SEO対策 文章作成術 読まれる記事とは ビギナー山崎がラクジョブ人気記事を分析 その2 読みやすい文章編

スクリーンショット 2016-03-04 16.02.20山崎翔太郎 自己紹介

こんにちは!アルバイトで働いている東洋大学社会学部4年 山崎です!レトロゲームが大好きな23歳。見た目も趣味も老けている?それだけは言わないでください!

 

記事を読んでいただきありがとうございます。この記事は現在ラクジョブを運営しているビ・ハイア株式会社でアルバイトとして働いている山崎が、ラクジョブ新聞で読まれている記事を参考に、「どのような記事が読まれているのか」ということについて書いたものです。これから自社でブログ更新をされようとしている企業担当者の方や、求職者の方々で個人ブログを運営していらっしゃる方に向けた情報をお届けしたいと思いますので、ご興味がある方は是非読み進めてみてください。

この記事はその2です。前回書けなかった上位4記事の共通点、「読みやすい文章であること」について書かれています。その1は「質の高いコンテンツとは何か」について、新人山崎がラクジョブ新聞上位記事を見ながら考えたことを書いた記事になっています。是非そちらもご覧になってくださいね!

上位4記事のリンクです。

ソーシャルゲーム開発担当者さまへ その条件では良い3DCG会社は見つかりません!

アニメ業界と中国 なぜ最近中国からのアニメ制作オファーが多いのか?と、今後の予測。

ゲームプログラマーはなぜ増えない?ゲーム業界への就職、転職を考えている人向け、抑えておかないといけない点

なぜゲーム業界は常に人材不足なのか?〜経験者人材が循環され老いていく業界〜

 

読みやすい文章であること

さて、前回の続きです。前回はGoogleのSEO基準と、情報発信の際に読み手のターゲットを絞ること、そして論理的な文章が重要だという内容でした。

しかし、ターゲットを絞って、いくら論理的で価値ある情報を発信できたとしても、学術論文のような複雑に入り組んだ文章運びや、言いたいことが何個もあって、結局結論は?言いたいことは何?という内容の記事だとしたら読み手には伝わりません。ということで今回は戦術の通り読みやすい文章というものを、上位4記事を参考にして考えてみました。

shutterstock_219751657主張は一つの記事に一つまで

早速このシリーズで実践できていないような気がしますが、これは重要です。書き手が伝えたいこは結局何であるか、すなわち結論がしっかり伝わる内容になるかということに関わってきます。でないと、読者は提示された「データ」(主張したいことを裏付ける事実)や「ワラント」(データがなぜ内容を裏付けるかという根拠)だけ読まされ、結局「クレーム」(主張したいこと)が分からないという事態に陥ってしまいます。これを回避するには「クレーム」部分は一つの記事に一つまでと決めることです。ビジネスメールでも用件ごとにメールを送信する方が良いのと同じです。文章コンテンツ作成においても、言いたいことは一つにまとめないといけません。「主張を一つに絞る」という視点は読み手だけでなく書き手に対しても非常に有効です。一つの記事を作るのに数多の情報を収集し分析しなければならないからです。速さが求められる現場で、そうした情報発信の停滞は命取りになりかねません。

3位の榊原の記事を見てみましょう。

ゲームプログラマーはなぜ増えない?ゲーム業界への就職、転職を考えている人向け、抑えておかないといけない点

これを見るとこの記事の主張は「ゲームの操作感がわからなくても、ゲーム業界にプログラマーとして携わる道があります」ということがとても良くわかります。ここでゲームプログラマーではない別のプログラマーはどうなのかということについて詳しく書かれたり、間接的にゲーム業界に関わるならバックヤードの中でもコレとコレとあとコレ…という具合に書かれていたりすると、非常にややこしくなるのです。ゲーム以外のシステムの話をしなければならなくなるし、業界の話や求人の話も織り交ぜる必要が出てくるでしょう。読み手にとっても書き手にとっても、言いたいことは一つに絞るというのは重要なのです。

「型」がしっかりできている→脱線しない3d Männchen Wegspaltung

読みやすい文章というものを意識しながら書くときにどうしても持っておきたい視点としては、文章の「型」です。ここで言う「型」とは、「導入→本題」「起承転結」、「序破急」、など、文章で議論を展開する際の流れの形のことです。言いたいことが定まり、あらかたの情報を集め、論理的にまとめることができたらいよいよ執筆ですが、文章には流れがあります。結論が思わぬタイミングで出現したりすると読み手もびっくりしますし、書き手も自分が何を書いているのかわからなくなってきます。今回はふくだたみこ著『SEOに効く!Webサイトの文章作成術』に掲載されているおすすめの「型」をご紹介します。


shutterstock_199979117「総論、各論、結論」というフレームワーク

それは「総論、各論、結論」という3部構成です。

「総論」…全体像を述べる
「各論」…総論で述べたことを具体的に述べる
「結論」…総論で述べたことを納得させる

上位4位の記事を見てみると、この3部構成に分類できるような議論の展開の仕方になっています。大山の記事を見てみましょう。見出し毎に区切るとこのようになるでしょう。

 

「ゲーム業界は人気業界なのに、なんで人手不足なんでしょう?」(総論)

「ゲームの人材はどこにいるのか?」(各論)
「経験者人材が循環され老いていく業界」(各論)

「営業でもうまくいく鍵は新人を育てること」(結論)

このようになります。全体像を先に書いておくことで、読み手はこれからどのような話が来るのかという予測がつきますし、予備知識もこの段階である程度ついています。読み手にとってまったく未知の知識というのは、実は人間の脳の構造からしても認識しづらい、理解しづらいものです。そこから具体的な例に移ります。ここが論理的な文章を心がけるということを忘れずに「データ」や「ワラント」となるようにするといいでしょう。そして結論で「クレーム」になるわけです。

Contemporary Casual Corporate Office Support Conceptまずは「型」にはめて文章をひたすら書こう!

文章作成ビギナーにとって、わかりやすい文章を書くというのは非常にハードルの高いものであり、さらに量をこなせと言われればそれはもうエベレストのように聳える山を呻きながら登っていくような心地です。(…少し大袈裟かもしれません。)しかしそれは文章の「型」や、あるいは自分なりに上手くいく方法が出現するとあっという間に楽なものに思えてきます。突如として現れた高性能ロープウェイのようです。

読みやすい文章というのは、書き手にとっても書きやすい文章です。何を書いているのかさっぱりの状態で右往左往していても苦しいだけです。現在文章作成は勉強しやすい状況です。それこそ小説の書き方から論文の書き方というノウハウ本は、はるか昔から世に出ています。SEOが注目されるようになってからは、そうしたコンテンツに必要な文章作成ノウハウ本もたくさん出版されるようになりました。いい時代です。文章は書いていかなければ磨かれていきません。私も現在修行中です。日々努力を重ねてまいりたいと思います。

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記事を読んでくださりありがとうございました!

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