何かと話題のイースポーツ
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フジテレビがe-Sportsの番組を放送開始を発表したり、社団法人日本e-スポーツ協会主催の大きなイベント、「第1回e- スポーツ選手権大会」が開催されたりと話題のe-Sportsですが、日本ではまだゲームをスポーツとして認識している人はまだ少ないという現状があります。日本では最新トレンドのような形で各種メディアに取り上げられています。テレビ番組を見てみると、「e-Sportsって何だろう?」というような内容の番組が最近まで放送されていました。海外では10年以上も前からe-Sportsの大会が行われていました。そもそもオンラインゲームの普及が諸外国よりも遅れをとった日本は、e-Sports後進国としての烙印を押されています。アニメゲームマンガ業界発展を掲げるラクジョブのスタッフとしては、猛烈に悔しいのです。皆さんはどうでしょう。皆さんにとってゲームとはどのような存在でしょうか。遊びですか?それとも、スポーツですか?
日本人のゲーム観
1973年にエポック社からテレビテニスが発売されてから歩みを始めた日本のデジタルゲームの歴史は、1983年に登場するファミリーコンピュータによってまず一つの転換期を迎えます。当時、玩具メーカーだった任天堂は玩具というくくりでファミリーコンピュータを売り始めました。ちなみに今でも産業分類上は、ハードウェアの製造は「娯楽用具・がん具製造業」です。プレステ4だろうがWii Uだろうがすべて玩具なわけです。PCエンジンやメガドライブの登場から少しずつターゲットが変化してきましたが、プレーステーションの登場までの9年間までは、やはり玩具としてのイメージが長く続いたのではないでしょうか。しかし昨今のスマートフォンゲームの台頭によって、ゲームというものに対するネガティブなイメージはある程度緩和されたとはいえ、スポーツという意識は今まで持たれずに33年もの歳月が流れてしまいました。
欧米のゲーム観
一方、欧米ではチェスなどのボードゲームでさえ「スポーツ」という認識があります。そして日本以上にスポーツに対して関心があります。そしてスポーツとは熟練者と熟練者のぶつかり合いだけで成り立つものではありません。彼らがスポーツに対して真剣に取り組めるようにするには、ビジネスにする必要があります。観衆は彼らに対して明らかにモチベーションに影響するでしょうしそれを集めるのにはコストがかかります。トレーニング環境を提供したり、選手に対して年俸を支払ったりするのにもお金がかかるのです。もちろんこれは日本のスポーツにも当てはまることでしょうが、この価値観をゲームにも適用できるかというのが勝負どころなのです。
スポーツとして考えることが大事です
スポーツもe-Sportsも同じです。ゲームを見るということが楽しいと思える価値観を作り出すことが必要です。サッカーや野球を観戦するのにはチケットがいります。日本のe-Sportsも是非観戦チケットによる集客だったり、ゲームスターに関連するグッズだったりにが発生するようになり、ワールドカップやオリンピックなどに匹敵するような大きなイベントが世界各国で行われるようなものになれば、これほどラクジョブにとって幸せなことはありません。盛り上がれば盛り上がるほどゲームをプレイするユーザーはゲームに対して真剣になり、e-Sports種目に採用されるようなゲームはそれだけで世界に名前が知れ渡ることになります。ファミリーコンピュータというモンスター玩具を生み出したおかげで、世界中のゲーム業界は変わりました。今あるテレビゲームの原型を作ったと言っても過言ではない日本が、これほどまでに世界から取り残されているという状況に、一刻も早く目を向けていただきたいと、新人ですが敢えて言わせていただきました!
e-Sports交流会に関心ありますか?
新人ですが、山崎はラクジョブを運営するビ・ハイアでe-Sports振興に関心のある経営者の方々を集めて交流会を開きたいと思っています。詳しいことはまだ決まっておりませんが、ラクジョブ新聞かメールの方で、詳細が決まりましたら連絡いたします。現段階でご興味がある方は、下のメールフォームからご連絡ください。