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2016.07.12 就職 未経験 ゲームプログラマーになるために学生のうちにしておくこと

Nerd with glasses hacking websitesゲームプログラマーになるために

記事を読んでいただきありがとうございます。今回取り上げるのはゲームプログラマーになりたいという人向けの記事です。特にこれから就職するという人も、まだ就職は先の話だけど、ゲームプログラマーになりたいと思っている人向けに、就職する前にしておくことを伝えていきたいと思います。

多くの人がゲームプログラマーになるための手段として今は専門学校があり、専門学校に入って勉強し就職活動をするという流れがひとつあります。もしくは大学で理系の情報処理系の学部学科から卒業して就職するというのもあります。それ以外に別業種のプログラマー経験を元にゲーム業界に転職するという方法もあります。

いろいろありますが、就職を前提に考えていくと大きく分けて専門学校に入るか大学に入って就職活動を経てゲームプログラマーになるという形が一番大きいと思います。その就職に至る過程の中でなにをしているとよいのかというと、やることはいろいろあります。そのやることに関してその中でもこれは絶対やったほうがいいということについてお伝えしていきます。

shutterstock_302876600-330x228学生にしかできないこと

一番はいろいろと遊ぶことです。それはもう海に行くのでも山に行くのでもサバゲーをするのでも、スポーツをするのでもなんでもいいです。ゲーム業界に入りたいからゲームしかしないというのは、ものすごく可能性を狭めますし、ゲームを作っている人たちも自分自身の体験から来る創造性を駆使して新しいゲームを作り続けているので、自分自身の引き出しを増やすためにもゲーム以外のこともぜひしてほしいと思います。

続いて友達をたくさん作ってほしいと思います。たくさんでなくてもいいですが、一緒に遊んだりさまざまなことを経験する友達を増やしましょう。その友達と一緒にゲームを作れたりしたらそれはもう最高だと思います。実際に友達が自分の作ろうとしているゲームへの新しいアイディアを生み出すきっかけになってくれるかもしれませんし、そもそもいろいろと相談できたり、深い話ができる友達がいるだけで人生が豊かなものになるでしょう。そもそも就職した先でゲーム制作を一人で行うということはもうほぼありませんので、誰かとコミュニケーションをとりながら開発を進めていくことになります。そういったときのコミュニケーション能力という意味でも友達を作るということは有効です。

shutterstock_294148979-330x220-330x220そしてこれも必ずやってほしいこととして、専門学校で授業としてゲームを作っている場合でも、それとは別にゲームを自分自身で作りましょう。もちろん一人だけで作ってもいいですし、友達と一緒に作るのもよいです。ゲームを作り完成させるということは、勉強して机上の空論を振りかざすよりよほど意味があるし、実際に開発上の苦労や抑えておくべきポイント、わからないことに関して調べる癖、ゲームに関するアイディアや0から1を生み出す苦労、自分の強みや弱点など、さまざまなことが浮き彫りになります。それは実際に作るという行為を通じてしか得られない結果と経験です。実際に自分で制作してみた結果、もっとここを突き詰めていきたい、ここが面白かったからもっと掘り下げたいというところも出てくるかもしれません。だからこそ、最低でも1作、できれば5作10作となるべく時間を投下してさまざまなゲーム制作にチャレンジしてみてください。

最後に私がお勧めするのは読書です。読書をすることで、いろんなことを経験した人がさまざまなエッセンスを凝縮し一冊の本に仕上げたものから、多くのことを擬似的に体験できたりイメージできたりします。大量のインプットをするためには新聞を読むことも含め、読書をおいてほかに費用対効果があるものを知りません。自己投資を行うのであれば読書をまずおすすめします。実際に私がインタビューした老舗ゲーム会社である株式会社サクセスの代表取締役社長である吉成さんも教養を身に付け大量のインプットを行うことの重要性について話をしています。

shutterstock_258097682-330x219学生の本分となりたい理由

ここまでした方がいいことを書いてきました。そもそも学生の本分は勉強です。お金を払って学問を教えてもらいそれを自分の血肉とします。学校は就職するために入った職業訓練機関ではありません。専門学校で専門的な技術を身に付けるといってもそれも本来は勉強として行うものであり、就職のために身に付けるものではありません。

立ち返って考えてみていただきたいことはなぜゲームプログラマーになりたいのか、何を成し遂げたくてゲームプログラマーという選択肢を選んだのか。そういった部分に着目して考えてみてください。とりあえずゲームプログラマーのコースに入学して、プログラムはなんとなく面白いなだからいこうかな、程度ではその先は大変です。明確に何か目標を決めてそれを実現するためにはゲームプログラマーになることが必要という考え方がないと、ちょっと厳しい場面に直面するとあっという間に心が折れて挫折してしまいます。したいことがあり、それを実現するためにプログラマーの勉強をしたり、それ以外にもさまざまな経験をつんで、最終的な目標を達成するということが一番重要です。その上で、今回取り上げた今のうちにしておくべきことに改めて取り組んでみてください。

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