年商100億円企業を作るために簡単な方法 日本が良くなるためにすべきたった一つの実践

先日、お伺いしたとあるCG映像制作会社の社長さんから聞いた話を紹介します。そちらの会社は、従業員数約25名で、年商約5億円を実現しており、CG映像制作業界で考えると、かなり高収益なビジネスモデルを実現しています。

Businessman in labyrinth最低年商100億円

この記事を読んでいる方で、アニメゲーム漫画業界で会社を経営している方に質問します。

「あなたの会社はいくらの年商を目指していますか?」

様々回答はあると思いますが、年商100億以上を堂々と口にできる人は多くはないのではないかと思います。CG映像制作業界の大手企業の一つ、株式会社ポリゴンピクチュアズを例に考えてみても、従業員数約300名で、年商約30億円であり、年商100億円が如何に非現実的な数字かわかるかと思います。

しかし、稼げる会社の社長は根本から考え方が違います。彼らは「会社を起こすのであれば年商100億円程度は当然であり、それだけ稼げないのであればそもそも起業する意味などない」と考えています。特にアニメゲーム漫画業界に関して考えると、「年商〇〇億円」というお金の目標があって起業する人は稀で、「アニメゲーム漫画が作りたいから、自分が社長になってやった方が早いから」という理由で起業するケースが多いです。しかし、起業後の業績を見てみると、お金、年商の目標を高く持っている会社ほど業績も安定し、自分たちのやりたい仕事に関われている会社が多いです。

shutterstock_264802244月給20万円で1000万円貯金できる人とできない人

「年商100億円なんて現実的ではない」と言って一蹴することは簡単ですが、年商100億円はそもそも不可能だと考えて思考放棄してしまう前に一つ例を考えてみたいと思います。

「20代で1000万円の貯金は可能でしょうか。」

おそらく年商100億円よりは現実的に感じるかと思いますし、会社の経営者であればそれを現実的だと考える人も、実現した人も多くいると思います。しかし、世間的に見れば、20代で1000万円の貯金を現実的だと考えられる人はおそらく1割程度でしょう。つまり、「20代で1000万円の貯金はできる人にはできるし、できない人にはできない」ものです。

では、年商100億円も同じように考えられないでしょうか。年商100億円は非現実的な数字に見えるかもしれませんが、実現している社長ももちろんいます。その違いは、年商100億円を実現できると思っているか、思っていないかの違いでしかありません。

shutterstock_286988390日本を変える考え方

単純な話ですが、「起業するなら年商100億円くらい当然だ」と日本中の経営者が思っているのと思っていないのではどちらはより良い世界になるかと思いますか。間違いなく思っている方が日本のGDPも高くなるでしょうし、日本人全体の生産性も高くなるでしょう。

では、「年商100億円を目指して働くのと今の調子で業績を伸ばしていくのとどっちが大変でしょうか。」間違いなく年商100億円を目指す方が大変です。つまり、年商100億円を目指さない本当の理由は、「それが非現実的だからではなく、大変だから」です。年商100億円を目指すだけなら誰にでもできますし、年商100億円を絶対の目標として、頭がおかしくなるくらい考え尽くすことも、体が動かなくなるくらい必死で働くことも誰にでもできます。自分がやるかやらないかだけなのですから、外部要因は一切関係なく自分の選択だけで変えることできることです。

日本が不調だ、少子高齢化だ、TPPだ、戦争だ、テロだということは簡単ですが、もし本当に日本を変えたいのであれば、まずは自分自身から始めることができます。「日本が良くなるには日本人全員が最低限あるべき姿」を日本人一人一人が自分自身に対してそれを実践するだけで済みます。日本を変える必要はありません。自分が変わるだけです。しかし、逆に言えば、自分が変わらずして、自分を誰かに変えてもらうことはできません。まずはほんの少しでもいいので、自分自身の何かを変えてみてください。自分のため、日本のためにできることのヒントはすぐ近くにあります。

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