今こそ気をつけたい不景気のときの就活アドバイス【アニメゲームマンガ転職コラム(+猫)】

photocatここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「会議に参加してる猫」です。本編とは関係ありません。

今日のテーマは「今こそ気をつけたい不景気のときの就活アドバイス」です。

先日、全国的な求人動向の指標である有効求人倍率(2月分)が発表されました。
有効求人倍率とは簡単にいえば「どれくらい求人が行われているか」を表す数値ですが、2月に入ってから大幅にポイントが下がり、2年11ヶ月ぶりに低い水準となりました。2月時点で有効求人倍率は1.45倍となりますが、これが1を切ってしまうと1人の就転職希望者に対しオファーできる仕事が1つ以下、という状況になります。

以前、有効求人倍率が1を大幅に切ったのは約10年前、数値は0.4に近くなりました。当時はリーマンショックと言われる世界規模の金融危機があり、内定取消も相次ぎました。
アニメゲームマンガ業界は現在、どちらかというと屋内に留まる人の楽しむコンテンツとして売上が若干上向きになっているため、すぐに景気の打撃は受けないかもしれませんが、コロナウイルスの騒ぎが大きくなり、全体的な不況からお金を使う人が減った場合には遅れて不況が来る可能性もあるので、楽観的な観測だけは危険でしょう。

不景気に対していち就転職者ができることはほとんどありません。天災のようなものです。今時点でゲームやアニメの会社さんを受けている方の内定取消の可能性は低いですが、就職活動中の方は念の為多めに会社の採用試験を受けることをお勧めします。

また、こういう時期に内定が取りづらいという方は、あなたの能力の低さが原因ではなく社会全体の流れが関わっているという事を必ず忘れないようにしてください。あなた自身に能力があっても、企業側が採用できないという流れがあるのです。多く企業を受けつつ、自分を責めすぎないように適度な休息を取るようにしましょう。

次回は「意外と重宝されるグラフィッカーのレトロ技術」について!
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