アニメゲーム漫画業界発展の為に、社員の生産性向上を真剣に取り組むビ・ハイアの工夫についてご紹介

The gear which died in rust生産性の向上の為に

記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事では、「企業における生産性」というテーマで書きたいと思います。同じような業態、同じような人数、同じような売上高でも、企業によって生産性が全然違ってくるのは何故なのか?企業に務めている人なら、考えざるを得ない疑問だと思います。今回は、「残業代100%支給など、労働法をはじめとする法律を文字通りキッチリと守り」「従業員一人一人の生産性を高める」事にチャレンジしているビ・ハイアの日々の取り組みから、企業のパフォーマンス向上について思うところを書きたいと思います。皆さんのご参考になれば幸いです。

marketingvision会社と自分が念頭に置く理念がずれているときは成果が絶対に上がらない

私が働いていて一番思うのはこれです。企業が念頭におく理念・・・ビ・ハイアであれば「アニメゲーム漫画業界の発展」などがそれですが、こうした企業の理念に対して従業員が話半分に聞いていたり、そもそも企業の理念を忘れている場合には、絶対にパフォーマンスが上がらない、という事を実感しています。

日本人は「理念」「ゴール」「目的」といったものに対して向き合って突き詰めて考える事が苦手な傾向があります。というより、私もそうでした。当然の事ながら、企業は収益を上げるためだけに存在するわけではありません。企業には「社会に価値を提供する」という目的があります。日頃の問題、目先の仕事に汲々としているとつい忘れがちになりますが、間違い無く、目の前の仕事は何らかの企業が想定する目的にたいして関係があるはず。それを忘れてただ取り組む仕事は最早仕事ではないといっても過言ではありません。

企業の理念に対して自分が合わせるのか、構成するメンバーによって企業自体が変化するのか。企業と従業員の溝がなくなるには、このどちらかしかありません。前者の方がより実践的だと思うので、前者の話をしたいと思います。企業と従業員が同じ理念を共有するには、非常にありきたりな答えになってしまうのですが、何度もそれを共有するための時間を作ること、そして自分の行動を少しづつ変えて行く事だと思います。ビ・ハイアでは、会社がなんの為にあるのかを確認する時間を仕事にも優先させてとっています。それこそ、朝の仕事前に社長に呼ばれる事も頻繁にあり…と言うと辛そうに聞こえるかも知れませんが、それは仕事より重要な時間だという事を全員理解しているので、特に不満が出ることはありません。

また、話を聞くだけでは無く、毎日少しづつ行動を変えることも重要です。私の例を出すと、私には二次元アニメを個人的には興味を持っていなかったのですが、昨日アニメイトに足を運び、BL系の本や少女漫画を買いこんで来ました。そうした日常のささいな行動も含め、「会社の従業員として相応しい姿」を自分で作って行く必要があります。そうした積み重ねは、日常の仕事よりも重視している点です。そうした積み重ねの上であれば、いざ指示が変化したり環境が変わっても、行動判断が速くなります。

tired sleepy woman sitting at her desk with books computer睡眠時間と読書を欠かすことはありえない

また、これも仕事以前の所ではありますが、「睡眠時間」と「読書時間」は何が何でも確保するようにしています。睡眠時間が不足すると、脳の働きが明かに下がり、いくら知識経験があろうとも運用出来なくなってしまいます。また、人間は睡眠時間中にこそ情報を整理統合しているらしく、脳内で考えたことが文章の内容なり、仕事のアウトプットに直結IT企業では、睡眠出来ない時点で全てが台無しです。

読書については、具体的な効用というよりも、日常における筋トレみたいな物で、日頃続けていると必ず「賢くなった」と実感する時が来ます。読書をする習慣がある状態で一年を過ごすのと、そうでないのとでは到達出来るレベルが違ってくるのではないでしょうか。脳は複数の無関係な事象を関連づけて統合的に処理するので、仕事以外の知識を入れることで仕事における知識や認識自体も強固になります。睡眠と読書は、両方とも日常的で地味な習慣ではありますが、仕事をする上で明らかにプラスな効果を産んでくれます。

Young funny man wearing glasses sitting at table working on laptop
「仕事の仕方」以前の「働きかた」を変える

ビ・ハイアでは上のような取り組みをしています。これらは全て、現場の仕事には関係がありませんよね。生産性を高める時に、このように「仕事そのもの」ではない外部的な物で仕事の成果が決まる、という観点が重要になります。