「ラクジョブ新聞」「アニメゲームマンガ経営戦略研究所」に取り組み始めてはや2ヶ月が立ちます。1日のセッション数も、安定的に1000以上をキープし、問合せも着実に伸びているなどメディア運用の効果を実感しています。このマニアックな分野で1日1000セッション以上人が見るのはかなりの成果です。PVが多い記事だと1記事だけで1ヶ月で2万近く見られたりします。
さっそく経営者の方からも「御社のようなブログを運用したいがどうすれば良いか」と質問を受けることが多くなってきました。私のお客さんにもそういった方は多く、何人かご相談に乗っています。経営者の方の話を聞くと、最初はやはりやり方について戸惑う事が多いらしく、やり方について共通した悩みを持っているという事が分かってきました。今回の記事では、一従業員として毎日記事を書いている私から、情報発信のコツについてお話したいと思います。
経営者に共通の悩み「ネタが無い」
多くの方が悩むのは「ネタ探し」だと思います。毎日情報更新した方がいいとは分かっているのだが、いかんせん途中でネタが尽きてしまう。私のお客さんにも多いタイプです。「ネタ切れ」問題については、「新聞や本を普段から沢山読んでください」が答えなのですが、それを言うと身も蓋もないので、少し角度を変えてお話したいと思います。ネタについては、多くの人が陥りがちな勘違いとして、「何かすごいこと」「誰も知らないこと」を書く必要があるのではないか?というものがあると思います。実はこれはコンテンツマーケティングについての勘違いです。
「何を書くか」よりも、「どう書くか」の方を気にして欲しい
まず、情報を出すに辺り、情報の客観性や論理性が最も重要であるという事です。こちらの記事を読んでいただくと分かると思うのですが、内容について何か特別な事を書く必要は、実はありません。
〇SEO Googleが喜ぶ質の高いコンテンツとは?16のポイントをまとめる アニメゲーム漫画専門SEO最強の理由
Googleが評価する情報について要約すると、「専門家の手による、時間をかけてしっかりと作られた興味深い情報であるか」ということになります。「専門家」というポイントについては自分のビジネスに関連する話題であれば充分に「専門家」になります。「しっかりした興味深い記事」については、これは記事のコンセプトが確立しており、内容が筋道だっていれば特別なニュースでなくとも点数は稼げます。例えばこちらの記事を読んでみて下さい。
〇ゲーム開発受託営業 その人月値下げが炎上と倒産の第一歩
https://raku-job.jp/news/companyrep/762/
これは人気記事の1つですが、内容は至って単純な物です。案件を受注するときに人月を5万円でもダウンさせると経営的に大きな支障が出ますよ、という、言わば当たりまえの事を書いているのですがPV数は公開してすぐ500近くをマークしています。専門的でマニアックな記事でこの数字はかなりのものです。
この記事のように、例え話を使ったり数字を用いたりして論理的な展開を持った文章はGoogle評価が高まりやすいのです。
ネタはあなたが知っていること中心で良い
上で話した事に関連しますが、記事にするネタは、自分の知っていることを中心に探して下さい。自分が知っている事で他人にとって何が役に立ちそうか、という視点で探すと見つかりやすいです。
例えばあなたがCGの受託会社につとめているとしましょう。外注担当の横柄な態度に苦しんだ、営業ではこんな風にすると受注が取りやすい、そんな身辺的な事でもコンテンツにする事が出来ます。実際に弊社ではそんな記事も多く書いています。
〇イラストレーター 求人 こんなイラスト発注担当者は嫌われる!
〇ソーシャルゲーム開発担当者さまへ その条件では良い3DCG会社は見つかりません!
こうしたネタは、書く人にとってはなんてことの無い日常的な事柄ですが、論理的にまとまっており、根拠がはっきりとしていれば、立派に他人の役に立ち、SEO対策という観点からも優れたコンテンツに変身するのです。
情報を発信することで、徐々に専門家としてのブランドが確立していく
何かすごいネタがあるから専門家として情報を発信するのではなく、情報を発信する事で専門家としてのブランドは確立していくものです。まずは日頃から大量に情報を発信する癖を付けて行く事が重要です。自分が情報を出す側になって行くことで、自分の視点が自然に情報の供給者へと変わって行きます。そうなればしめた物で、日常生活の中で自然と記事を更新するネタを探すようになりますし、ネタを思い浮かぶようになります。また、自分が情報を出し続けていることで、自然と引き出しが多くなっていきます。
私自身も、この新聞の執筆をするまでは普通の営業マンでしかありませんでした。最初は現場で見聞きした事を中心にした記事が多いですが、だんだんと求人ビジネスについての本を読んだり、ゲームやアニメの歴史についての知識を取り入れて行ったりするうちに、毎日更新するネタに困ることはなくなって来ました。
コンテンツマーケティングは、成果が具体的に出て来るまで通常半年はかかると言われています。ビハイアのようなスピードと分量で更新をしていけば話は別ですが、普通のディベロッパーの会社が限られた時間と人数で取り組む場合、結果が出るまでにある程度の時間は続けていく必要があるでしょう。最初はまず自分の手の届く範囲でコツコツと積み上げて言って欲しいです。更新する体制と習慣が定着すれば、結果は勝手に出てきます。もしその体制づくりが難しい、というのであれば丸ごとビハイアに外注すると言うのも有りです。弊社ではSEO対策記事の制作代行サービスを提供しておりますので、ご興味があればお問い合わせ下さい。