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2016.01.02 アニメ 3Dデザイナー 求人 アニメの背景を目指す人へ。外に出て様々なことを体験しよう!

アニメの世界観を作り上げる背景

アニメの世界観を作り上げる背景

アニメの制作は様々な職種のクリエイターたちがそれぞれの作業を分担して作っています。その中の一つである背景制作について今回はスポットを当てて話を進めていきたいと思います。

まずアニメの背景というとどんなイメージでしょうか?背景は最近3Dで制作することも増えてきましたので、3Dができる人を募集している場合もよくあります。実際に有名なアニメの背景制作会社の募集内容を見てみましょう。

kusanagi2016-01-02 9.31.38
株式会社草薙 採用情報
https://www.kusanagi.co.jp/#!—-/yxot4

bihou2016-01-02 9.32.45
株式会社美峰 業務委託スタッフ募集
https://www.bihou.com/recruit.html

company
有限会社スタジオイースター 採用情報
https://www.studioeaster.com/recruit/index.html

totonyan2016-01-02 9.34.46
株式会社ととにゃん 採用情報
https://www.totonyan.com/recruit.html

いずれのスタジオでも3DCGデザイナーの募集をしています。それと同時にPhotoshopを使用できる人も募集しています。雇用形態に差はあれど背景をするならPhotoshopもしくは3DCGツール(主に3ds
Max)を扱えることがある程度必要な条件となっています。ここでは主にアニメの話に焦点を当てていますが、たいていのアニメ背景制作会社はゲーム背景制作にも参加していて、アニメとゲームと両方の背景制作に携わることになります。

絵の具背景を・・・卒業します!

絵の具背景を・・・卒業します!

背景制作はデジタル化が進む前は絵の具で背景を制作していました。そのためベテランの背景の人が作る絵の色を新人が表現することはなかなか難しく、実際に現場に投入できるようになるのに3年はかかっていました。それがデジタル化によりもちろんアナログの表現のほうが美しいという人はいますが、デジタルによって大きく変わったのが新人を現場に投入できるようになるまでの期間です。それまで3年とか5年とかかかっていたところから、一気に短縮して早ければ半年から1年で現場に投入できるようになりました。ベテランの人が作成する色もコピーすれば寸分たがわず同じ色をだれでも再現できます。それが投入期間を短くする大きな要因となりました。そのため今ではデジタルで制作するのが当たり前で、上記に挙げた株式会社草薙や有限会社スタジオイースターなどは早くにデジタル化を制作の現場に取り入れることで格段に仕事のスピードが速くなりました。

そんなアニメ背景制作会社に就職してアニメやゲームの背景制作に関わりたいと思っている人に、ここで有名背景スタジオで美術監督をされている方から聞いた話をお伝えします。

偉い人「描き手の中にある知識や経験が大事なのだー!!」

偉い人「描き手の中にある知識や経験が大事なのだー!!」

背景というと絵がうまいことが前提になるのが当然ですが、単にいろんなアニメを見るだけでいい絵が描けるわけではありません。アニメもさることながらゲームにおいても実際に存在しない惑星や世界など、頭の中にしか存在しえない世界を絵として表現するときは多々あります。そんなときにアニメを見ているだけではほかの作品と似たり寄ったりになりますし、質感やその背景から漂うにおいなどがとても薄っぺらいものになります。ではどうすればよいのか?それはとても単純な話ですが、外に出て触れるもの、見ることができるもの、体験できることは積極的にやっていきましょうということです。要するに絵を描くために、しかもオリジナルの実際に存在しない世界の風景を制作するというときに最も肝となるのは、その描き手の中にある知識や経験です。それをもとに新しいものを生み出していきます。例えば川のそばにある大きな岩に触れたことがあるでしょうか?緑が生い茂る中に川が流れていて、そばの岩の上にトンボが止まる。アニメでよく見かける風景ですが、実際に触れてみないとわからないことがたくさんあります。質感もそうですし、苔の生え具合やにおい、重さ、岩を持ち上げた時にその下にいる虫など、たった一つの岩でもとても多くの情報が詰まっています。それを体験しないのは非常にもったいない。わざわざ遠くまで出かけるまでもなく、電車で少し移動したところにそういった未知の体験はたくさんあります。アニメを見る以外にもそういった実際に外に出ないと味わえない体験をしてほしいと思います。アニメに限った話ではないですが、クリエイターにとってその人の知識や体験は0から1を生み出すための生命線ともいえるものです。それをたとえいくつになっても増やし続けないとクリエイターとして成長することをやめたも同義です。今回の話は特段大きな費用が掛かるわけでもないですし、考え方次第では家から会社に行く間でもそういった未知の体験を味わうことはいくらでもできると思います。ぜひそういった意識をもって毎日を過ごしてみてください。

いくつになってもどんどん新しい事を経験・体験して表現の幅を増やしていきましょう!

いくつになってもどんどん新しい事を経験・体験して表現の幅を増やしていきましょう!

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