今回は、アニメ業界で制作進行の転職を希望している人向けに、株式会社ティー・エヌ・ケーの求人記事のご紹介です。
株式会社ティー・エヌ・ケー
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制作進行の給与体系は、アニメーターとは違う
アニメ業界は、激務で低賃金だ、ということが世間一般で強く浸透しています。特に、印象深いのがNHKの報道番組で日本のアニメーターの年収は平均110万という報道がされたこともあり、かなり良くない印象が広がってしまいました。しかし、この報道内容自体に間違いだったのです。すぐに訂正の放送がされました。実際のところは、動画マン1年目の平均年収であり、原画マン、作画監督になるにつれて何倍も年収は上がっていきます。それに、アニメーターは出来高制の場合が多いため、いかに量をこなせるかが勝負になります。一方の制作進行の場合はこのような給与体系で入りません。毎月決まった額が支給される月給形式です。この点では、アニメーターよりも安定した職種と言えます。
制作進行の激務はアニメの掛け持ちが多いため！？
アニメの制作本数は、年々増加傾向にあります。今では年間300本以上のタイトルが制作されているという状況です。そのため、アニメ会社１社あたりで同時に何本ものアニメタイトルのオファーが行くため、制作進行も同時に何本もアニメタイトルに携わることが多くなります。しかし今回紹介するティー・エヌ・ケーは、量よりも質を重視しているアニメ会社になります。こちらの企業は年間に1、2クール分の元請けと、各話制作協力が年に数本という形になります。直近での元請けの仕事は、
「ハイスクールD×D（2012年）」
「ハイスクールD×D NEW（2013年）」
「健全ロボダイミダラー（2014年）」
「精霊使いの剣舞（2014年）」
「ハイスクールD×D BorN（2015年）」
という制作実績となっています。そのため、制作進行としてきちんと仕事をこなしていれば、無理なく余裕を持って納期に間に合わせることができます。
余裕を持った納期だからこそ、クオリティーや話題性の高いアニメに
こちらの話題性の高かった作品が多くあります。今回は「School Days」と「あかね色に染まる坂」についてです。
「School Days」は、皆さんもご存知の通り、あまりにも過激なシーン、残虐なシーンのため最終話の放送が直前で中止になった問題作でした。しかし、突然の放送差し替えで流れたシーンと最終回の奇跡のシンクロした結末により、「Nice boat.」という言葉が生まれました。
「あかね色に染まる坂」に関しても、ぱれっとの美少女ゲームが原作となっていましたが、アニメ化によって一気に知名度が広がり、それは、原作のイラストレーターにも波及しました。コミックマーケットでもこの放送の後くらいから、原作のイラストレーター、和泉つばすさん、涼香さんのサークルブースには長蛇の列ができるようになりました。和泉つばすさんのサークル「翡翠亭」に関しては、あまりの人気と完売の早さで「悲惨亭」と言われるほどでした。
これらの話題性を生んだのも最終話まできちっとしたクオリティーを保ち、視聴者を維持し続けることができたからではないでしょうか。
制作進行の最終目標はアニメプロデューサー
制作進行という立場から出世していった場合、制作進行、制作デスク、最終的にはアニメプロデューサーへとキャリアアップが見込まれます。アニメプロデューサーになると制作するアニメタイトルを引っ張ってきたり、予算を引っ張ってきたり、人員をどうしたりとさまざまなことを決めていく立場になります。そのため、アニメを１から作っているという実感が持てるのではないでしょうか。その作品がヒットし、多くの人に見られるのであればもっと嬉しいと思います。
アニメ 制作進行からプロデューサーを目指す人が知っておくべき予算感に関して
そんな、質を重視している株式会社ティー・エヌ・ケーでは、今、制作進行２年以上の経験者を募集しています。もしご興味がありましたら、ご応募ください。
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