どう作ればいい?ポートフォリオ〜プランナー編〜【アニメゲームマンガ転職コラム(+猫)】

img_1586ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「寝るところを譲って欲しがっている猫」です。本編とは関係ありません。

今日のテーマは「どう作ればいい?ポートフォリオ〜プランナー編〜」です。

プランナーは最も採用が難しい職種と言われています。2Dや3Dデザイナーと違ってすぐ目に見えてわかる実績も出し辛く、ソースコードの提出できるプログラマーのように同業者が見ても実力を測れず、最終的に運頼みになってしまう、という特色があるからです。プランナーの求人では企画書の提出を求められることがありますが、これは企画書が唯一「プランナーの実力」を図ることができるためです。
企画書で勝負すべきはゲーム内容よりも企画書がどれだけわかりやすくまとまっているか、ということに尽きます。企画書は履歴書と同じと思い、相手のことを考えて書きましょう。

まず企画内容についてですが、特に指定がない場合はアプリやカジュアルゲームなど軽いものにしましょう。
ものすごく壮大なストーリーや歴史ある世界観を説明したくても求人で重視されるのはプランナー本人の力量についてのみです。設定に凝るのではなく、カジュアルな面白さをどう伝えるかに注意しましょう。世界観、設定に凝りがちというのはよくあるミスです。なぜ面白いかを言語化して伝えるのは大変ですが、言語化しないと伝わりません。
最初に「コンセプト」「ターゲット層」を絞り込んで説明するページを置き、必要があればかんたんなバックグラウンドストーリー(5行くらい)やキャラクター(説明それぞれ1~2行くらい)について触れておいて、最後にセールスポイントや課金タイミング、操作感などを図入りで描くのが一般的です。
会社が知りたいのは「なぜ売れるのか」「どう売れるのか」。開発側が知りたいのは「なぜその企画が面白いのか」です。
課金周りの企画の手を抜くと現実的ではないとされてしまいますし、面白さについて情熱を持って語らないのもあまりに機械的。バランスを見た上で企画書全体は10ページ前後におさめておきましょう。
ちなみにこういった企画書を3つ4つ持っておくと、入社後も何かあった時にブラッシュアップして使えることがあるので便利です。

次回は「シナリオライター志望者が気をつけるべきことについて」です!

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