ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「めちゃめちゃかまってほしい猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「仕事で描いた絵しかない!という場合のポートフォリオ対策」です。
さて、今回はポートフォリオ編。主にデザイナーの方に向けたお話となります。
デザイナーで転職を考える時一番困るのが「最近個人的な趣味で描いた絵が少ない」ということ。気合を入れて何枚も描いたりデッサンをしたりというのは、仕事をしていると時間がなく、
「自分で作った同人誌しか無いのですが、見せるのに抵抗が。。」という
ご相談を頂いたこともあります。対して仕事の絵については原則外に持ち出して手渡すわけにはいきませんし、ポートフォリオとして提出をできるのが数年前の絵、となってしまうと実力も示せません。
こういった時、よく使われるのが「面接の時にデータでお見せするだけ」という形です。
「面接のときに画像データをiPadなどで見せるだけなので、お渡しできません」と断り、これまでに関わったプロジェクトのグラフィックを見せたり、ネット上で確認できるグラフィックや映像をもとに実績の説明をするというのは実際よくあります。
もちろん進行中で未発表のプロジェクトなどはセキュリティ意識の低さを疑われるのでNGですが、仕事ばかりしていると個人の実績がどうしても外に出せないものばかり、というのは面接をする側の企業もよく承知しているので、了承されるケースがほとんどです。
一方、気をつける必要があるのは遊技機のお仕事です。
遊技機は秘匿性が高く、発表されたプロジェクトだとしても「この会社が開発に関わった」という情報は業界内であまり公にされることを良しとされていないので、キャラクターなど作品名が明らかなものはできる限り避け、素材等のポートフォリオが理想的です。
どうしても出せるものがない場合は、関わったタイトル数やよく手がける演出部分等に言及しましょう。
次回は「面接の極意〜やりがちな”話しすぎ”を防ぐには?〜」です!