勤務場所、給与、仕事内容・・・何に重きを置くか?
記事を読んで頂き有り難うございます。今回の記事は求職者のみなさんにお送りします。これから職場を探そうとした時に、皆さんは何を最も重視しますか?1つの会社にも、色々な評価軸があります。規模は小さいが給与の高い企業、特定のジャンルの案件だけ請け負っている企業、客先に出向することで色々な職場を経験出来る企業など、どんな企業でもその企業なりの特徴が存在します。
求人広告を漫然と見ていると、どんな企業でも代わり映えがしないように思えてくることがあるかもしれませんが、他の企業との差別化を全く意識しない企業は殆どありません。多かれ少なかれ企業には企業のカラーというものが存在するのです。
内製の開発会社か、出向企業か
企業の評価軸として、「内製の企業か、それとも客先に出向することもあるか」というものがあります。案件を受注してきて、完全に会社のスタッフで遂行しようとするのが内製の会社です。それとは逆に、他の企業で開発リソースが足りていない案件に対して会社のスタッフを派遣するスタイルの会社もあります。傾向としては、前者の企業はその会社としての開発力を高めていこうとする意識が高いことが多いです。つまり「コンシューマゲームの3DCGを専門的にやる企業です」だとか「アニメOPやゲームのPVなどのショートムービーを専門的にやる企業です」だとか、その会社自身としてのスタンスがあり、特定のジャンルに強いということです。自分がクリエイターとしてなりたいイメージと企業のやっていることが合致するのであればこうした企業に応募するのがベストな選択であるということになります。
一方で後者のタイプの企業は、何か特定のジャンルに特化して開発力を高めるというよりは、むしろ特定のクライアントや業務内容にこだわらない、幅の広さをウリにしている傾向があります。自己判断で案件を選択してキャリアを積んで行きたい人にとってはこうした企業が向いているかもしれません。
両方のケースについて言える事ですが、もちろん例外というのはあります。内製ではあるが仕事のジャンルに全くこだわりのない企業も沢山あります。出向が基本でありながら、特定のクライアントに特に強い会社というのもあります。
見かけに惑わされず、その会社の人事スタンスを見極めよう
内製として一カ所でずっと働くのか、それとも色々な企業にいくことになるのか。職場選びには重大な問題ですが、オススメしたいのは、その会社の人事スタンスを良く観察することです。会社の中には、クリエイターとの関係をドライに考えて、とにかく案件をこなしてくれればオーケー、という所もありますし、会社の一員として大事に教育していこうという企業もあります。実はこうした人事スタンスについては、内製でも出向でもあまり関係がありません。出向がメインの企業でもクリエイターを大事に教育しようとする所は存在します。どんな案件がいいのか、どんなキャリアプランがいいのか、非常に親身になってくれるような企業もあります。
ドライな社風がいいのか、あるいはしっかりと教育してくれるところがいいのか、それは個人の価値観によります。求人広告や企業のホームページをつぶさに読めばその会社の人事スタンスは何となく分かるので、よく観察してみてください。
それでは記事の最後に、弊社ラクジョブの掲載企業の紹介をしたいと思います。内製で特定の分野に強い企業、出向で案件にバリエーションのある企業の両方を選びました。
〇株式会社フォトメ(サーバーエンジニア募集中)
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=56f7c43c5c2341176
・・・多数のクライアントを擁する企業です。エンジニアは自分のやりたい案件を取り組むことができます。一人一人のエンジニアのキャリアの設計について、会社のメンバーとして向き合い、共に成長していこうというスタンスの企業です。
〇ルーセント・グローバル株式会社(ゲームプログラマー募集中)
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=56bd5b9de0f5d1070&pos=0
・・・ゲーム開発の案件に関わる事を「ギルド」と呼ぶなど、まるでゲームの主人公になったようにエンジニアとしてレベルアップしていこう!という超ユニークな人事制度を敷いている企業です。
〇有限会社娯匠(ゲームプログラマー募集)
https://raku-job.jp/index.php?op=offer_detail&id=56f1010c0b1610114
・・・3Dアクションに特化したゲーム開発会社です。小規模ながらも骨太で味のるゲーム作りを続けており、内製でクオリティを追求しています。