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2016.01.22 アニメゲーム漫画業界で求められる職種、役割 プレイングマネージャーって一体何なの?

shutterstock_221314189プレイングマネージャーってそもそも何なの?

ビ・ハイア株式会社では、アニメゲーム漫画業界に特化して求人サイトラクジョブを運営しております。普段はクリエイターを採用する企業の担当者と話をすることが多いのです。今回はその中で聞いた企業が求めるプレイングマネージャーについてお話させていただきます。

アニメゲーム漫画というと、クリエイティブ、クリエイターというイメージからセンスがある人であったり、専門技能がしっかりしている人というイメージがあります。しかし、企業側としては、センスや技術以外にも求めているものがあります。それがコミュニケーション能力、リーダーシップです。多少センスや技能がなかったとしてもチーム内で積極的にコミュニケーションをとれる人、外部折衝ができる人、チームをまとめることができる人はどの会社でも求められます。

特に中小企業になると、下手すると全ての対外業務を社長が一人で行っていて、少しでもその負担を減らしたいと思っている社長は多くいます。とはいえ、中小企業だけに生産力のない人を雇うほどの余裕もなく、結果的に求められるのは、スキルや技術と対外折衝能力をバランスよく備えた人材ということになり、採用の都合上、「プレイングマネージャー」というように呼ばれます。管理をしながら自分で手を動かすこともできる人ということになるので、業務としては大変ですが、プレイングマネージャーとして仕事することはメリットにもなります。

shutterstock_257203915業界で引っ張りだこの人気者になれる

まず一番わかりやすいところから言うと、職種としての価値が高まります。クリエイターはどうしても現場の仕事をしたがる人が多いので、十分上に立つ実力を持っている人でも現場で仕事したがります。もちろん上に立つと責任も増えるからという人も多いでしょうが、だからこそチャンスです。

会社の経営上問題がないのであれば、現場と管理を完全に分業させることも可能です。しかし、業界全体の状況から言っても現場と管理を兼ねられる人は必要とされていますし、今後も業界はプレイングマネージャーを求め続けます。遅かれ早かれなるのであれば、早いうちから苦労しておいた方が、後々楽ですし、先行者利益にもあやかることができます。

さらに、現場で働いているとどうしても市場が求めているものを作る技術に日々キャッチアップする必要があります。もし、流れに乗り遅れてしまうとすぐに必要とされなくなって淘汰されてしまいます。業界の流れが速いからこそ、自分も日々アンテナを張っておく必要があります。その点プレイングマネージャーであれば、上流工程から情報に一早くキャッチアップできます。

さらに管理は汎用性のある仕事なので、現場の全ての仕事ができる必要もありません。トレンドを理解し、情報として持っておく、その中で必要そうなものはいち早く社内に浸透させることが重要なのであって、自分自身がコツコツそのスキルを自分のものにしなければならないということではありません。

shutterstock_53043505プレイングマネージャーこそが唯一のステップアップの道

また、そもそもの話として、プレイングマネージャーというのは一種かっこつけた言い方でしかないということもあります。誰しもが最初は現場の仕事をします。中にはディレクターから入って仕事しています、という方もいるかもしれませんが、きっと苦労されていると思います。上に立つために全てを理解している必要はありませんが、何も理解していない人は仕事も上手くいかないはずです。社長をやっているような人でさえ、元々はプログラマー、デザイナーをやっていて必要な時には自分でも手を動かしているという方も多いです。

逆に言えば、業界のどんな職種で仕事している人であってもチャンスはあります。あとはやるかやらないかです。ただし、大企業で仕事している人だと、上が詰まっていて、上に上がろうにも上がれないというパターンも多いです。アニメゲーム漫画業界は業界自体が非常に若い人たちで構成されています。しかし、若い人であってもいずれは年を取ります。その時の選択肢は大企業に行くか中小企業で上に行くか業界からはじき出されるかしかありません。少なくとも35歳までに大企業に行くかある程度のポジションを獲得するかということができなかった人は、若くて素直で多少生産性は落ちても安く雇える人たちに代替されてしまいます。

shutterstock_119776345責任とプレッシャーがあなたを成長させる

プレイングマネージャーになるのに万全の準備が必要ということはありません。たとえ万全に備えることができたとしても、業界そのもののトレンドが変化してしまえば無意味になってしまいます。大切なのは、まずプレイングマネージャーになってしまうこと。必要なものは、プレイングマネージャーになって仕事する上でわかるようになります。また、上に立てば否応なしに責任が伴うので、それに応える必要性から急速に成長します。

成長した人が上に立つのではなく、上に立つ人だから成長します。「成長したい」という言葉の裏には、どうしても「成長させてほしい」という他人任せな部分がにじみ出てしまいます。成長とは「責任を取るのでやりたいです」と言える人だけ勝手にしていくものです。責任を負いたがる人は少ないので、手を上げさえすれば、喜んで検討してくれます。

プレイングマネージャーになるかならないかは、安穏とした日々を過ごすか責任をバネにして成長するかの2択と言えるかもしれません。ラクジョブに掲載されている会社でも、現場だけでなく管理もしてくれるプレイングマネージャー的な働きを期待している求人も多くあります。ぜひ求人情報を見るときには、その部分にも着目して転職先を検討してください。

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