有力なイラスト会社はどこにある? 玉石混交のイラスト会社の中から老舗名企業に巡り会うために

記事を読んでいただき有り難うございます。今回の記事は「有力なイラスト会社の見つけ方」について書きました。

shutterstock_325052414増え続けているイラスト会社

イラスト制作会社は、現在ゲーム市場の六割をしめているスマホゲーム市場の成長に伴って急激にその数を増やしてきました。業態としてフリーランスのイラストレーターと個別契約をし、アートディレクターがクライアントのオーダーを読み解き割り振る、いわゆる「クラウド型イラスト制作会社」が現在のイラスト制作では主流になっています。そうしたイラスト会社には、「コストを軽減できる」「大量の発注に対し対応できる」といったプラスの面もありますが、クリエイターへの個別の修正指示がしづらく、クオリティ面や納期といった点で、不安定な側面があります。クラウド型のイラスト会社の中にも、イラストレーターを正社員採用しゲームの世界観からキャラクター、背景などを一貫して理解し、案件によって描き分けられる人材を育成する方向に梶尾斬っている企業も存在します。しかしそうした企業はまだ一部にとどまっており、玉石混交しているのが現状です。

manga内製で丁寧に作るイラスト企業へのニーズは高い

そんな中、イラスト外注を探しているお客さんには、「内製で丁寧に仕上げてくれるイラスト会社を紹介して欲しい」というオーダーをしてくる会社が根強く存在します。そんなお客さんは、「過去にクラウド型のイラスト会社に発注したが結果として納期が大幅にずれ込み損害を被った」、「全くオーダーを汲んだ納品をしてくれずに辟易とした」というような失敗体験を持っています。もちろん全てのクラウド型イラスト会社がこうした欠点を持っているわけでは無く、システムの設計に成功しコストとクオリティの両立を計っている企業も存在するのですが、過去の失敗体験というのは強烈なもので、「クラウド型のイラスト会社は信用ならない」と考えてしまうのです。この会社の例ほど強烈ではないにせよ、「出来れば完全内製で実績豊富なイラスト会社を協力会社に持っておきたい」という考えを持っている会社は多いのではないでしょうか。

shutterstock_184553723実績のある老舗会社を見つけ出すには

しかしここで問題があります。それは、「実績と実力を備えた老舗のイラスト会社ほど、目立たない」ということです。最近出来たイラスト会社は代表者の年齢が30代くらいでまだ若いということもあり、ホームページ情報の充実や、SNSを通じた情報発信について意識的に行っている傾向があります。しかし老舗企業で、熟練したイラストレーターが在籍しているような企業は、代表が50代であるケースもあり、あまりホームページ更新に意欲的ではない傾向があります。「ホームページを見る限りではシステム開発の会社にしか見えないが、実際には非常に優秀なイラストレーターが複数在籍している」というような企業も存在します。こうした会社が埋もれており、いい外注先に巡り会う機会がないというのは、大きな機会損失です。

そうした名企業を探す上でも、重要になるのは「実際に足を動かすこと」です。弊社ではアニメゲーム漫画業界の経営者交流会を定期的に開催していますが、こうした場所に足を運んで見るのも有効な手段でしょう。

○アニメゲーム漫画業界発展のための経営者交流会 次回は3月9日開催!
https://raku-job.jp/news/meeting/12638/

なかなかこうした場に出向く時間がとれないというのであれば、弊社にお問い合わせください。ゲーム開発やイラスト会社に対して日頃から足を運び、各社の状況を把握しているので、適切な協力会社のご提案をすることができます。外注先の紹介については、以下の記事に詳しいのでそちらをご覧ください。

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