちゃ混ぜになっているため資本側に不利な発言は載らない仕組みです。東日本大震災の際に原発の批判、言論統制が露骨すぎてテレビやメディアは真実を語らないという話が出回ったので覚えている方は多いと思います。あれもその一つです。本当のメディアのあり方は各自の判断へお任せしますが、今回は正真正銘の真実を書いていきますので安心して読み進めて頂ければと思います。真実を手にした時にやることは…などと大層なことは書きませんが真実に目を当てる機会にして頂ければ幸いです。
鳩と平和とアニメゲーム漫画についてここでは書いていきます。鳩と平和というとしっくりくる方は多いのではないかと思います。実はギリシャローマ時代から鳩が平和の象徴と言われていました。旧約聖書の創世記8章の中で下記の様な話が出てきます。
引用開始
「堕落した人類を滅ぼすための大洪水がようやくおさまったとき、ハトを放すと、ハトはオリーブの枝を咥えて帰ってきたので、水がひいて陸地が現れていることが判った」
引用終了
最初から世界中に浸透していた訳ではなくあくまで一部のエリアでの話でした。急速的に広まったのは1949年に行われたパリ国際平和擁護会議でパブロ=ピカソが描いた鳩を使ったポスターを用いたからだそうです。ただし、この会議よりも30年前に発売された切手で平和=鳩というイメージが日本には浸透されておりました。第一次世界大戦終結を記念して鳩とオリーブの柄描いた「平和記念切手」です。誰が作った、鳩を使用した理由については記録が残っていないため不明ですが、西洋の文化と平和の象徴を掛け合わせて作ったのではという見方が有力だそうです。これまで数千種類のアニメゲーム漫画作品は誕生してきましたが、アニメゲーム漫画作品はこの鳩に匹敵するくらい平和を象徴していると思います。例えば、明日から日本が開戦します。と政府が発表した場合のことを想定してみて下さい。少なくとも作品を楽しんでいる場合ではないと思います。開戦ですから敵は攻めてきますし、日本からも兵隊を送ります。その場合私たちも明日から戦争へ行くかもしれません。
その佳境の中での一つの娯楽としてアニメゲーム漫画作品が見れても広く普及ということは難しく一部の作品のみ広がっていく、そんなイメージでしょう。ですから、戦争が起きていない事は大前提です。さらに、経済的な安定も必須です。多くの人が生活苦を迎えている状況の中で考える事は明日のご飯です。私たちはそれぞれの重要性関数に応じて物の善し悪しを判断し、決断をしていますが明日生きるかどうかが決まっていない状況の中でアニメゲーム漫画作品へ手を出す人はいないと思います。私自身どうにも生活出来なくなり一時的に国の保護を受けたことはありますが、その時考えていたことは明日は食べられるかな、住む所は大丈夫かなくらいです。とても娯楽へ目を向ける余裕などありませんでしたし、思い付きもしませんでした。民主主義と資本主義の上に成り立つということはアニメゲーム漫画業界には不可欠な大きな事例だと思います。
日本は色々なご意見はありますが、民主主義国です。そして、資本主義を選択しています。アニメゲーム漫画作品はこの2つの土台があって初めて成立します。理由は上記で触れたので理解頂けていると思います。TPPはその根幹を揺るがすモノです。私の知る限り多くのアニメゲーム漫画業界の経営者さんが認識していない様ですので声を大にして伝えたいのですが、TPPは民主主義の崩壊への道順を辿ることになります。TPPは関税や貿易などだけが関係ある様な報道の仕方をされていますが、正体は全く違います。国内法を変えてしまえる影響力を持ち、日本に眠る金融資産1500兆円という金額も奪われる可能性があるモノです。ですので、大手メディアなどで言われている話は頭の片隅に置いておいて頂ければと思います。人間は認識したくないモノは認識できない様な仕組みになっていますので一旦は私が言うことを正論だと思って読み進めて欲しく思います。お伝えしたい部分が抜け落ちてしまいます。
では、話に戻りましょう。民主主義の崩壊はTPP加入は3月に済んでおりますので実際は国会で批准したら完了します。こちらの画像はTPPの資料を黒塗りにして提出されたことを報道した朝日新聞の画像です。人は何かヤバイ時に隠します。知られないなら知られないで済むことほど嬉しいことはない、そう言わんばかりの人が大半でしょう。国の中枢も一緒です。国会がそれでは誰に意見を預けて良いのか分かったものではありませんが残念ながら実態はそうなっています。さらに追い討ちを掛ける事実としてTPPは秘密条約ということです。基本的に話し合った内容なども開示出来ませんし、開示出来たとしても5年後です。条約の前にある序文の中で明記されています、条約の内容を一字一句変えてはいけないとも書かれています。
これを撤廃、あれを少なくするという交渉のフィールドへ行くのは構いませんが、ルールは決められていますのでどうにも動きません。演目は任せるけど台本は渡されて遂行するプロレスとでも言いましょうか。プロレスをやるために国家予算を使い、議会場を使い、議員を集め話し合いをする、馬鹿げています。国会のシステム上多数決で決まる様になっていますから自民党と公明党で過半数を取ってしまえば誰も異論を唱えられません。何をこのタイミングで話し合うのでしょう。条約や原文にも明記されている事実に目を当てずポーズを取る、情けなくて涙が出てきます。使われている予算にはアニメゲーム漫画業界から徴収したお金も含まれています。安倍首相は「今国会での批准を目指す」と発言し、衆参解散同時選挙が間もなく近付いておりますので言わずもがな批准されるのだと思います。内容はシンプルです。国会の場とは違う秘密の場で審議され国から選ばれた訳でもない人が判断をする、そして、決まった事項は法律よりも上位にきます。もし、それを阻む法律があれば改正しても良いとも書かれています。
日本は代理性民主主義を取っています。総理大臣をトップに国民から意見を委託した人間が国会で審議を行い、国の行く末を決めるシステムです。国民から選ばれた議員が意見を委託され民意をまとめる、民主主義とはそういうモノです。TPP導入によってどうなるかと言いますと、国民から選ばれた訳でもない人たちが秘密の場で話し合い全てを決め、それを国会へ通達し国はそのルールに則り全てを決めていきます。TPP参加を選択する様な政治家を選んでしまった私たちの責任といえますが、民主主義はこの時点で民主主義ではなくなります。TPP交渉メンバーに誰が入るのかすらも秘密です。いつ、どこで、何を話し合うのかは一切不明です。TPPを取りまとめているのはアメリカですからアメリカ的思考が入ってきて全てがアメリカナイズされていくと言われています。行く末は0.0001%のために奴隷の様に働く私たちです。明日の生活すらままならない状況は目前に迫っています。
アニメゲーム漫画業界の衰退
ここまで来て考えられるのが日本のアニメゲーム漫画業界衰退です。当然直ぐに衰退する訳ではないためちょっとずつだと思いますが、日本的カルチャーを背景としたアニメゲーム漫画作品は生まれないでしょうし、下手したら娯楽産業は撤廃され転職させられていくでしょう。アメリカで0.0001%以外は部品の様に扱われているのは有名な話しです。日本もそうなっていきます。日本にある1500兆円という金融資産も毎年100兆円ずつ運用されていくとして尽きるのは10年です。この1500兆円は今までに至るまでに国民が国へ貸し付けたお金であり、本来国は私たちに返却するべきモノですが、外資の食い扶持にされちょっとずつすり減っていくでしょう。先日大手ゲームメーカーの大株主を見たらほとんど外資系に進出されていました。社長であっても、労働者であっても、株主のために働く事実は変わりませんから外国人のために働く日本人という事実は既に現実と化しています。外国人も日本人も同じ人間だから国籍が違うだけでそんなことになるとは思えないという方はアメリカの実情を見てみて下さい。
今現在アメリカは戦争を仕掛ける程予算はなく国を回すのに精一杯になっています。それはアメリカンドリームという名の下資本を持つモノが最も偉い、お金があれば何でも成せるという世界を理想として植え付けてきたからです。つまり、アメリカは資本を沢山持つモノが偉い世界です。民主主義が…多数決が…という世界は存在しません。資本がなければゴミクズと一緒です。日本もその一助を担おうとしているのは不思議でなりません。
今回は冒頭でお伝えした様にTPPを批准することで生まれる世界について書きました。今回の記事でみなさんの盲点を見付ける一助になったのでしたら幸いです。
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