弊社求人サイト「ラクジョブ」には、アニメゲーム漫画業界で働きたいと思っている人、アニメゲーム漫画業界内でもっといい会社に転職したいという人たちが集まっています。今回は、そんな人たちがどうすれば自分の希望する会社に就職転職できるのかについてです。
アニメゲーム漫画業界は大変な業界
「アニメゲーム漫画が好きだからアニメゲーム漫画業界で働きたい」という方はたくさんいます。しかし一方で、アニメゲーム漫画が好きでアニメゲーム漫画業界に飛び込んだはずなのに、アニメゲーム漫画業界から転職して業界を去っていく人も少なくありません。そしてこれを読んでいるあなたも100%アニメゲーム漫画業界で働き続けることができると断言できるかというと考え込んでしまう人が多いのではないでしょう。
新卒で就業経験のないの方であれば、そもそも働いたことがないのですから、自分が社会人としてちゃんと働けるかどうかはわからないでしょう。他業界からの転職で未経験からスタートしたいという人はすでに一度業界から足を洗った経験があるわけですから、アニメゲーム漫画業界でそうならないとは言えないはずです。
そして経験者の方でアニメゲーム漫画業界にいる方は、経験を活かせる仕事がいいからと、アニメゲーム漫画業界を引き続き希望するかもしれませんが、そもそもアニメゲーム漫画業界で働く中で転職したい事由が発生していたのであれば、同じ業界内で転職したとしてもしんどさに変わりはないでしょう。もし「会社が悪かった。どこかに自分を輝かせてくれる場所がある」と思っている人はもう少し深く考えてみた方がいいかもしれません。
大変なのはお金を払いたくないと思われているから
つまり根本的な大変さを解消しないままにアニメゲーム漫画業界で働き始める、働き続けるのはしんどさを重ねるだけです。では、その根本的な大変さの原因とは何なのか。それは社長にお金を払いたくないと思われているということです。自分の提供する仕事の価値が自分がもらっているお給料よりも高ければ、社長も「お金を払いたい、ウチで働き続けてほしい」と考えます。よほど極悪な生かさず殺さず自分の財布をいかに大きくするかを考えている社長でもない限り、待遇を悪くするということはないでしょう。
つまりアニメゲーム漫画業界で働きたいのであれば、まずは自分の出している価値が給料以上にすることです。とは言え、現場のクリエイターさんからすると、何をもって給料よりも高い価値を出せているかというのは推し量るのも難しいでしょう。そこで一つ簡単な基準をお教えしたいと思います。
社長よりもすごい人になる
簡単なことです。社長よりもすごい人になれば、社長も喜んで給料を払います。考えてみれば簡単な話ですが、人がお金を払うのは、「自分ができないことを代わりにやってくれるから」です。例えば、1000円でランチを食べるときにも、そのランチにお金を払う人は、1000円を持っていても自分では、おいしいご飯を食べることができないから、お金を払ってでもランチを食べたいと思うわけです。そこに「本当は1000円なんて払いたくはないんだけど嫌々仕方なく…」という人は少ないはずです。むしろお金を払うときに「美味しかったです。ごちそうさま。」と喜んで声をかけるかもしれません。電車だって、家賃だって、コンビニだって、自分で選んで商品を購入するものに文句は言わないはずです。
ところが仕事になって、給料を払う段になると途端に事情が変わります。それは社長であれば簡単にできることであるにも関わらず、部下がそれをできない、仕事をしてくれないにも関わらず、お金を払う必要があるからです。つまり人はどうしてお金を払うのかという原理から考えて、社長よりもすごい人にならない限り、仕事のしんどさは永遠になくらないということです。そしてそのことが分かっていないと、業界内で転職しても、業界外へ転職しても何ら変わることはありません。
自分の中に高い目標を持てるかどうか
とは言え、社長よりもすごい人になろうと頑張っても、そこに到達することはできません。頑張って仕事に励むことも、頑張って社長よりすごくなろうとしても結局は大変なだけです。なら、どうすればいいのか。大切なことは自分の中に高い目標を持てるかどうかです。
もしあなたは仕事をしていて「自分は所詮この程度だ。自分にできるのはこれくらいまでだ」と思ってしまっているのであれば、実際の仕事のパフォーマンスも本当にその程度に留まってしまいます。逆に自分の中に高い目標を持ってそこを目指したいと思うのであれば、仕事のパフォーマンスは自然とこれまで以上に高くなります。
では、その高い目標はどうやって設定すればいいのか。そのための一つのコツは、その目標を誰のために達成したいのか、達成するとどんな風にどれくらい喜んでくれるのかをイメージすることです。アニメゲーム漫画で言えば、ファンの声がそれに近いかもしれません。ファンの声も大切ですが、どうせなら自分の大切な人が自分の作ったものを心から楽しむ姿をイメージしてもいいと思います。アニメゲーム漫画業界で就職転職を考えている人はぜひ参考にしていただいて、就職転職をより良いものにしていただければ幸いです。
