アニメ ゲーム 漫画 求人 転職 消費税は増税すべきではない!という発言から考えるモノ作りの精神

zouzei消費税増税4月から10%引き上げ

記事をお読みいただきありがとうございます。16日午前に行われた世界経済について有識者と意見交換する「国際金融経済分析会合」、こちらに出席していたノーベル経済学賞を受賞者のジョセフ・スティグリッツコロンビア大教授から「現在のタイミングでは消費税を引き上げる時期ではない」、消費税10%への引き上げを見送る様に提言したことが日経新聞に掲載されました。少し考えてたら景気対策の一環で増税をするべきではないことが明白です。

先行きに不安を感じてお金の使い道に躊躇しているのに、今まで10500円で買えてた物を11000円にしてしまったら消費が落ち込むのは当然の話です。それにも関わらず何故しだしのかは不思議な所ですが、この教授が所属しているコロンビア大とアニメゲーム漫画業界での作品作りについて共通する部分があったので今回はその辺りについて書いていきます。

shutterstock_92887822コロンビア大学といえば

アメリカにはアイビーリーグと呼ばれる連盟があるのはご存知でしょうか。アメリカ合衆国北東部に所在する、由緒正しい名門私立大学8校からなる連盟をアイビーリーグと呼んでいます。コロンビア大学以外には、ハーバード、プリンストン、イエール、ペンシルベニア、ダートマス、コーネル、ブラウン大学の計8校です。始まりが早い所は1600年代です。日本で初めて誕生した大学「東京大学」が1877年という事実と比べると日本の学問が劣る理由も何となく見える気がします。

このコロンビア大学なのですが、凄いのは歴史が長いという事実だけではありません、過去を辿ると多くのノーベル学者や大統領クラスの人間がこの学校を卒業しています。ノーベル賞受賞者 101名、大統領・首相 34名、なんとアカデミー賞 28名と文武両道を地でいく学校となっています。

Leonardo_da_Vinci_(1452-1519)_-_The_Last_Supper_(1495-1498)-1隣にいる人を喜ばせたいという精神

日本の大学と違う点は旧約聖書に則りモットーが決められている点でしょう。日本の大学でもありますが、全部の学校がという訳ではなく一部の学校という扱いです。さらに言いますと、日本で「〇〇卒業だよ」と言っただけで宗教かこいつ、と思われて偏見を喰らう節はあります。私自身が経験した訳ではありませんが、知り合いのクリスチャン系の学校へ行っていた人から偏見を受けたという話を聞きました。

宗教の考え方やキリスト教に対してどうこういうつもりはありませんが、他人のことを敬う点という意味では日本人が欠けてしまった物を持っている感じがしませんか。これはモノ作りをしていく時にとても大切な精神だと私は思います。キリスト教が根付く文化圏だからこそ、その精神はしっかり根付いている気がします。ここについてはデータなどはなくあくまで私の一意見です。よくよく考えて見て頂くとこの精神は日本人に限らず、人間なら誰しもが持っていることです。

AdobeStock_66004066-1-e1450857238627-300x153他者を思いやる心

何が言いたいかといいますと、他者を思いやれるということは視点が高い人のことです。視点が高い人は隣の人が喜ぶことを自分の喜びと感じ、少しでも多くの人を喜ばせたいと本気で思っています。そうではない場合リーダーになるのは不可能です。リーダーは他人のことを思いやれるから上に立てます。不可能というよりも自分の視点だけで生きている人間がリーダーになっていい筈がありません。消費税を増税をやろうと決断した安倍首相はリーダーと呼ぶのは難しい気がします。

コロンビア大学の卒業者に各国の大物が誕生しているのにも帰結してると思いませんか。視点が高いから結果的に上のポジションに立て、結果的に多くの人に影響を及ぼすことが出来ます。このことは他人が喜ぶモノを作るというモノ作りの根本に即しており、とても大切な部分だと思います。

来るべき未来とはどんな世界だろう?

アニメゲーム漫画業界発展のために

これからアニメゲーム漫画業界で仕事したい人から質問や相談を頂いたり、直接お話しをお聞きすると出てくるのは自分が描く作品を作りたい、という話を多くお聞きします。モノを作りたいという精神はとても大切なことですが、自分が喜ぶ作品に他人が入っていたら良いですが、自分だけならただの自己満です。そんな作品が世に出ても売れませんし、支持もされません。この場合、どうしたら良いかは簡単です。

他人が喜ぶ=自分が嬉しいという風に考えるだけで見方は変わる筈です。アニメゲーム漫画業界の発展という姿を考えた時により良い作品が生まれることは含まれていますが、より良い作品というのは誰もが待ち望んだ「これだ!」というモノではないでしょう。だからこそ、視点を上げて他者を思いやる精神は大切にするべきだと思います。結果的にそういう人が上のポジションを担っているのは理解頂けたと思います。70億人の喜ぶ作品が生まれて来て欲しい、そんな願いを込めて今回書きました。最後までお読みいただきありがとうございます。

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