記事を読んでいただきありがとうございます。今回はこれまで数多くの採用情報を見てきた中で、ここだけはおさえておきたいという点について書いていきます。求人サイトを運営しているとどうしてもいろんな会社の自社求人情報をチェックすることになりますが、そこで重要な点が抜け落ちたページが存在するのも残念なことに事実です。そこをクリアするためにもどうすればよいのかということについて、伝えていきます。
写真を何枚使っていますか?
求人情報を求人サイトに掲載するときは至極当たり前の話として行われるのが、記事の作成はもちろんのこと、写真撮影とその掲載です。これはどんな求人サイトでも基本的には行っていることだと言えるでしょう。中には文字だけという求人サイトや掲載プランがあったらそうではないのかもしれませんが、基本的には写真が掲載されているはずです。それはなぜでしょうか。考えればすぐにわかることですが、どんな人たちが働いているか、どんなオフィスなのか、どんな職場環境なのかをある程度伝える方法の一つとして、写真が使われるわけです。そういう意味で考えてみると、写真の数はどの程度掲載されているのでしょうか?
これはいろんなサイトを見てきた感覚値的なものにはなってしまいますが、写真枚数が0というサイトが実はかなりの数あります。全体から見て5割近くあるのではないでしょうか。もちろんその多くは少人数の小さい会社で会ったり、社長しかいないという個人事業主に近い会社で会ったりすることがほとんどです。そういった会社になぜ写真を掲載しないのかと尋ねると決まって返ってくる答えの1つめが、今採用する予定がないから、ということです。採用する予定がないのは状況としてあり得ますし、わからないのでもないですが、少なくとも会社のホームページを見に来る人がいて、会社ホームページを立ち上げてからPVがずっと0というわけでもない限り、掲載しておいて損はないと思います。掲載しないことのデメリットの方が大きいでしょう。実際採用できなくても良い人材とのコンタクトがとれるようになれば、個別に仕事を発注することも出来ますし、その仕事ぶりが良ければ専属外注もしくは雇用という流れも見えてきます。仕事ぶりがいまいちであればそれ以上仕事をともにしなければいいわけですし。
写真を見せたら応募が減るという誤解
もうひとつの返答として、社内の写真を掲載したら応募が減ってしまうのではないかと思って掲載していないという返答をいただくことがあります。これははっきりいって杞憂に過ぎません。どう考えても掲載をしっかりとして社内の雰囲気を伝え、マッチする人材の応募はいつでもお待ちしていますという風にでも書いておいた方が好感が持てるホームページの作りです。そもそも社内の雰囲気を撮影した写真を掲載して応募を思いとどまる人がいたら喜ぶべきことです。お互い無駄な時間が減りますし、そもそもそこをかくして応募に来た人がいたとしても、結局のところ社内に面接に来たときにわかってしまうことです。もちろんそれも外部の喫茶店などですれば隠し通せるかも知れませんが、結局はやめてしまうことになるでしょう。だからこそ、最初から写真をたくさん掲載しておくべきなのです。
そもそも求職者の立場で考えてみれば、結局仕事をするところがどんなものなのかを事前に知りたいと思うのは当然のことですし、そこを気にしないのはどこでもいいから就職できれば良いという人です。そんな人が会社のためにしっかりと働いてくれるのかというと可能性は低いでしょうし、であれば最初からふるいにかける意味でも掲載する数をどんどん増やした方が良いです。そこをしっかりとおさえた上で応募してくる人はきっとあなたの会社に対して一定以上のモチベーションを持って応募をしているはずですし、それは面接をすればすぐにでもわかると思います。
掲載する写真の適正な数は
ではいったいいくつぐらい掲載すれば良いのか、という話になりますが、これだけ掲載すれば良いという数はありません。ただできれば10点以上あると良いと思います。一つや二つでわかる情報量なんてたかがしれています。であれば少なくとも10点以上、画像だけではなく動画も掲載すると尚良いと思います。動画は情報量が圧倒的に違います。だからそれだけデータが重くなってしまうわけですが、ここまでインフラが整備された現在において動画が重すぎて見れないと言うことはそうそうないでしょう。であればそういったことも踏まえて、どんどん掲載していきましょう。
写真も動画もそもそもの求人原稿自体も最も重要なポイントは更新をし続けると言うことです。更新しない限り過去のデータは現在の状況とどんどんかけ離れていきます。それはユーザーにとってしてみれば詐欺みたいに感じられることでしょう。実際に会社に応募してみたら、写真にあったスペースはなくなり、人材もいなくて、全然違うところで面接だったとなれば当然のことです。良い人材を取りこぼさないためにも、掲載数を増やすことはもちろんのこと、毎月というレベルでも良いので定期的に更新をしていきましょう。良い人材が入って作品を作ってもらうことは業界発展につながりますので、ぜひみなさんやってみてくださいね!
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