ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「喧嘩のぞき見猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「30代から先、あなたに期待されているのは?
」です。
さて、今回は年齢別人材価値の後半です。
昨日は新卒2〜3年目から、30代前半までの年齢層についてお話ししました。30代前半までというと、同じ業界にずっといればベテラン扱いです。何か予想外のことがあっても、基本的には冷静に対処できる力を持っているという期待をされやすく、そのため人のマネジメントや教育係を任されることも多い年齢です。
それでは30代後半からはどうでしょうか。
例えばアニメ業界だと、40代になってもマネジメントではなく現場の方は多くいます。実力があり、ずっと手を動かしていたいというタイプの方がほとんどです。しかし腕が上がればその分いろいろなところからお呼びがかかり人脈もできるので、徐々に大きな仕事のオファーをもらう場合も出てきます。
ゲーム業界では年齢が如実に肩書きに影響してくる方が多いようです。もちろん現場でずっと仕事をする、という30代後半、40代の方もいますが、やはりデザイナーなどであればアートディレクターを、プログラマーであればリードプラグラマーをとまとめ役を任されやすくなります。
文部省の「学校基本調査」内にある”入社先産業別就職者数の違い”を参考にすると、サービス業への就職は年々増えており、若手が増えると同時に管理者のニーズも発生します。また、海外の労働力を使って日本国内にはマネージャーのみ置くという会社も多く、30代後半からは自分が現場で常に第一線を行くと覚悟するか、全体的な監督役を行なうかという方向づけを決めることが、キャリアを大きく左右します。
どちらの道に行くとしても、人を教えることも第一線も人からだけ学ぶというよりは、自分で勉強し、学び、考える姿勢が何より大事になってきます。ベテランという年齢を過ぎてきたかな、というタイミングで将来を改めて考えましょう。
次回は「『他の会社を受けていますか?』と面接で聞かれた時の答え方」について!
「就転職コラム+猫」シリーズ、一番最近の記事はこちらから!