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2016.06.03 ゲーム 新感覚 バーチャルがリアリティに!?VRではなく、バーチャル景品がリアルに届くスマホクレーンゲーム『神の手』リリース!景品第1弾はAKB48の「空気」!?

VRが流行っていますが・・・

巷では、VR(バーチャルリアリティ)が流行っており、3Dで制作した没入感の高い映像を専用のヘッドマウントディスプレイで見ることによってリアリティの高い新しい体験ができるということで技術的にもマネタイズ的にも大変な盛り上がりを見せています。そんな業界に一石を投じる・・・かはわかりませんが、ある意味バーチャルがリアリティになるという新しいスマホゲームの形を提案するのが、新アプリ『神の手』です。ネーミングセンスからしても怪しい・・・。一体どう言うものなのかはまずはこのプロモーションビデオをご覧ください。

shutterstock_294148979-330x220-330x220商品がリアルに届く!

スマホアプリで3Dのクレーンゲームをプレイし、取れた商品が実際に家に届くという仕様は最近のガチャ主体のスマホゲームにはなかったアイディアです。とはいえ、実はオンラインゲームの業界ではサイバーステップ株式会社が運営している「オンラインクレーンゲーム トレバ」や、株式会社ネッチが運営している「ネットキャッチャー NETCH」がありました。

これらと『神の手』の違いは、実写のクレーンゲームか、3Dで表現した架空クレーンゲームかの違いです。今までの『オンラインクレーンゲーム トレバ』や『ネットキャッチャー NETCH』などのオンラインクレーンゲームは実際に運営会社の一角にクレーンゲーム筐体を置き、家でプレイする人がポイント課金をすることでリアルタイムに実際にクレーンゲーム筐体をプレイし動かしている様子をライブ配信することでゲームを行っていました。しかし、回線の接続状況や筐体の調子も影響するため、リアルなクレーンゲームをプレイすることでの公平性はありつつもマシントラブルやリアルタイムに商品を補充して行かなければならないなど運営元企業のマンパワーが必要になることも問題となっていました。

しかし、今回の『神の手』はクレーンゲーム部分も3Dでできた仮想クレーンゲームのため、筐体トラブルやマンパワーをそれほど必要としなくなりました。また、クレーンで挟むのが3Dの缶のため、クレーンゲーム筐体の中に入らないような形状の商品であっても、缶を取る事によってそれに置き換えることができるようになり、より商品の中身が自由になりました。持ち帰るのに不便な商品だったとしても、アプリで取って家に郵送で届くという利便性があります。

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ただ、その問題点としてリアルなクレーンゲームではないためゲーム性に対して運営元で操作ができるという点があげられます。しかし、それは一般的なスマホゲームのガチャでも同じ事で、以前はコンプガチャ問題やグラブル問題で、当たり確立の表示を巡る規制にも発展しました。現在はガチャに関しては任意でガチャ確立を表示させることで一端の解決を図っているところですが、このクレーンゲームにも確立表示などを適用させるのか、などに関しては問題に上がる可能性はあります。

また、クレーンゲームの楽しみの1つには複数人でクレーンの脚と商品の攻防を臨場感もって見つめ、一喜一憂して盛り上がるというのが一種のデートや仲間同士での遊びでの定番となっているという点が上げられます。商品を購入すると言うよりもむしろ手に入るかはいらないか分からないというギリギリ感を楽しむところにクレーンゲームのおもしろみがあるため、1人でスマホを見つめてプレイするというところにどれだけの面白さを持たせられるか。というのが課題と言えるでしょう。

実際に、オンラインクレーンゲームは個人で商品を黙々と取るユーザーよりも、ニコ生やYOUTUBEでオンラインクレーンゲームをプレイしながら盛り上がる様子を生配信している事例も多いようです。最近では、スマホ画面を生配信できるアプリも出てきているため、『神の手』も同じようにクレーンゲーム生配信をされていくといった発展もあるのかもしれません。ティザーサイトには「のぞき見」「マルチプレイ」と言った文章も記載されています。それがどういった仕様のものなのかはまだ明らかになって居ませんので、期待して続報を待ちましょう。

kaminote神の手第1弾景品はAKM48の空気!?

そして、『神の手』の最大の売りポイントは総合プロデューサーとしてAKB48のプロデューサー、秋元康さんを迎え、第1弾景品としてAKB48の総選挙の「場の空気感」を詰め込んだ「場空缶」を目玉として紹介しています。「メンバーのターニングポイントとなる会場のあの熱気…その場にいないと体感できないあの空気…年に一度の集大成、それが発表されるあの瞬間…今この時、あの瞬間の場面の空気を缶に閉じ込めました。」というキャッチフレーズなので、AKBファンには確かにたまらない景品になっているかもしれません。

こうしたニッチな層に受ける商品展開を続けていくのであれば、クレーンゲームを楽しみたいという層ではなく、限定の商品を自らの手でリアルタイムに手に入れられるか入れられないかといったスリルを楽しみたい新たな顧客層を掴むことも出来そうです。

情報は下記よりご確認下さい。
『神の手』
2016年6月18日(土)リリース予定
https://www.kami-no-te.com/

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