記事を読んでいただきありがとうございます。今回の話題は「情報発信の必要性は感じるけれど、なかなか取り掛かるのに障害が多く出来ない」と感じている方に向けて書いています。人材採用や営業面での武器として情報の発信が有効です。しかし、毎日それなりの分量の、内容のある文章を更新しつづけることは、普段からそうした作業に慣れていない人にとってはかなりの負担になると思います。今回の記事では、情報発信を続けていく上で特に問題になる、「内容が思い浮かばない」という問題について解決方法を書きたいと思います。
「うちの会社にはこれといった特徴が無いので書けない」という方へ
「うちの会社には他と比べて際立った特徴がないので、特に情報として公開できるようなものはない。情報を発信するにしても、ありきたりな内容しか浮かばない」多くの経営者の方にとって共通の悩みがこれです。確かに、弊社ビハイアのように「アニメゲーム漫画業界における求人や営業コンサルティング」などの特色あるビジネスをやっている方が、情報発信がしやすい、という側面は有ります。しかし、たとえゲームやイラストの下請けの会社であり、際立った特色のないような会社であっても、その会社が続いている以上は何かしらの強みがあるはずなのです。特に強い絵柄があるとか、ゲーム開発であればUnityで優秀な技術者が揃っているなど、自社で目立たった点を探して見てください。まずは「これが自社の特色なんだ」と自覚していることが必要です。そうすれば、どんな情報を集め、何を発信していくのかについて方向性が定まります。
「ありきたりな内容」は、視点を変えれば「人に役立つ情報」になる
積み上げる情報の方向性が定まったら、今度は「人に読まれる記事にする」という段階があります。例えばイラストの制作会社が「うちは萌え系の絵に強い」と自己分析をしたら、それを色々な角度から人に伝えていく為に記事を書いていきましょう。その際に、特別背伸びして難しいことに取り組む必要は有りません。あくまで自社にとっては当たり前になっている事を中心に最初は記事を作ってみてください。「美少女イラストのトレンド、2010年代の移り変わりについて」とであるとか、「萌え系の絵に強い人は専門学校卒に多いのか、それとも美大卒に多いのか」であるとか、「萌え系のイラストの単価感はいくらか、ほかのジャンルに比べて高いのか低いのか」など、その業界での経験を生かして発信出来ることはいくらでもあるはずです。自社での強みを軸にして記事を作ることの利点はここに有ります。つまり、自社にとって当然なことを発信するだけで、自然に他の会社の人、人材にとっては普段知ることの出来ない、興味深い記事になる可能性が高いのです。「背伸びして情報収集しようとするのではなく、すでに知っていることを活かして、相手に役に立つ情報にする」ことがポイントです。
頻度が重要になる、コンスタントに積み上げましょう
内容を考えることに苦手意識が無くなってきたら、それをコンスタントに続けてください。毎日続けるほどのネタがない!と思うかもしれませんが、心配は無用です。毎日書くと決めて実際にやっていくと不思議と書くことは思い浮かぶものです。ネタについて思い悩むよりは手を動かしてしまいましょう。最初は分量もそこまで多くなくても良いです。いきなり分量をこなして記事のレベルも高く、、、と考えすぎると更新自体が億劫になってしまいます。いい内容をかけるのは、数ヶ月継続した上で自然に知識も増え書くことに慣れてきた後です。また、これはGoogleの検索エンジンの問題なのですが、定期的に更新があるとそれだけでSEO上優遇される傾向があります。定期的に更新をしている。それだけで凄いことなのです。最後に残る問題として、「誰がやるのか」という問題がありますが、それはこの記事を読んでいるあなたがやってください。会社の中で働いていたら、誰でも何かしら書くことができるはずです。普段は絵を書いたりプログラミングを仕事にしている集団の中で、情報を発信しだすと言うのは相当奇異な行為に思われると思います。その必要性を理解して実践するのは、わざわざこの記事をここまで読んでくれたあなたです。
情報発信の仕方について分からない、代わりにやってほしい、という方がいたらお問い合わせをください。記事更新のノウハウについてより細かくお教えすることが出来ます。下のフォームからご連絡を頂ければと思います。