夜の大地震
記事を読んでいただきありがとうございます。2016年4月14日21時26分頃に熊本県熊本地方でマグニチュード6.5、熊本県上益城郡益城町で震度7を観測した大きな地震が発生しました。
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16日未明から午後にかけ、熊本県熊本地方を中心に最大震度5弱~6強の地震が相次いだ。熊本県によると、14日以降の死者数は計41人となった。震源域は大分県など3カ所で、被害は九州各地に広がった。気象庁は16日未明のマグニチュード(M)7.3の地震が「本震」で、その後の地震に関係した可能性があるとみている。規模が大きい余震が多発しており、復旧が長引けば日本経済にも影響が及ぶ。
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震度7の地震といえば記憶に新しいのが2011年に起きた東北地方での太平洋沖地震、いわゆる東日本大震災です。気象庁が1949年に震度7の震度階級を設定して以降、九州地方では震度7という地震は初めての観測となりました。弊社でお付き合いのある会社の社長さんで熊本県出身ということで意気投合し飲み仲間になったという話も聞いておりますし、そちらの現在の状況もとても気になるところです。そして地震発生当初は犠牲者の数が少なかったのですが、時間が経過するにつれて数がどんどん増えていき、40名以上の方がなくなっています。
まだ関連づけて警戒するレベルではないにせよ、阿蘇山で小規模な噴火が発生したという情報もあり、まだまだ予断を許さない状況が続いています。重要文化財も崩壊したり様々な地震の被害が各地に出ていますが、特にインフラ関連でいうと、煙突が外壁を突き破り線路内に倒れ込んでしまった九州新幹線は全線で運転を見合わせていますし、九州自動車道も熊本県近隣のICから通行止めとなっています。また熊本空港を発着する便は17日まで前線終日運休となっています。
ライフラインである水道は5万戸以上が断水したり、水道水は出るものの濁ってしまって引用できない地域もあります。そして約17万戸が停電の状態にあり、携帯電話の充電のために九州電力が電源車が出されています。そういった状況のため自宅にいることは困難であり、どこかで雨露をしのごうとしても余震が続いているため怖くて屋内では眠れないという人が続出しています。本震前の地震でいったん家の外に出て車の中で寝ようとしたが一人だけ自宅に戻って就寝していたところ本震が発生しなくなられた方もいます。
2011年の地震による影響で発売されなかった作品
2011年の東日本大震災により発売されなかったゲームとして「絶体絶命都市4」という作品があります。これは作品内で津波の被害を取り扱っており、2011年の大震災と内容がかぶる部分があるため発売中止となりました。私自身、この作品をシリーズでプレイしていただけにとても残念ではありました。2015年11月27日に「絶体絶命都市4
Plus」の発売が正式発表され、内容の見直しと表現の大幅強化でリリースへむけて準備していることが公式にアナウンスされました。そして今回も地震が発生しましたが、それを理由にまた発売中止にはならないでほしいと思います。
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グランゼーラは本日(2015年11月27日),都市災害をテーマにしたサバイバル・アクションアドベンチャーゲーム「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」をPlayStation 4に向けて発売することをあらためて発表し,そのストーリーとプレイ映像を公開した。ソフトの発売時期は未定。プレイ映像は“制作途中のバージョン”とされているが,グラフィックスの品質の高さは実感できるはずだ。
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PS4「絶体絶命都市4 Plus -Summer Memories-」が正式発表。発売中止となった“4”は内容見直し&表現の大幅強化を経てリリースへ
というのも、地震などで被害に遭われた方々がプレイする必要はないにせよ、直接的に被害を受けずにすんだ我々はしっかりと経済活動を行いながら、その一部を義援金としてできる限りサポートしていくことでその役目を果たすことが出来ると思うからです。いろんなイベントが直接地震と関係のないところで中止になったりしています。いろいろな理由や事情があるとは思いますが、そういうときにできることを改めて考えていく必要があるのではないでしょうか。アパマンショップは物件を無料で開放することを発表していましたし、できることはいろいろとあるはずです。
私たちだからこそ出来ること
ではアニメ・ゲーム・漫画業界をサポートする弊社やその業界の方は何が出来るのでしょうか。すぐに思いつくところとしては、しかるべきところに義援金を送ることです。どこかで募金活動の呼びかけをしていたら募金をすることです。現在現地では二次被害、三次被害を増やさないためにもボランティア活動はまだ控えてほしいという話が出ています。避難された方が住居を確保し、生活が少し安定してから救援物資を届けに行くのはありですが、今は道路も分断されたり通行止めになっている箇所も多く、現地での救出活動が最優先となっていますので、今いっても邪魔になるだけです。
であれば基本的な話というか通常通りとなるのかもしれませんが、少しでもいい作品を届けて現地の人の心を和ませたり、電子書籍を限定的に無料で開放したり、ゲームを無料でダウンロードできるようにしたりいろいろとできることがあると思います。特にサバイバルともいえるような状況下で生活を強いられている方々に少しでも楽しい時間を提供できるのは、エンターテインメント分野の強みでもあります。こういった状況でも希望を持って生活を送れるようにお手伝いすることが何よりの力になるのではないかと思います。現地の人たちに勇気と楽しみを与えることがエンターテイメントのなかでも大きな部分を担っているアニメ・ゲーム・漫画業界の強みでしょう。弊社としても個人としても義援金などできることはどんどんしていきたいと思います。みなさんもぜひ身近なところからなにかできることをしてほしいと思います。それが新たな作品を生む力にきっとなるでしょう。
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