「お前はダメなヤツだ!」と言われて落ち込んでしまう人
記事をお読みいただきありがとうございます。今回はアニメゲーム漫画業界に勤める全ての方へお届けしたい内容です。タイトル通り評価の捉え方について書いていきます。客観的評価を論理的に言われた時にこの世の人はみんなそういう風に見られているんだ、なんて俺はダメな奴なんだ、と落ち込んでしまう人はこの記事で再点検してみて下さい。
端的にいうと、相手がしてくる評価と自分自身の評価は別軸で持っていて良いということです。人それぞれ違って当然です。十人十色で各個人によってニーズが違います。1人が言ったことを絶対として聞いていたらこちらの身が持たなくなります。日本の自殺者が大きく数を減らさないことにも大きく影響していると思います。
こちらの画像はlogme(ログミー)というサイトで紹介されたロバートデニーロ氏のスピーチについての記事です。(画像クリックでリンク先へ飛べる様になっています)2015年のニューヨーク大学卒業式でスピーチをする様子です。デニーロ氏はこんな発言を残しています。
「拒絶されることは自分の実力の問題ではない」
この話に移る前に…ロバートデニーロ氏はご存知でしょうか?1975年に公開された『ゴッドファーザーpartⅡ』アカデミー助演男優賞の受賞を皮切りに出演だけではなく、映画制作、プロデュースと多岐に渡ってハリウッド映画の世界で活躍してきた大御所です。演劇界で強い発言力を持つ方とイメージして頂くと理解が早いと思います。ちなみに、今年で72歳だそうです。そんな言葉に重みを持つデニーロ氏が放った一言です。人の好き嫌い、良い悪いという評価と自分の実力は別問題という事を現した発言です。
叩かれたことと自分自身の価値は別物
ここで本題です。不思議なことに他人から受ける評価を全てと捉え落ち込んでしまいます。私自身もそういう経験があるので気持ちは凄くよく分かります。今がその事態だと落ち着けないと思いますので、その様な気配がある方はここで閉じてまた訪問頂ければと思います。大丈夫でしょうか?では、続きです。よーく冷静に考えてみたら分かると思います。自分がどこに行こう、向かっているはあなたにしか分からない問題です。私でもあなたの行き先は不明です。
会話したことがないなどの問題ではありません。自分が何をしたい!やりたい!を知っているのは他人の筈がないということです。他人はあなたから受け取る仕草、表情、考え方からあなたという人間を定義していきます。つまり、根幹の部分はあなたが持っています。青葉区(横浜市)方面へお願いします、と運転手さんに告げても全く同じイメージを描いていない場合、青葉区(仙台)へ連れて行かれる可能性もあります。少し極端な例ですが、あなたがどういう人間であるかは他人には分かりません。
仕事の時なら素直に受け入れれば解決
そのズレを無くすために会話や空間の共有を行い、その人となりをチェックしていきます。ズレが発生しているから直そうとしているのに、指摘されてあなた自身が自分の評価を下げるのは本末転倒です。ズレていて当然です、みんな違う人間ですからズレは必ず発生します。組織の中でズレていけないことは上が決めています。ですから、仕事で言われるのは上司や社長から言われた場合は即直す必要があります。ただ、会社での考え方、ビジネスというモノを教えて下さっている訳ですので、自分の評価を下げず素直に修正を掛ければ良いだけのことです。
日頃経営者さんによくお会いしていますが、どの方も社内教育には1番と言って良いくらい考えていています。これなら分かるかな?Aが良いかな?Bが良いかな?これはダメだったからこちらを実行してみますか。そこへ神経を集中させられるのはズレが修正されもっともっとあなた自身に成長していって欲しいからです。自分に対する評価を下げることは求めていません。こちらは仕事の場合です。
それ以外の時間は行きたい方向に対して取捨選択すれば解決
自分の評価を下げるということは自分自身の出来ることに制限をかけていく行為です。楽しいのなら止めませんが、恐らく嫌だと思います。出来ることならお金は欲しいし、モテたい。自分の作品を世に出して大ヒットを生み出したい。それで良いと思います。そこに向かってあなた自身が進み、自分が出来ていると思っていたことが相手とズレていたから現実と理想のギャップを周囲は教えてくれています、決してあなたの評価を下げている訳ではありません。
「うーん上手く行っているな」と思ったあなたに対して「ここはもう少しこうした方が良いんじゃない」と言ってきたら自分の中でこの意見は自分が行きたい方向と合っているのかなと点検し必要な場合だけ「受け入れる」だけの話です。しかし、多くの人がここを大きく取り違えてしまっています。アニメゲーム漫画業界のクリエイターさんは会社に帰属している、していない人も含めて他人の評価と隣り合わせで生きていることもあり、外部評価というものに晒され続けています。そこに対する捉え方を知識として覚えておくと役立つのではないかと思い書きました。あなたのクリエイターライフがより充実する様、ラクジョブを本日も運営していきます。
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