「交流会なんかに参加しても、なかなか仕事につながらないよ」
「交流会なんかに参加しても、なかなか仕事につながらないよ」と色々な会社からよく聞きます。ビ・ハイアでは経営者交流会を運営しているので、老婆心からか、「そんなのやっても意味ない」ということが言いたいんじゃないかと思いますが、有料の交流会はさもありなん、ビ・ハイアで運営しているような無料の交流会でさえも切り捨ててしまうのはもったいないです。「なかなか仕事につながらない」とはいえ、長年運営をしていると仕事につながった例をいくつも知っていますし、自然に主催側には御礼の連絡と共に仕事につながった報告が舞い込んできます。交流会とは別に仕事が発生した際に、オススメの制作会社さんを紹介しようと連絡すると「御社の交流会で出会って、既にお声がけしていますよ」と言われることもたくさんあります。
交流会で仕事を持っている会社を探すことは不可能
今すぐの仕事にだけ照準を合わせて参加する場合は「仕事持ってる会社スカウター」を持っていない限りなかなか目標に到達しにくいかもしれません。「仕事を探したい」「外注先を探したい」という明確な目的を持って参加するのには交流会は適していません。交流会の目的はあくまで「出会う」ことであり、当たり前ですが「交流すること」だからです。自社の利益だけ考えてそこに当てはまった会社を探そうとすると、途端に視野が狭まります。鵜の目鷹の目ということわざがありますが、エサを探して徘徊する捕食者の目と、単純に交流をしようという人の目では見た目にもはっきりわかるぐらいの違いがあります。誰もエサにされたいとは思っていませんので、鵜の目鷹の目をした人からは自然と遠ざかっていきます。つまり、簡単に言うと「仕事くれ〜」というオーラを出している会社には誰も寄りつかず、かえって仕事が見つかりづらくなると言うことです。「交流会なんかに参加しても、なかなか仕事につながらないよ」という冒頭の言葉に表れていますが、仕事を見つけようと思って参加しているからこそ、仕事が逃げて言っているのです。
交流会の目的を「出会うこと」に設定すれば目標達成
交流会の目的が「出会うこと」なら、すでに様々な出会いが生まれ、参加することだけで目標は達成しています。自分の知らない会社に出会うことで、自分とは違うアイディアでビジネスをしていこうと決意した経営者に会い、自分と違う考え方に触れることもできますし、似た考えの経営者がいたとしたら将来的に手を組むパートナーの候補になり得るかも知れません。それが数日後・数ヶ月後の案件に結びつく可能性なんてものはお釈迦様にも算出できないですが、確実に仕事につながった例は、あります。たとえ今すぐお願いしたい仕事があったとしても、それが急ぎの仕事であればあるほど確実な仕事ができそうな会社にしたいですし、更に炎上させるような予断は許さないため、信頼出来るところかどうかのジャッジは厳しくなります。そして、信頼出来るかどうかのジャッジにはある程度の時間が必要です。ジャッジ期間から逆算しても、まずは出会う必要があるのです。
「もともとの知り合い」とはどんな知り合いか?
制作・開発会社で営業をしていると誰もが聞いたことがあるであろう断り文句として「もともと知り合いの会社にお願いすることになった」というものがあると思いますが、「もともとの知り合い」とはどこで知り合うのでしょうか?全てが前職時代や知り合いからの紹介だけではないはずです。それで業界が成り立っているのだとしたら、そもそも交流会に交流する意義はないですし、10年も交流会が続いているはずがありません。業界内に数千社も会社がある中で、「知り合い」と呼べる会社はどういう会社でしょうか?思い浮かべてみてください。1回会っただけの会社を知り合いと呼ぶか?一度訪問したところは?2回、3回、どのぐらい会っていれば知り合いでしょうか?まずは飲むところからスタートでしょうか?「交流会で出会った」から「知り合い」にステップアップするためには少なくとも、いま頭に思い浮かべたような「数回会う」とか「飲みに行く」とかいったようなフェーズが必要です。「知り合い」から「仕事仲間」になるためには更にステップアップが必要でしょう。
結論:交流会で1回会ったぐらいで仕事にはならない。未来の仲間のために
結論を言うと、交流会で1回会ったぐらいで仕事にはならないのです。交流会はあくまで知り合いになり、仕事仲間になるための最初のステップ「出会い」を作る場です。「交流会なんかに参加しても、なかなか仕事につながらないよ」はある意味正しいですが、ある意味正しくない。交流会に参加して仕事につながる会社とつながらない会社の違いは、交流会を出会いの場として捉えて、その後の関係性作りをしていけるかどうかにかかっています。出会い、お互いに興味を持って関係性を深めていくことで良い仕事につながるという当たり前のフェーズをすっ飛ばして目と目が合ったら即発注!を期待してはいけません。1つ1つの出会いをないがしろにしてしまっては、未来の可能性をつぶします。長期的な発展を見据えて、「出会う」ことだけを目的に参加してみるのもいいものではないでしょうか。ビ・ハイアの交流会は無料です。有料で参加すると「元を取ろう」と思ってしまいがちですが前述の通り「元を取ろう」とギラギラしている人からは仕事もいい出会いも逃げてしまうので、無料でご案内しています。参加者全員がいい会社に出会い、のちのちいい関係性を結べるようになるために、これからも無料での開催を貫き、業界の発展を業界のトップが集まって考える場にして行きたいと考えています。
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【過去参加企業例】
アニメ:サンライズ、プロダクションI.G、ユーフォーテーブル、ライデンフィルム、トムス・フォト、エイベックス・エンターテインメント
ゲーム:スクウェア・エニックス、ガンホー、DeNA、ウォーゲーミングジャパン、サイバード、DMM.com、Toydea、グラニ
マンガ:KADOKAWA、講談社、マッグガーデン、宙出版、DML
その他:アドウェイズ、ヒーローズ、大都技研、アニメイト
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