ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします! ちなみに本日の猫は「高いところにいるので余裕の煽りをしてくる猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「一番危惧される退職理由とは?」です。
転職時に軽く考えると危険なのが「退職理由」です。最終面接をする社長の中には「退職理由は必ず質問する」という方もいらっしゃいます。終身雇用がもはや少数派になり、転職する人が多い現代では、会社側から見たら「いつか辞められてしまう」というリスクは常に伴います。だからこそ、「何があったらこの人は職場を離れるのか」は重要なのです。
そして、転職の理由としてよく使われるものは大きく3つです。
1. 外部的理由
「会社が潰れた」「部署がなくなった」「給与の未払いが続いた」など、本人は働きたいと思っていても、その会社の状況からやむなく、というタイプです。これは納得感も与えられますし、そういう事があれば辞めることはないという印象づけもできますが、必ずしも多い理由ではありません。ちなみに「社内の人間関係」は次の2に該当します。
2. 個人的理由
「親の介護」から「鬱病になってしまった」など色々ありますが、転職希望者の方が個人的な理由で辞めざるを得なくなった、というものです。
「親の介護」「実家の手伝い」はかなりよく見られる言葉なので、無難ではありますが「本当は別に言いにくい何かがあるのかな?」と思われることもあります。別に何も隠してないよ!という場合は、仕事に対しての熱意や実績をアピールするとバランスが取れます。
3. キャリア的理由
これも細かく言えば個人的な理由ですが、「今の会社で限界を感じた」などの理由です。
「もっとこんなプロジェクトに関わりたいと思った」「こういうキャリアを身に着けたいから」など、本人が転職に関して具体的なイメージを持って会社を選んでいる場合が多くあります。これは「はっきりとした目的意識がある」と思われるため、最もわかりやすく好まれる理由です。
転職理由は百人百通りなものですが、テンプレ化してしまうと最も企業から人気なのは3、あまり人気が高くないが2です。
もちろん1や2だと選考に落ちる、ということはありませんが、もし3で作ろうと思う場合は、内容を本当に自分の情熱で話せるものにしましょう。
3の内容を言葉で言ってはいるが、棒読みっぽいという場合はやっぱり選考に乗りにくくなります。もともと夢や希望を持った人が多い業界ですので、皆さんの自らの心の内を見つめて作ってみましょう。
次回は「面接の服装〜新卒編〜」の話をします!