ここでは、ラクジョブメルマガで会員の皆さんにお届けしている就職・転職に関するコラム(と、全く無関係に撮られた弊社の猫の写真)をお送りします!
ちなみに本日の猫は「コピーされてくる用紙を見張る猫」です。本編とは関係ありません。
今日のテーマは
「会社が重視する『人柄』って何なの?」。
人事の人から何気なく、しかし結構よく言われるのが「人柄」の問題。
「面接では良いところまで行ったんですが、人柄が違うかなと・・・」
「会社の人柄に合う人じゃないと、離職してしまうので・・・」
こういった人事担当者からの声をどれだけ今まで聞いてきたことか!
しかしこの「人柄」って一体何なのか?そもそもそれはどうすればわかるのか?スキル的には問題が無いのに面接で落とされた場合など、納得いかないのではと思います。
実は、結論から言えばこの「人柄」、これはもう出たとこ勝負です。
職場を2つ以上経験していないとピンとこないかもしれませんが、会社というのは2つあればそれぞれ全く違う社風を持っています。
私が今まで行った中でも、訪問と同時に全ての社員が起立して挨拶してくれる職場もありましたし、スタッフがずっと裸足でヘッドホンをしながら制作をしている会社もありました。タバコを吸う人ばかりで部屋の中が真っ白だった会社もありましたし、徹底的に禁煙、何なら禁酒を唱っているような会社もありました。これらはわかりやすい例ですが、会社はそれだけ皆違うのです。そしてそれぞれの会社に対して、向き不向きが必ず皆さんにもあるのです。企業側も「うちはこういうノリの人じゃないとしんどいだろうな」という雰囲気を知った上で、そんな会社にすんなり馴染める人かどうかを見ているのが、面接という場です。
もちろん、コミュニケーションをして欲しいとか最低限清潔さには気を遣って欲しいとか、社会人として仕事をする上で一定の努力をした上で気をつけるべき部分はありますが、「こういうキャラじゃないとうちはしんどいと思う」というのはある種運命のようなものです。
もしスキルが足りていても面接に落ちてしまった、という場合は、逆にその会社に入っていたら働くのがしんどくなったのかもしれない、と考えるようにしましょう。不当に自分の評価を自分で下げてしまうのは、就転職で最も勿体ない事です。
次回は「希望年収って、どう決めればいいの?」です!